並木の大松

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 大平並木の中程に三軒屋と云う所がある。その街道沿い南に一本の巨大な並木松があった。長さ数丈、幹回り三巾余りあり、その威容は大平並木随一でやり木松と共に世に知られていた。この並木を通る人々はこの大松を見て並木の半ば過ぎたことを知り、また、近くの茶屋で一服もした。戦時中東海道筋の松並木の大なるものは造船用材として伐採される事になったが、

この大松はその歴史的価値が認められ残された。しかし、戦後のある夏の驟雨のおり、大松に落雷し、松の頂上から地上に至る大損傷を受けてから、しだいに枯衰し、さすがの大木も枯れてしまったので伐採された。
 
 

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HP「大平町周辺の昔ばなし」
愛知県岡崎市東部口碑伝説覚書より
(c) Syouichi Masaki,1998 2000,JAPAN
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