イギリス旅行(その8 Tower Bridge)
思えばロンドンの街中をウロウロしていますが、観光客が行くような場所には全く行っていません。ビッグベンとかタワーブリッジとか観光ガイドの写真に掲載される場所には行っていないのです。明日以降も行く時間的な余裕が有りません。もうすっかり陽が傾いて暗闇に包まれてきましたけど、全てを味わう時間はありませんが、すこしでも散策をしてみよと思います。地下鉄を乗り継いでロンドンブリッジ駅に向かいました。地上に出て適当に歩くとテムズ川にかかるロンドンブリッジに出ました。これは有名なタワーブリッジの一つ上流側の橋になります。他の区間は解りませんが、2つの橋の間の右岸には遊歩道が完備されていて、すっかり暗闇に包まれていますが、安心して歩くことができます。
タワーブリッジが近づくにつれて、観光客風の人達が目立ってきました。2つの橋の中間に1隻の軍艦が係留されています。第二次大戦にも活躍した軍艦ベルファウスト号HMS Belfastで、先ほど見たナローボートとは同じ船とはいいながら、全く別物と言えるような風格をテムズ川に浮かべています。搭載されている主砲の大きさから軽巡洋艦でしょうか、それでも退役したとはいえ“いくさぶね"ですから独特の迫力があります。主砲に大きく仰角をかけているところは、戦勝国の誇りの現われであろうか。

タワーブリッジが近づいてきました。ロンドンを代表する観光名所で、多くの観光客が訪れています。夜間にはライトアップされ、その美しさは格別なものがあります。橋の中央部は跳ね橋になっていて、その機能は現在も活きていますから、運が良ければ橋が跳ねているところを見られるかも知れません。この橋を週末のライトアップの時間に渡るのは観光客だけのようですが、さすがに全世界から観光客が集まってきています。ふと周りを見渡せば、いかにもアラブ系やインド系といった人達のほかに、東アジア系の人達の姿も見受けられます。そしてその人達の多くは私が理解できる言語を話している、私と同じ日本人でした。


その9に続く
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