モーガンという名の奇妙な一致
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タイタニック号を管理する会社は、ホワイトスターライン社で、その社長はJ・ブルース・イズメイ氏。しかし、タイタニック号の真の所有者はホワイトスターライン社に出資している国際海運商事(IMM)の経営者J・P・モーガン氏でした。米金融機関大手J.P.モルガン(本社ニューヨーク)の創始者でもあります。
ところで、この”モーガン”という名は、タイタニック号に関して実に奇妙な一致が見られるのです。
一人は、今述べました、J・P・モーガン氏。
二人目は、”予言?小説『愚行』の話”でも書きましたように、タイタニック沈没を予言するような小説を書いた、モーガン・ロバートソン氏。
三人目は、カナダに住むメソジスト教会の牧師で、チャールズ・モーガン氏という男性です。彼は、4月13日、夕方の礼拝で祈りを捧げていましたが、突然眠り込んでしまいました。そして見た夢が、大型客船が衝突事故を起こして沈没する夢だったのです。あまりに悲惨でリアルな夢だったので、モーガン牧師は、信者達にその夢の事を話して聞かせました。
すると、3日後の4月16日、タイタニック号沈没を知らせる新聞を持ってきた信者に見せられて、モーガン牧師は驚きました。信者に聞かせた彼の夢の内容と実際の事件の様子があまりに一致していたからです。
ちなみに、タイタニック号所有者のJ・P・モーガン氏は、本来はタイタニック号に乗船する予定でしたが、病気を理由に直前でキャンセルしています。J・P・モーガン氏は、スィート・ルームの52号室を使う予定でした。その後、J・H・ハーディング夫妻が52号室を予約しましたが、結局キャンセルされ、最終的には、ブルース・イズメイ社長が(無料で)使用することになりました。
病気のはずのJ・P・モーガン氏は、キャンセル後、エジプトへ行ってナイル川下りやイタリアのローマやフィレンツェを観光し、フランスで愛人と会っていたことがわかっています。
タイタニック号の乗船を直前にキャンセルしたのは、55人にも及びますが、そのうちの何人かは、モーガン氏と非常に関わりが深い人々でありました。
また、J・P・モーガン氏は、自分の美術品の多くもタイタニック号で輸送する予定でしたが、これも直前にキャンセルしています。
J・P・モーガン氏
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