大平町字八ッ畑の県道近く田の中に近年まで一つの自然石があった。この石は大平八幡宮の故地のしるし石である。 むかし、八幡宮が八ツ畑から現在地の天神に移る時、どうした事か御神体が遷座の途中で段々重くなり、ついに動けなくなった。その夜、神主と庄屋の夢枕に神が現れ、八ッ畑にある榊を移植すれば動くであろうと言う御告があった。そこで榊を新八幡宮に移植したところ御神体は動き出し、しかも、段々軽くなり無事御遷宮を終わった。この榊は、拝殿前東側にあり、御神木として大切にされていたが、岡崎空襲で拝殿焼失の際にその炎を受け、幹まで黒焦げる程であった。後に根元より芽が発生したが主幹は枯れたので平成元年に、二代目神木として榊の若木を植えた。
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| 維時平成元年十月吉日 と表示されている御神木
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大平の郷は、古くより開け、町の草わけであり、したがって氏神を八ッ畑に祀っていた。其の後里も開け、東・西等の町が出来たが氏神の天神遷座の後にも、祭礼には郷を宮元とする優先権を持っていた。例えば最初に立物花火を点火する事など。
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