ROCK THE NATION 2004 ( in
March 31th , 2004
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何年か前に「THE FAREWELL TOUR」と題された、
引退興行的な意味合いがあったライヴがあった。
でも、もう昔の話だ(爆)。
いまさらな感がある最近よく目にする引退撤回宣言。
最初は(「THE FAREWELL TOUR」に行ったときは引退を)信じていたが、
すぐにこれは永遠のテーマなんだろうと思うようになってから、
私の鼓膜には響くことなく、そよ風のように流れていった。
思い起こせば2003年は、メルボルン交響楽団とのコラボレーション(「KISS SYMPHONY」)、
7回目の来日公演、あのAEROSMITHとのツアーとサプライズは1年間であった。
まさに、これでもかと言わんばかりの最終兵器の雨霰状態。
この先が心配になるほどのアイディアの連発。
私を含めてKISSARMYには大変な1年間であったことは言うまでもない。
まさに(KISSTORY史上)歴史的な1年間だ。
その流れで2004年を迎え、
始めに「KISS SYMPHONY」のDVD発売にあわせた雑誌等のインタビューで、
日本来日を匂わす発言からまもなく発表されたKISSの来日公演の決定。
この興奮度はどこまで続くのかワクワクしていたら、
今月(5月)、来日に合わせる形で、
NHKが突然あの初来日公演(ヤング・ミュージック・ショウ)の模様を放送した。
実に27年ぶりの放送。
この番組は、まだ小学生だった私とKISSの点と点が繋がった記念すべき番組である。
どのバンドよりも業界に影響を残し、
いまなお再放送を願うKISSARMYを含めた音楽ファンのリクエストに応えた粋なはからいには、
年甲斐にもなく番組中テレビの前で涙が出た。
それには、前日に参加した中学3年のクラス会の影響もあって、
このゴールデンウィークは、昔を懐かしむ時間が作れて幸せな気分になっていた。
そう、この時期はやっぱり青春時代なのだ!
いまの自分(我)を意識し始めた時期なのだ。
この時期の思い出は、どの時代よりも鮮明に残っている。
どんなに細かいことでもだ。
もしかしたら、私にとって2004年は原点回帰な年になるのだろうか...
今回は仕事が忙しく、前回のようにはKISSの曲を聴き続けていたわけではない。
でも、昔を懐かしむことができた充実感のなかに、
先のヤング・ミュージック・ショウのビデオと、
来日公演前日に発売されたDVD「THE LOST
CONCERT 1976」の映像(ツール)が、
疲れた身体を何とか癒してくれた。
そう、こんなタイミングも、もしかしたら何も書かれていない白い状態で、
初KISSを経験したときを思い出せと、言われているのかも。
前日の武道館でのセットリストは頭に入っているが、
当日のサプライズに期待しつつ、
現地へ移動しようとしたら雨が降り始めた。
いままで数多くのバンドのライヴを観に行ったが、
ホールクラスで雨にあったのは、これが初めてだ。
これも何かの前触れなのか...
雨降るなか、大阪城ホールに着いたら、子供連れの多いこと(驚)。
あの沖縄でみたKISS BABYのTシャツを着ていた子供が、
私が目撃しただけでも3人はいた。
勿論、メイクしている者もいえば、会社帰りの人もいる。
客層は30代、40代が主流だが、ちゃんと20代もいるし、
逆に50代もたくさんいた。
どう見ても大阪城を見に来たような観光客姿のおばちゃんグループが、
大阪城ホール前に並んでいる絵柄が、 凄く新鮮に映った。
これらもひっくるめて、みんなKISSARMYなんだ(感動)。
なんかROCKという枠から完全にはみ出していると感じる。
ホントKISSというバンドは偉大だよ。
兎に角最初は、高いと思いながらもグッズ売り場で
グッズ(Tシャツ\4500、携帯ストラップ\2500など)をしっかり購入し、
大阪城ホールへ入場しようとチケットを渡そうとしたら、
おねえちゃんがGENEのメイクをしていた(驚)。
噂によると、大阪公演では恒例のお迎えのようで、
自然と気持ちが盛り上がってくる。
席(向かって1番左の席!)に着くも、足の裏側が痛かったので、
廊下側へ移動。気兼ねなく席に座って足を休めていた(笑)。
その席の目の前が男子トイレだったが、不思議と混むわ混むわで、
会場の入り口をふさぐ勢いだ。
すっかりビールや冷酒で出来上がっていそうな親父もいるし、トイレが近いのかな(爆)。
ようやく開演時間(19:00)を過ぎてから、
席に戻り出番を待っていたら、
1階の奥でGENEのコスプレ兄ちゃんが2階席の人間を煽って盛り上げていたのには笑った。
大阪的な行動というのかな?自然と出るんだろうね(笑)。
先程の入場口のキップ切嬢といい、やっぱり大阪はノリがいいよ(笑)。
ある意味では、大阪公演で正解だったかもね。
本当に盛り上げてくれるよね。
そして、館内が暗転しいつものアナウンスが...
You wanted the best , you got the best !
The hottest band in the world...
KISS!!
大音量で例のリズムだ。
『ダダダッダ、ダダダッダ、ダダダ・ダダダ・ダダダッダ』。
強烈なパイロを一発お見舞いだぁー。
オープニングは、大好きなラヴガン。
本当にカッコいい曲だ。
ERICがくるくるスティックを回し、観客を煽っている。
明らかに今回は我を出しているぞぉ。
最初から大好きな曲でスタートした為、
涙流しながら絶叫していたら、
もうここで喉がいかれてしまった(はやっ)。
幾分PAULの声も出ていなかったようにも思えるが、
すぐに修正できたみたい。
それにしても、今回は席がステージに近いからか、
火柱の熱気が肌で感じることができる(感動)。
もっともっと火柱をあげろぉ〜
最前列席から、お約束のブラジャー投入で、
マイクスタンドにデコレーションするGENE。
いつもこのときのブラジャーは何故かデカイ!
次は、ファンに支持されている曲デュースだ。
本当に古い代表曲のときは、みんなよく歌っている。
まさに一体化だ。
既にステージにいるKISSの面々も満足な様子だ。
PAULのMCが始まり、スペシャルな曲をするといって始まったのが、
果てしなきロックファイヤー。
「THE FAREWELL TOUR」のときに、メドレーでちょっとだけしたノリノリの曲。
しかし、巨大モニターによく映る赤いブラジャーをした綺麗なおねえちゃんは桜なのか?
あとあと頻繁に巨大モニター映し出され、KISSメンバーのマドンナ的な存在に...
そして、間髪入れずに始まったのは悪魔のドクター・ラヴ。
この曲も人気ある曲だ。
これだけノリノリの代表曲が続けば、盛り上がらないわけがない(笑)。
このままではたまらないと、PAULが休息時間を演出する。
例のスキヤキ・ソング(上を向いて歩こう)を歌いだした。
勿論館内は大合唱!
すっかり定番となったね。
それにしてもしつこい(苦笑)。
一拍おいた形で、激しい愛をで再スタート!
ERICのドラムがキャッチーな曲に激しさを与えている。
今回は、PETERのメイクをしていても、惜しみなく自分を出している感じ。
バシバシ身体に我が伝わってくるぞぉ。
いつものMCではなく淡白なもので曲紹介されたコールド・ジン。
これまたACEのメイクをしたTOMMYがギターソロで暴れる曲だ。
それにしても、先程から随分激しく鳴らしてくれる。
ACEのしつこい感じのする音とは明らかに異なるものだ。
ここで、またPAULがスペシャルな曲をと、ゴット・トゥ・チューズを弾き始めた。
これも、「THE FAREWELL TOUR」のときに、メドレーでワンコーラスだけした曲だ。
もしかしたら覚えているのか???
ここで大画面にウルトラセブンのオープニングようなCGが始まった。
メイク時代最後のアルバムのエンディングだったウォー・マシンだ。
言わずと知れたGENEの見せ場。
こっそり(わざと?)スティックを落とすERICの仕草に目を奪われがちになる。
さっきからスティック芸が細かいんだよ(爆)。
そして、曲の最後は、お約束のGENEの火吹きだぁー
昔ほどもったいぶることもなく、あっさり威勢良く吹きよった。
そのときの歓声の凄いこと!
その後、盛んに口を洗う(潤す?)GENE(笑)。
ここらから曲が終わるたびに、水分補給をし始める(苦笑)。
GENEはボトルから直接飲むが、PAULは演奏しながらストローで飲むみたい。
対照的で面白いね(笑)。
次は、不思議とライヴでは盛り上がるリック・イット・アップだ。
当然、館内は大合唱となる。
ここまで1曲1曲たっぷりと演奏していることもあり、
声が全く出なくなるわ、腕は上がらなくなるわ、こちらも苦しい状態に...
むぅ?周囲もお疲れが入ってきているような(苦笑)。
ここで隠れた名曲、パラサイト!
当然館内は勢いを取り戻し、活気付く。
TOMMYのギターもカッコええけど...
たまには左側に来いよ。
こちらは一番疲れた表情を見せるGENEしかおらんやんけ。
冷静になると、ここまでリードボーカルがPAUL、GENE、PAUL、・・・と
綺麗に交互にとっていたが、
またまたPAULが本日のスペシャルな曲をすると言って始めた彼女で、
その流れが変わった。
しかし、ここでも「THE FAREWELL TOUR」のときのメドレー曲をスペシャルだと紹介したが、
スペシャルとは、そういった意味なんだろうか?
後半のTOMMYのギターソロはACEに忠実であっても音が違う。
ワクワク感はないかもしれないが、安心して聴ける。
贅沢かもしれないが、そこが物足りないところでもあるかな。
燃えるギターの演出は予定通り?なしだ。
それにしても相変わらず左側に来ないな(怒)。
ここでPAULにスポットライトが当たり、
綺麗なメロディに乗せ歌い出した(勿論、大合唱だ)。
♪In the morning I raise my head.
And I'm thinkin' of days gone by.
And the thing I
want out of life is.♪
おぉぉぉ...いかすぜあの娘だ。
「ALIVE2」のように「I WANT YOU」の連発だ!
出足の声がもうひとつだったPAULの声も、この曲では絶好調!
素晴らしい美声を披露してくれた。
次も館内が一体化する曲勇者の叫びだ。
新しい曲も古い曲も違和感なく聴けるのは、
迫力ある音を出すERICのドラムのお陰だ。
そのERICの見せ場(ドラムソロ)がちょっとある10万年の彼方だ。
しかし、マジでERICは上手いよ。
もっともっと、ドラムソロを続けて欲しかったよぉ〜
盛大に決めた後、不穏な雰囲気が漂う...
GENEのベースソロから血ヘド。
そして、悪魔飛翔だぁー
それにしてもあの高い位置で、あんな小さい板の上で大見得を切るなぁ。
「Oh Yeah」の連発から始まるのは、アンホリー。
この曲を純粋にライヴで聴くのは初めて。
GENEの良さが満載の曲でもある。
それにしてもなかなか上から降りてくるのに時間がかかるなぁ(笑)。
切れのあるドラムとギターで締めた後、
PAULが「MY FAVORITE
SONG」と紹介したのは狂気の叫び。
NHKの天才てれびくんで「明日への叫び」として、カバーされるほどポピュラーな曲。
勿論、曲にあわせて大声で叫ばないひとはこの大阪城ホールにはいない。
そんな熱狂した中に飛び込みたいと、
PAULがセンターステージへ移動開始!
そこで演奏されたのは、大ヒット曲ラビン・ユー・ベイビーだ。
わずかな時間でも、PAULが目の前に現れたセンターステージ周辺は狂気乱舞。
私も「THE FAREWELL TOUR」のときを思い出すシーンだ。
そしたら止まっていたはずの涙が溢れ出した。
ノリノリの大阪なら容易に蘇るあの感動。
あの小学生の時に見たヤング・ミュージック・ショウを始め、
KISSからはいろいろ感動をもらった。
出ない声を振り絞り、絶叫にならない絶叫でそれに答えようとする自分がいる。
そんな自分に気がついていないKISSは、
定番中の定番、デトロイト・ロック・シティを炸裂(演奏)する。
(身体がもたない...)
これも、いつ聴いてもカッコイイ曲だ。
ERICの正確で力強いドラム、
GENEの底から突き上げる重厚なベース、
TOMMYの切れまくる安定したギター音、
ホールの屋根を突き破るかのようなシャウトをするPAUL。
この4人だからできる(つくれる)空間。
明らかにTHE FAREWELL TOURのときよりも、
ステージの仕掛けが少ない、規模が小さいが、
そんなことは関係なかった。
そして、オリジナルメンバーにこだわる必要のないことを
証明したパフォーマンスがここにはあった。
派手派手に終わったデトロイト・ロック・シティ。
力を振り絞ってアンコールを要求する人もいれば、
完璧にKOされ、椅子に座り込む者もいた。
疲れてはいるが、この空間を大切にしたい気持ちが勝ったのか、
地獄の軍団(KISS)がステージに戻ってきた。
そして、アンコールが始まる。
ライヴでは始めて聴く曲ゴッド・ゲイヴ・ロックン・ロール・トゥ・ユーだ。
新しい曲のなかではアンセム的な役割を持つ曲だ。
館内は、
God gave rock
and roll to you, gave rock and roll to you.
Put it in the
soul of everyone.
の大合唱だ。
どことなくKISSらしくない歌詞ともとれるが、
それは昔のイメージなのだろうか。
でも、新しい曲にしてはKISSARMYからは支持されている。
現在のKISSにはなくてはならない重要な曲だ。
遂にこのときが...
最後の最後は、 ソルトレイク・オリンピックの閉会式にも演奏した
ロックン・ロール・オール・ナイト。
吹き荒れる紙ふぶき、
惜しみない花火、
何度も見たことある光景だが、 生で見ると感激する演出。
KISSARMYが一体となって歌う
I wanna rock and roll all nite and party every day.
がすべてを物語るのか。
両サイドのステージがセリ上がり、
ドラムセットが宙を浮き、
ステージでは力があるところを見せようと、 PAULがギターを破壊し始めた。
これでライヴが終了するのかと思うと、 枯れかかった涙がまた頬に流れた。
気がついたら、館内は明るくなり、
ステージの上にはKISSではなく大道具さん達が次の会場への取り壊し作業を始める。
もう、あれだけ舞っていた紙ふぶきも椅子や床に落ちている。
係員が「出口はうしろで〜す」と誘導するも、
椅子に座って余韻に浸っているほど、
今回も素晴らしいコンサートだった。
変に最近見慣れてしまった昔の映像と比較するのはKISSに対して酷かもしれないが、
「THE FAREWELL TOUR」と比較してもメンバーの行動範囲は狭くなり、
演奏も仕草もスローになった印象はある。
GENEの舌の動きも遅くなったし、淡白になった(時間が短い)。
全く跳ねないしね。
一方、そのライヴに全力で走りつづけれなくなった観客がいたのも事実。
簡単に言うと、お互い年をとったということだ。
それでも、KISSARMYが求める限り、現役続行(ライヴ・オンリー)を表明するKISS。
KISSが続く限り、我々KISSARMYは、その感謝・尊敬の念は消えない。
しかし、その関係は永遠に続くものではないかも?
と、それを感じてしまったツアーであったことが、この先の自分の人生にも影響しそうだ。
今回のツアーは、本当にいま全力を出し切っているのか?
そんな問いが隠されていたようにも勝手に感じている。
自分が諦めてしまっては、この先には絶対に続かない。
1980年代なかなか来日が決まらなくなり、
社会現象まで起こした人気もなくなり、
メイクまでとったKISS。
それでも諦めずに来日を信じ、また復活も信じていた。
全力を出し切ってこそ、その先に感動が生まれる。
諦めては感動まで辿り着かない。
諦めないこと、それは信じることだ。
KISSは決して青春時代のスター(過去)であるだけでなく、
私にとっては、人生の永遠のスターなのだと、
再認識したライヴであった。
あと何回KISSは日本に来るのか?
あと何回I wanna rock and roll all
nite and party every dayと歌えれるのか?
今度は、胸を張って全力を出し切っていると答えれる自分でありたい。
ヤング・ミュージック・ショウの再放送に始まり、
この「ROCK THE NATION TOUR」の大阪公演で終わった、
KISS尽くめの記念すべき2004年の5月は、
何か忘れかけていたことを思い出すには充分な1ヶ月でした。
WE LOVE YOU !!
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《 Set List 》
Love Gun
Deuce
Makin' Love
Calling Dr. Love
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Sukiyaki song ----------
C'mon On And Love
Me
Cold Gin
Got To Choose
War Machine (Gene
breathes fire)
Lick It Up
Parasite
She (Tommy guitar
solo)
I Want You
I Love It Loud
100,000 Years
Unholy (bass
solo, blood, Gene flies)
Shout It Out Loud
I Was Made For
Lovin' You (Paul flies)
Detroit Rock City
---------- Encore
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God Gave Rock And
Roll To You II
Rock And Roll All
Nite
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