1999年2月26日(金) 15時0分

グラミー賞でセリーヌ・ディオンが4冠


 「第41回グラミー賞」が24日(日本時間25日)、米ロサンゼルスで発表され、カナダ人歌手、セリーヌ・ディオンが歌い、世界中で大ヒットした映画「タイタニック」の主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」が、最優秀レコード賞、同楽曲賞など4つの賞に輝いた。

 グラミー史上で女性歌手では最多の10部門にノミネートされていたローリン・ヒルが最優秀アルバム賞、同新人賞など5部門を制した。また、マドンナが「レイ・オブ・ライト」でポップ・アルバム賞など3賞を受賞した。

Yahooヘッドラインニュースより。


産経新聞(1999年2月28日 日曜日朝刊より)

グラミー賞、セリーヌ“熟成”グランプリ

  予想通り「タイタニック」とローリン・ヒルが栄冠を分け合った。第41回グラミー賞の最終結果(ロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムで発表)を、主要4部門を軸に振り返った。
  落ち着くところに落ち着いたという印象だ。“大賞”である「最優秀レコード賞」にはセリーヌ・ディオンの「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」、そしてソング・ライターに贈られる「最優秀楽曲賞」も、セリーヌが歌う同曲に決定した。

  言うまでもなく、一年間にわたり観客を動員し続けた映画「タイタニック」のエンディングに流れる主題歌。全米ナンバーワン(初登場)になったのはちょうど一年前の二月末だが、映画とともに以降、今日までこのメロディーが町中で聞こえない日はなかったほど。認知・浸透度、歌の完成度・・・年間を通じての代表曲としてだれもが納得せざるを得ない。行く手を阻むような大きな氷山は現れず、セリーヌを乗せたタイタニック号は“不沈”だった。映画・テレビのために書かれた楽曲や女性ポップ歌手部門でもグランプリに輝いている。
  「最優秀アルバム賞」と「最優秀新人賞」はローリン・ヒルが獲得した。セリーヌの作品はすでに一年以上も前に世に出ており“熟成”されての受賞だったが、ローリンのアルバム「ミスエデュケーション」が全米初登場でいきなりナンバーワンに立ったのは、昨年の9月でまだ半年にもならない。投票する審査員の間で一気に“機運”が高まったのもそれだけ事前から大きく注目されていたからといえる。
(記事:上柴とおる氏)

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