湘南蔵元麦酒

湘南麦酒蔵
神奈川県茅ヶ崎市香川2297
電話:0467−52−6111

湘南茅ヶ崎と言えばサザンオールスターズ
その歌詞にも出てくる烏帽子岩を麦酒のロゴに使っています

【アクセス】
JR茅ヶ崎から相模線に乗り換えて10分ほど、香川駅から駅前の道を右手に道なりに歩いて踏切をわたって進んでいくと、看板が立っています。10分ほどで到着します。
湘南と言っても、海岸線から4〜5キロ離れていて、湘南というイメージよりは近郊農業地帯といった雰囲気。高級住宅街ではなくて畑が広がっています。
ちなみにあと一駅進むと、有名な寒川神社があって、日頃から飲んだくれている人は、地ビール訪問を前に身を清めてから飲んだ方が良いかもしれません(^^)。



【店の雰囲気】

地ビールを造っているのは熊澤酒造という酒蔵です。明治5年創業という歴史を持ち、いまでも日本酒も造っています。訪問すると敷地内には空き瓶のケースが並んでいたりと、いかにも造り酒屋といった雰囲気です。ビアレストランは敷地の中でも奥まっている場所にあって、地ビールの醸造設備の脇を通ってゆきます。この辺りまで来ると麦酒の香りが漂っていて、「飲もう!」という気持ちがわきあがってきます。

地ビールレストランは、古くからの蔵を改装し、かつ増築してスペースを確保しています。どちらも天井を高くとっていますので、狭さを感じさせない造りになっています。

何よりも感心したのは、若い男性の店員さんのキビキビとした動き。これだけでも店のクオリティの高さを感じます。

      

写真上が増築部分、下が古来からの蔵を改装した部分


【ビールの味】
ビールの方は、湘南の名を冠したビター(ヘレスタイプ)、ルビー(アルトタイプ)、リーベ(シュバルツタイプ)にヴァイツェンボッグの4種類です。


写真の左からリーベ・ルビー・ヴァイツェンボッグ

ビターは、淡色系ビールらしい爽やかな飲み口、その割にはモルトの味がしっかり感じられる、苦みを抑えてモルトを出す、いかにもヘレスといった味付けはとても好感が持てます。関東エリアですと多摩の恵み(東京都福生市)に匹敵するような美味しいヘレスです。
ルビーの方は濃色系のビールですが、香りは抑えられています。でも口に含むとしっかりとしたモルトの味が確実に伝わってきます。ホップは抑え気味で、とてもコクのあるビールです。酔ってくると、今まで抑えられていたモルトの香りとか味がダイレクトに伝わってくるようになります。何とも不思議なビールで、飲んでいるとクセになります。
リーベは黒色系ビールの割には、強い香りとか味が抑えられています。確かにロースト麦芽の香ばしい香りや焦げた苦い味はあるのですが、意外にドライ系のサッパリした後味のようです。
ヴァイツェンボッグは、いかにもヴァイツェンらしい、フルーティな香りがヘヴィに発せられています。飲み口の方も、普通のヴァイツェンとは違って、とても飲み応えがあります。フルーティさよりもコク重視の味付けは、重い料理に合うでしょう。こちらは酔ってくると、コクの中に隠れている苦みが感じられるようになります。

全般的に、ホップよりもモルトを前面に出した味付けです。サッパリした苦みよりもコクを重視しているようで、豊富な料理のメニューと合わせて、雰囲気を味わいながらゆっくり飲みたいですね。飲んで酔ってくると、隠されていた違った味が顔を出してくる、そんな不思議なビール達でもあります。

お通しとして麦が出されます。麦をかじりながら料理が出てくるのを待つことにしましょう。

酒蔵ですから、日本酒も飲むことが出来ます。こちらの方が好きな人も訪問しやすいです。

ビールの味 ★★★★(ビター)
★★★★(ルビー)
★★★☆(リーベ)
★★★★(ヴァイツェンボッグ)
酔うまで飲もう。隠れた味がわかる
料理の出来 ★★★★(種類・量も豊富)
店の雰囲気 ★★★★(店員さんの動きが良い)
アクセス ★★★★(香川駅から徒歩10分)
お勧め度 ★★★★☆(酒蔵のビール!)

訪問日:平成12年9月

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