1998年11月27日(金) 15時0分
空前の大ヒットとなった映画「タイタニック」の続編が制作される可能性が出てきた。映画関係者によると、このほど同映画の原作となった小説の続編が出版され、パート2制作に向け動き出したという。映画だけでなく、ビデオ業界までパニックにさせた怪物作品だけに、実現すれば話題を集めそうだ。
世界中が涙したタイタニックの悲劇は終わっていなかった。気になる“つづき”だが、発売された小説によると、タイタニックの沈没は船の事故を装い保険金をだまし取ろうとした保険会社の陰謀だったということになる。しかも、実際に沈んだのは「タイタニック号」ではなく同じ海運会社に籍を置く「オリンピック号」という別の客船。乗客は全員救出される予定だったが、救助船との衝突により沈没。背景に保険金詐欺事件が大きく絡み、ミステリー色が濃くなっている。
続編についてはこれまでも待望論が出ていたが、制作の20世紀フォックス社では「続編を作るということは本編を見た人の裏切りになるのでありえない」と否定してきた。だが今回、原作本の続編が出版されたことでスタッフが動き出したという話もあり、が然、現実味を帯びてきた。
昨年末の全米公開以来、全世界で新記録となる2000億円以上の興行収入をあげたタイタニック・フィーバーは日本にも飛び火。配給収入で1位だった「もののけ姫」の113億円を楽に超える150億円を記録した。今月20日にはビデオが発売されたが、予定数を大きく上回る500万本を超える予約が殺到し、150万本分の注文が間に合わなくなるパニックに。
一時は、全国のCD・ビデオレンタル店が加盟する「日本コンパクトディスク・ビデオレンタル商業組合」が、ビデオ発売延期の仮処分申請を東京地裁に起こすなど混乱も予想された(その後取り下げた)。
同組合では、「予約した方で発売日に商品をお渡しできなった方には、ダイレクトメールや電話で連絡するなど各店舗も努力し、思ったほどの混乱はないようだ。メーカー側も増産に努めるということで来月中旬くらいには、注文した全ての人の手にビデオが渡るのでは」としている。超大作の続編が登場すれば再びパニックが心配されそうだ。(ロンドン26日=日本時間同)
※Yahoo!Japan ニュースより。