杉田俊明研究室 Biz News

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2009年3月 杉田俊明研究室 Biz News No.09003
中国事業統廃合関連続報
2009年2月・3月 杉田俊明研究室 Biz News No.09002
中国事業統廃合関連
2009年1月・2月 杉田俊明研究室 Biz News No.09001
寒中見舞い、ベトナム、米国、中国関連
   
  以下は、2003年時点のバックナンバー
客座教授として中国滞在時の雑論、雑感など
2003年11月7日 中国での現地生活から見る中国の深層
2003年10月9日 SARSあわや隔離事件と「喧嘩」
2003年1月4日 杉田ファミリー?(ヒマな時だけクリック)
2003年1月4日 「伝票屋」に活気あれば、○○も元気?(下記コラム参照)
2003年1月4日 中国のダウン、日本がダウン?
「伝票屋」に活気あれば、○○も元気?
北京から天津へは電車で70数分なので、この1週間で2度「電車通勤」しているところですが、北京駅前をちょっと歩くだけで、必ずと言ってよいほど声をかけられます。
「領収書、要る?」と、ダフ屋のような彼(や彼女)らは通る一人一人に近寄ってきて声をかけています。
日本人には分かりにくいことだが、旅費などの経費や、売上などをごまかすためのカラ伝票、ニセ増値税伝票・ニセ領収書などを「商い中」であり、それがまた結構繁盛しています。

これだけではありません。見た目では財布やカードケースを売っている道端の出店のようなところでは、交渉すれば中国のご希望のいかなる大学の卒業証明書も、ご希望の身分証明書も、わずかな時間で作ってくれる、というワザを持っているのです。
「商魂たくましい」、と言うべきか、なんと言うべきか。
1時間ぐらいで中国のどの大学も「卒業」できるわけですから、恐るべき「スピード」です。

ところで、「伝票屋」の「景気」はよいが、これら「伝票屋」の「商品」を誰が、何のために「仕入れている」のか、その結果はどうなっているのでしょうか。
そうです。「伝票屋」の「商品」によって「景気」を「よくしている」個人や会社がいる、という実態にここにてお気づきですよね。

盲判(めくらばん)を押している現地法人の日本人管理職による経理・財務管理はいうまでもないが、幹部社員の現地化や人事管理に伴う諸関連業務についての高度な処理に対応できる専門人材、「伝票屋」や「証明書屋」と戦える専門人材は実は第1線においては不足しているのです。

駅前商人の掛け声から、中国経済の「カツリョク」と同時に、「カゲ」をどう「読む」べきか。
一つ一つの、小さな日常事象から、「中国」をどう「掘り下げられるか」、また、諸問題に具体的に「どう対処できるのか」。
「中国担当」の真価が試されています。

(2002年12月24日北京発配信分)


メールTO: toshi.sugita@nifty.com
杉田俊明研究室(甲南大学)
2009/04/04
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