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「お薦めの一冊」



アッシュとあるいたヨーロッパ  M.シュナウザーのアッシュ君と飼い主さんご夫妻がレンタカーで2カ月間旅したヨーロッパ旅行記です。
 旅した距離は、ドイツを起点に、パリ、アルザス、ブルゴーニュ、プロヴァンス、ボルドー、ピレネー、コートダジュール、イタリアン・リビエラ、トスカーナ、ドロミテ渓谷、オーストリアの1万3000キロ。
 旅先でのエピソードの数々や出会ったワンちゃんたちとの交流などがテンポよく楽しく語られています。
 ヨーロッパで開催されているドッグショーの様子やワインの話など、興味深い話でいっぱいで、読みはじめると一気に読んでしまいす。私は、あまりの面白さに、電車を乗り過ごしてしまいました。(;^_^A
 美味しい料理の話にはお腹がグーグーなりますよ。
 犬を連れて海外旅行をする場合のアドバイスも書かれていて、犬を連れて海外旅行を考えている方には必携の一冊です。
シュナファンだけでなく、愛犬家にはとてもうらましくて、そして、とてもすてきなお薦めの一冊です。
 ヨーロッパの犬たちって意外と。。。

 アッシュ君には演出家の菅野こうめいさんのホームページで出会えます。
 会員番号は#653です。弟分のハービー君(#645)もいます。
 ついでに、うちのリッキーは#553です。
    『アッシュと歩いたヨーロッパ』
    著者:坂本徹也 写真:坂本光里
    発行:主婦の友社 発売:角川書店 
    定価¥1600(本体)ISBN4-07-228275-8


「アッシュママからのコメント」

 「アッシュと歩いたヨーロッパ」は、 私とダンナである徹也が愛犬アッシュ、(ミニチュアシュナウザー、オス、当時6歳)を連れて、ドイツ、フランス、イタリア、 オーストリアを、65日間にわたって歩いた旅の記録です。

  最初、旅の大きな目的のひとつは、 ヨーロッパのドッグショーをたずねて、そこで知り合ったシュナウザーのブリーダーさんたちと交流を深めるということにありました。 ですが、結果的にはアッシュといっしょに小さな田舎町に行って何気ないホテルに泊まり、カフェやレストランに入り、 地元の人たちや犬好きな観光客の人たちとアッシュを通じてふれあうこと、会話を楽しんむこと……途中からはそれが何よりの楽しみ になりました。犬を連れてどこにでも出かけていく私たちを、みんなが快く受け入れてくれたからです。

アッシュとあるいたヨーロッパ

 写真は、ブルゴーニュのコートドール(黄金の丘)を ワインハンティングして歩いたときのものですが、ワインの試飲をさせてくれる町中のカーヴも、ミュージアムを併設したシャトーも、 どこでも犬連れでOK!それがもう当たり前なのです。ヴォーヌ・ロマネ村の小さなカーブをたずねたとき、アッシュは無愛想で 無口な売り子のマダムの飼い犬(フレンチ・ブリタニアン・スパニエル)とすぐになかよくなり、マダムと私たちとの間に和やか なムードをつくりだす役割を果たしてくれました。犬を連れていることが、コミュニケーションの糸口になるのですね。

 また、シャンボール・ミュジニィという村に素敵なホテル つきのシャトーを試飲でたずねたときには、アッシュはそこのおしゃべり好きのマダムから大歓待を受けました。彼女は犬が大好 きらしく、ほかのアメリカ人観光客をずっと待たせたまま、使い捨てカメラを買ってこさせてアッシュの写真を撮りまくりました。 彼女いわく「まあまあなんてカワイイ、キレイな子なの。トレ・トレ・トレ・ボンよ!」というわけです。

 そうそう、ニュイ・サン・ジョルジュのカフェで昼食をとっ たときのこと。そのカフェは道に面してテラスが張り出していたのですが、徹也はそこに「自ゥ
由にお描きください」と置いてあったチョークで大きくアッシュの絵を描き、「アッシュ」とサインをしたのです。そして、 その日の夕方、宿のあるサヴィ
ニー・レ・ボーヌにもどって小さなワインショップに立ち寄ったところ、中から「やあ、アッシュじゃないか!!!」という 大きな声が聞こえてくるではあ
りませんか。私たちは何かの間違いだろうと一瞬耳を疑いました。ですが、中にいたイギリス人の4人連れはみんなにこにこ してアッシュを迎え入れようとしています。それは、同じカフェで昼食をとっていたグループの人たちなのでした。それにしても「ア ッシュ」という名前は、彼らにとってきっと印象的だったのでしょうね。

 もう一枚の徹也とアッシュの写真は、 ボルドー市にほど近いサン・テミリオンの急な坂道でのものです。坂道にお洒落なレストランや小さな雑貨屋さんやワインシ ョップが並ぶこの古い町は、今回訪れた多くの町や村の中でもとくに印象にのこる大好きな町のひとつです。
65日間という長期旅行の最大のメリットは、ふだんの短い行程の旅行ではなかなかプランに組み込めない、こうした小さな町 や村にまるまる1日を費やすことができたことです。これも犬時間を中心に考えた犬連れ旅行の副次的なメリットだといえるでしょう。
アッシュとあるいたヨーロッパ
 いま思い返せば楽しいことばかりですが、行っている最中はアッ シュの体調や安全にしじゅう気をつかっていましたし、予定どおり事が運ばずイライラすることもたくさんありました。 しかし、そんなマイナス面を軽く吹き飛ばしてしまうぐらいの貴重な体験……旅のすばらしさの原点を思い起こさせてくれるよ うな感動と人びととのふれあいがあった、それは事実です。今回発行された「アッシュと歩いたヨーロッパ」には、全部で21の お話しか収められていませんが、じっさいに徹也が書いた原稿は31編からなるものでした。じつはまだまだたくさんの感動や、 一か八かのきわどいシーンがあったというわけです。いつの日にか、またそのお話をする機会にめぐまれることを祈りつつ……。

PS つぎに思い描いているのは、「アッシュ、アメリカを往く」そして「アッシュと歩いたイギリス」という続編、続々編の プランです。ですが、その前にまずは本編をじっくりとご堪能くださいね!         坂本光里


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