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そして卓球大会当日。 僕はマイラケット(すぐに形から入ってしまう)を携え、頼りにしたいメンバーと共に、体育館へと乗り込んだのです。 気合は入っていましたが、Tちゃんがいるだけでつい、ニヤついてしまう。しかし僕はリーダーらしくTちゃんに、 と、厳しくも優しい言葉を投げかける。ちょっとかっこいいかも? 実はみんなで練習をしようと、公民館にメンバーを呼び出したことがあったのですが、Tちゃんはピアノのレッスンで来れなかったのです。 僕の、お近づきになろう計画は見事にくずれさっていた・・・ そして試合が始まった・・・・ 僕の不安をよそに、我らがDチームは予想以上の活躍をみせます。勝ち抜き戦だというのに大将の僕が出るまでも無く、No.2のN君の活躍で勝利をものにした試合もありました。もちろんTちゃんはすぐ負けちゃいましたけど・・・ そして、Dチームはあれよあれよと言う間に勝ち進み、準決勝まで上り詰めました。もちろん、それまでの試合でかっこいいところをみせつけておいて。勝利が決まる度に、チームで練習していたハイタッチをしました。(くだらない練習をしたものです・・・)これも、Tちゃんと喜びを分かち合う為。 「あ!Tちゃんも笑ってる! これは是非準決勝で勝利を収め、ローリングハイタッチを決めるぞ!相手は誰だ!!」 な、なんと、以前大胆な発言をして好きな人がばれてしまった(?)と同時に僕をひやひやさせたM君率いるCチーム。因縁の対決。しかし相手は、はっきり言ってメンバーがgood。ジャンケンの強さにものをいわせて選ばれたメンバーはズバリ優勝候補!僕は勝手ながら、事実上の決勝戦だあ!と思い込んでました・・・・・ 『試合開始!』 いよいよはじまりました。意地でも負けられない僕(達)の先鋒は、ここまで大活躍で僕のジェラシーを掻き立てる、DチームNo.2のN君。彼のサーブは変幻自在。この僕をしてもなかなか返せない必殺サーブが武器です。3人ぐらいスパッと勝ってくれるはず。 「さあ、相手は誰だ! ・・・相手もNo.2のA君だ・・・・」 「がんばれN君!君のサーブが決まれば必ず・・・・・・か、返してる・・・・・」 N君、成す術もありません。A君の前に敗れ去りました。 *********************ショック************************ 「こうなったら仕方ない。」 次鋒のH君はこれまで、3戦3敗。A君の強さを目の前にして口を開けています。 僕はある禁断の作戦(これだけは使いたくなかった・・・)にでることを心に決めました。この作戦はH君にしか出来ない。 「・・・・・・H君!」
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