タイタニック・・・・私の感想

  土曜日(1998年1月24日)、ウワサの「タイタニック」を観てきました。

  す、すごい・・・。あまりにすごすぎる映画です。これを書いてる火曜日の今日でも、心が震えたままです。

  大体、沈没物の映画って今更全然珍しくないと、最初は誰でもそう思うでしょうね。私も観る前は殆どなめてかかってました(^_^;)。妻がどうしても観たいってんで、どうせヒマだから、という思いで観にいったんです。
  ところがところがどっこい! 大きく期待を裏切られました。それもとてつもなく良い方に! 土曜日に観にいって火曜日の今日でも、興奮が冷めません。それはやはり、アクションがすごいとかパニックの描き方がすごいとかそういうのだけじゃなくて、人間の内面、恋愛、社会問題を、本当に深くえぐり取るように描かれていた「ドラマ」に、私の心が共鳴して鳴り止まないんです。本当に切ない思いです。切なくて切なくて胸が苦しくなるほどです。
つい先日、ゴールデングローブ賞のドラマ部門で最優秀賞を獲得したそうですが、私は、このジェームズ・キャメロン版「タイタニック」は、歴史に残る作品だと思います。

  もちろん、こういったパニック物映画につきもののパニック時の人間模様の凄まじい描かれ方もすごかったですが、それよりも「ロミオとジュリエット」を超えたと思われるほどの、ローズとジャックの身分を超えた恋愛も美しかったです。
  あのローズ役のケイト・ウィンスレットは、本当に美しかった。

  タイタニックに乗船していた色々な階級の色々な人々の人生の縮図と共に、身分問題など、タイタニックの世界は、当時の社会問題の縮図構造そのものだったんですね。
  しかし、現代のシーンと1912年当時のシーンが交錯する演出手法は「アマデウス」でも秀逸なものが見られましたが、この「タイタニック」は更にすごかった。
  キャメロン監督の1912年の世界を再現するこだわりは、並大抵じゃないようですね。タイタニックも原寸大のを作ったり、内装も衣装も当時の写真から、そっくりそのまま再現したり、海底に沈むタイタニックは、本物をわざわざ深海艇で4千メートルも潜って撮影したり。そりゃ、5年の歳月と240億円もかかるはずです(^_^;)。SFXもどこで使われてるか全然わかりませんしね。

  ちなみに、元YMOの細野晴臣氏(最近は森高千里さんとローソンのCMに出てますが(^_^;))のおじいさんが、当時タイタニックに乗船していた唯一人の日本人でしかも生還したっていうのを知って、またまた驚いてしまいました。この時、おじいさんが生き残ってなかったら、あの歴史的バンドのYMOは無かったんですね・・・。

ホーム][トピックス][戻る