小江戸蔵の街ビール

小江戸と呼ばれ、古い町並みが残る川越
地域の名産品であるサツマイモを使った地ビールです
味については賛否両論あるようです


川越駅からバスで20分程度、坂戸市や川島町との境に近い地域に小江戸ブルワリーはあります。ここの特色は、何と言っても地元の特産品であるサツマイモを使った発泡酒、「サツマイモラガー」です。先日、仕事で近くに行った際に、立ち寄ってみました。

現地の古い倉庫を改装したらしい建物は、外から見るとちょっと安っぽい感じがしますが、中にはいると綺麗に改装され、倉庫独特の高い天井と相まって、ビアホールの雰囲気を出しています。訪問した日は金曜日ともあって、家族連れやカップルで賑わっていて、良い雰囲気を出していました。



席に着くと、店員さんがテーブル毎にあるランプに灯りをともしてくれます。こういった小さなサービス・雰囲気作りは嬉しいです。窓辺にあるホップの飾り付けもビアホールらしくて良いですね。


で、話題の「サツマイモラガー」ですが、泡の香りはラガーらしい苦みの奥に甘い香りを感じられます。ちょっと口に含んでみても、ちょっと重めの甘口の味付けです。そして、グイと飲んでみると、口と喉の奥に広がる味は独特のボリューム感があります。それはビールというより、若々しい薩摩焼酎といった感じで、良く言えばヘヴィで独特な荒々しさ、悪く言えば雑味です。


左からサツマイモラガー・地ビールNo.1・ヴァイツェン・


この辺りが、このビールの評価を二分していると思うのです。私が初めて訪問したときには、このサツマイモラガーの味に閉口してしまったのですが、縁有って二度目の訪問をした際には、この妙に印象に残る味の虜になっていました。すっきり感とは縁遠い味付けのビールですが、夕食の、ちょっと重めの料理にはピッタリ合います。肉料理、チーズがたっぷりのったピザ、そしてサツマイモを使った料理・・等々、腹いっぱい飲み食いしたい時には最適かもしれません。

飲む人が地ビールに対して何を求めているかが評価の分かれ目でしょう。国産のビールメーカーよりハイクオリティなビールを求める人には受け付けないでしょう。逆に“地”ビールを求めるのなら、この荒々しい味はとても魅力的です。


余談ながら、スッキリしたビールを飲みたいのなら、ここのヴァイツェンはスッキリ系ですので、そちらもどうぞ。

ビールの味 ★★★★☆(麻薬のようなビールだ)
料理の出来 ★★★☆☆
店の雰囲気 ★★★★☆(外観は安っぽいけど、中身で勝負)
アクセス ★★☆☆☆(川越駅からバス20分)
お勧め度 ★★★★(地ビール好きなら訪問すべし)



訪問日:平成12年7月
12年8月

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