『タイタニック』ビデオ発売...ただし、ブラック・マーケットの話

by Daniel Frankel
April 29, 1998, 6:15 p.m. PT
  『E! Online』より参照(日本語訳の責任はJuntaroにあります)。

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東海岸のタイタニック海賊版状況報告。

  まさに銀河級のトップ興行成績を続ける『タイタニック』。それがとうとう、ブラック・マーケット市場の海賊版ビデオでも同じ状況を作り出したようだ。今年1月以来の「アメリカ・ビデオ・プライバシー・ユニット映画組合(MPAA)」の調査では、既に1500以上もの非合法の『タイタニック』VHSビデオテープを、ニューヨーク、ニュージャーシー、フィラデルフィア、シカゴなどで発見している。

  もしかしたら、パラマウント(アメリカでの映画上映の権利をコントロールするスタジオ)への不満の多くは、正式版だと思って買ったものなのに、品質が悪いという苦情の事かもしれない(映画館で隠し録りされたものも多いようなので品質が劣悪なのは当たり前だが)。

  『タイタニック』の非合法ビデオは、高品質テープ2本組。映画の1シーンをデザインした豪華なパッケージで、だいたい10ドルで出回っている。

  「まるでどこかの工場で作られたかのように、ちゃんとしたパッケージだ。」と、MPAAスポークスマンのビル・シャノンは、組合新聞で語っている。

  パラマウント社自身が、正式版ビデオのリリースの日付を明らかにしていないのに、中には品質の高いマスターテープを持つ露店行商もいるようだ。一体どうやって入手したのだろうか?
  さる確かな情報源によると、映画フィルムからコピーされたおよそ5400本の『タイタニック』のビデオテープが、「アカデミー協会」などに数ヶ月前に郵便で送られたそうだ。これら送り先にあたる人々の一部が、オスカーを授与後、海賊版を手がける組織にビデオテープを回したという話がある。

  「アカデミー協会のメンバーは、これらのビデオテープを他に配ったり、売ったり、ダビングしてはいけない事は承知です。」と、パラマウント社の海賊版対策監督のアナット・レビー氏は、AP通信に語っている。

  MPAAによると、海賊版『タイタニック』ビデオは、確実に映画産業の収益を妨害しているという事だ。その額は、アメリカだけで年に2億5千万ドル、世界的には25億ドル以上にもなるという。毎年、スタジオは海賊版に対して、500もの訴訟を起こしている。1997年だけで、警察は57万本もの非合法ビデオを押収している。

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