怪力太郎助

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牛と太郎助


 むかし,生田の里に太郎助(小林)と云う怪力の男が居た。ある日その男、牛を引き、大平橋を渡る時に、前方より領主が供を従え渡って来るのに出会ったが、何分、橋中は狭く、引き返す事も進むことも出来ず進退極まり、ついに牛の四足を持ち、荷もろとも欄干の外に差し出し道を空けた。領主その様子を見て、怪力を賞し、定紋を付けた戸四枚を与えたと。

堰
大平堰


 太郎助は蓮如上人に仕え、上人の書像を頂き秘蔵したと云う。今もその子孫に伝えるとか。
 生田(現美合町)に太郎助薮と云う所があったが、今は国道一号線工事の為になくなった由。

 

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HP「大平町周辺の昔ばなし」
愛知県岡崎市東部口碑伝説覚書より
(c) Syouichi Masaki,1998 2000,JAPAN
http://homepage1.nifty.com/UP/oohira/
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