イギリス旅行(その11 ロンドン駅前で飲む)
念願のBass Museum訪問を終え、すっかり良い気分になって帰路に付きました。途中のバーミンガムで乗り換え時間が有ったので駅前を散歩して、ちょっとパブに入って2杯ほどひっかけてロンドンに戻りました。

ロンドンのユーストン駅に着いて、あとはホテルに向かうだけなのですが、イギリス旅行の最終日、ここまで無事に旅行を終えることが出来、パブで一人で祝宴をあげようと思うのは当然の気持ち。もちろん次のドイツでの無事の祈願も兼ねている、要はもう少し飲みたいのであった。
朝に目を付けていた、ユーストン駅前のパブに入ります。店頭にFREE HOUSE(注1)とあり、またCAMRA(注2)が出しているGood beer Guideというパブのガイドブックに2000〜2002年版に連続して掲載されているとの掲示があって、なかなか良さそうな店だ。それ以上にパブのサインに蒸気機関車を使っていることが、汽車旅が好きな私の興味を引いたようだ。店内に入ると如何にもパブらしい店内に、蒸気機関車のプレートらしい金属板が飾られている。もしかしたら店主は鉄道ファンなのかもしれない。平日の夜とあって会社帰りのスーツ姿が多くて繁盛しているようだ。そこへ旅姿の東洋人が入っていくのだから目立ってしまう。周りの客たちの視線を集めるが、次の瞬間には興味の無いふりをして、もとのおしゃべりに戻る。イギリスで多い反応だ。
カウンターの中央にハンドポンプが4組、その左右にヨーロッパ大陸の銘柄を中心にサーバーが4組ずつ並んでいる。この店では10種類以上のビールが飲めるわけです。まずは中央のBITTERと札が付けられた銘柄から飲み始めます。次にIPA、ちょっと浮気してベルギーのヒューガルデンのホワイト、そして、そして、イギリス最後の夜に相応しい、深い夜を居心地の良い店で過ごしたのでした。


注1:FREE HOUSE
ビール会社直営や系列、パブ会社の経営といった大きな組織に属さず個人経営のパブのこと。どの種類のビールや酒を置くのは店主の自由なので、こう呼ばれている。

注2:CAMRA
Campaign for real Aleの略で、伝統的なイギリスのエールを守ろうとする消費者運動。1971年に発足し、ヨーロッパ最大の消費者団体と言われている。ここでの成功がアメリカにクラフトビールブームを起こし、それが日本に伝わり今日の地ビールブームの発端となっている。公式サイトは下記の通り。
http://www.camra.org.uk


その12に続く
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