山陰・九州旅行(その1)
私の旅立ちはいつもギリギリで、ちょっとしたトラブルに見舞われることがあります。今回の場合がまさにそれ。出発した8月12日の午後から夜にかけて関東地方が雷雨に襲われ、あちこちで列車の運転が乱れていた上に人身事故が加わって、混乱に拍車をかけていました・・・という前置きはともかく、私は予定していた「ムーンライトながら91号」に見事に乗り遅れました!。その場では私自身も混乱しましたが、何とかリカバリーして、計画通りに戻りました。大垣、米原、相生と乗継ぎをこなし、もちろん席を確保しての快適な汽車旅です。
今回の目的地は九州ですが、岡山から山陰の寄り道します。岡山までは普通列車の乗り継ぎでしたが、岡山から新見まではスケジュールの都合で特急を使います。普段着の普通列車から、よそ行きの特急へ。車内の雰囲気も変わりますので、私も一呼吸。車内販売のお姉さんから缶ビールを購入して、まずは1本。昼からのビールは効きますね〜。
このまま特急に乗っていれば、今日の目的地の出雲市まで行けるのですが、せっかく寄り道したのですから、さらに寄り道しましょう。新見で特急列車から乗換えて芸備線へ。さらに乗換えて木次線へと進んで行きました。どちらもJR西日本のローカル線で、今回乗った区間の運転本数はとても少なく、1日に僅か3本なのです。中国山地を走るので急坂や急カーブが続いていますし、沿線に住んでいる人も僅かです。そんな路線に乗りに行くのは、ごく限られた地元の方と、わざわざ乗りに行く物好きな人です。私もその1人ですが。
1両のディーゼルカーはコトコトと走っています。突然に線路が途切れました。これはスイッチバックと呼ばれている線路の敷き方。坂を行ったり来たりして高さを稼ぎます。急坂を降りてきたところが出雲坂根駅。延命水と名付けられた湧き水が出ています。ちょっと休憩の列車から、僅かな乗客たちが水を飲みに降りてきました。そんなノンビリとした列車です。

神社のような出雲横田駅

中国山地を木次線で越えて、日本海側に着きました。旅立ちでトラブルがあったものの、その後は順調に行ったので、今夜は祝杯をあげることにしましょう。目指すは島根県の出雲路ビールです。
http://www.ekinan.co.jp/
場所は西出雲駅の真ん前。サイトには所要5分とありますが、私の足では30秒もかかりませんでした。これほど駅から近いビール屋さんも珍しいです。レストランのほかに季節営業のビアホールヴァイキングが行われていました。夕方なのでお腹も空いていましたし、飲み放題込みで3200円も手頃だったので、そちらを選択しましたが、冷静に考えてみればヴァイキングは家族連れやグループで楽しむもので、中年オッサン独りが行くものでは無いですよね。案の定、夏休みの小さな子供の歓声が騒がしい部屋の片隅で飲むことになりました。もう開き直ってビールを飲むしかないです。
ビールの方もセルフで、いちいち注ぎに行くのは面倒ですが、自分の好みの量をのめるので痛し痒しです。でもヴァイツェンの出来は良かったですね。東京でのイベントに出展していて、出来に注目していただけに、此処まで来た甲斐がありました。

ヴァイキングの時間制限は無かったと思いますが、列車の時間が有りましたので、「へろへろ」から「べろべろ」の頃に店を出て、今夜の宿がある松江市まで移動しました。

その2に続く
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