四国・中国地ビールめぐり(その4)
福山駅に戻り、山陽本線で先日に訪問した倉敷に戻り、ここから伯備線に乗り換えます。お盆の帰省で混雑している列車は何と2両編成!。大きな荷物を抱えた家族連れで一杯です。立っているから外の景色を眺めるには上等なのですが、酔っぱらった足で長い時間揺られるのはツライです。高梁川の流れが・・・なんて言っている場合では無いようです。結局、乗った列車の終点である新見まで立ちっぱなしでした。
新見からは座れまして、アッという間に寝入ってしまい、大山Gビールの下車駅の岸本駅までのすぐに着いてしまいました。下車駅である岸本駅の前には何もなく、かろうじて地元のタクシー屋の事務所があるだけ。誰もいない事務所から営業所に電話をかけてタクシーを1台呼んでもらいました。タクシーに乗ってしまえば大山Gビールの店まですぐに着きましたが、メーターの方もすぐに上がってしまい、メーターの動きを見ているだけで、残っていた酔いが醒めてしまいました。
大山Gビールは大山山麓の丘の上にあります。山裾にむけて大きく開けた窓は、折からの西日を一杯に店内に導き、カーテンを閉めても、相当に明るく、暑くなっています。そんな時にはビールで暑さを癒すことにしましょう。
地ビール紹介の方にも書きましたが、大山Gビールはとても美味しく、調子にのって何杯も飲んでしまいます。今日の予定もあるので、名残惜しく店を後にして、再びタクシーで岸本駅に戻りました。その時には西日本の長い夏の夕暮れもすっかり陽が落ちて、辺りはカエルの大合唱。地ビールの最寄り駅でなければ一生縁が無いと思うのですが、こんなローカルな駅で列車を待っているも酔狂のなせる技です。

夜の岸本駅
岸本駅から伯備線の各駅停車で米子に向かいます。今晩の宿は大阪方面へ向かう“ムーンライト八重垣”という夜行列車。それまで温泉に浸かって旅の疲れと汚れを流すことにしましょう。
米子駅からバスで20分ほど、市街地の外れにある皆生温泉が今晩の風呂になります。終点のバスターミナルから徒歩数分の所に最近出来た温泉センターがあって、気軽に立ち寄れる施設になっています。そこで汗を流して、そしてビール。再び米子駅に戻ってきたときにはすっかり出来上がっていて、寝る体制になっていました。

米子駅は古い駅です。鳥取駅や松江駅が高架化されかつての風情が失われていっても、米子駅は昔のまま。クラシカルなディーゼルカーが駅にマッチします。
そんな駅から発車する今晩の宿は、かつてブルートレインと呼ばれた車両達で、お盆の混雑時にもかかわらず車内は適当に混んでいる程度で、ゆっくり眠れそうです。適度な酔いと揺れに身を任せていると、アッという間に寝入ってしまいました。