1998年11月20日(金) 11時0分
ビデオの「タイタニック」が好発進−。世界中で興行記録を塗り替える大ヒット映画「タイタニック」(ジェームズ・キャメロン監督、レオナルド・ディカプリオ主演)のビデオ発売が19日、東京都内の一部レコード店などで始まった。注文数が500万セットという史上空前の記録となったが、「1000万セットは売れる」という声も飛び出している。
スクリーンからお茶の間のテレビ画面へ。ビデオ版「タイタニック」の“第2次航海”がスタートした。
ビデオは2本組1セットで3980円(税抜き価格)。20日に全国のレンタルビデオ店や書店、コンビニエンスストアで一斉に販売、レンタルされる。
この日、東京・銀座の山野楽器、新宿の新星堂など一部のレコード店では、店頭に特別売り場を設け、クリスマス、年末の最有力商品として売り出しを開始した。
発売元の20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパンによると、当初は販売の最終目標を500万セットに設定していたが、予約数が予想以上に膨らみ、10月中旬の初回注文締め切り時点で、小売り用、レンタル用をあわせて500万セットを突破。このうち、発売日までに、納入されるのは300万セット。残りは来月中旬までに全納する予定という。
思わぬ人気に全国約5000のビデオレンタル店で構成される日本コンパクトディスク・ビデオレンタル商業組合(CDVジャパン)が、「予約客が殺到し混乱になる」として東京地裁に販売延期の仮処分申請をする一幕も(結局は取り下げた)。
「米国では2000万セットを超えるセールスになっており、日本で単純に計算しても1000万セットは売れるはず」と500万セットどころか、その倍の数字を予想するビデオ関係者もいる。
20世紀フォックス側は「現時点では注文の受付はしておらず、最終的なセット数は把握できない。今後の生産も(市場に出る500万セットの)売れ行き次第」としている。
いずれにせよ、歴代の日本映画配収記録1位のアニメ映画「もののけ姫」(配収117億円)のビデオ380万本をあっさり抜き去った怪物。1000万セットという数字も決して現実離れしていない。
★フジTVに「タイタニック・カフェ」オープン
20日のビデオ発売にあわせ、イベントが行われる。
東京・台場のフジテレビ7階「ラ・マレンマ」では、タイタニック号のダイニングを再現したレストラン「タイタニック・カフェ」がオープン中。当時と同じメニューが楽しめる。
また21日には、劇中でジャックとローズが踊るシーンの音楽を担当したバンド「ゲーリック・ストーム」が銀座のソニービルで生演奏を披露する。
★都内8館でロングラン上映中
映画「タイタニック」は、現在も新宿・文化シネマ1、新宿オスカー、日比谷・みゆき座、渋谷エルミタージュなど都内8劇場で上映中。主演俳優、レオナルド・ディカプリオが大スクリーンで見られる。
※Yahooヘッドラインニュースより。