シナリオ写真集。日本語版と原書の微妙な違い

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  世界数カ国で、ついに発売された「タイタニック・シナリオ写真集」。これは、ジェームズ・キャメロン自ら執筆した、映画『タイタニック』の脚本(スクリプト)です。しかし、その内容は、劇場で公開されたものとは随分違う点があります。劇場公開版よりもずっとシーンが多いのです。しかも、エンディング部分のシーンまでもが違う!
  ご存知の方も多いかと思われますが、映画『タイタニック』は、元々の編集では約5時間もの作品だったと言われます。それだけ劇場公開版ではカットされたシーンが多いのです。しかし、キャメロン監督は、劇場公開版がベストの編集だと言い切ってます。カットしたシーンの多くは、「作品の質を下げないため必要無いシーン」という理由でカットされました。
  今回発売された「タイタニック・シナリオ写真集」は、そういうシーンも全て含まれています。それは、『タイタニック』という映画作品を愛する者ならば、キャメロン監督自身がいかにこの作品を愛し、情熱を傾け、どのような経緯で最終的な編集にたどりついたかを理解できるはずだからです。

表紙の違い
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  竹書房刊の日本語版(左)と英語版(右)。日本語版には帯が付いているが、表紙の違いは無い。
内装の違い
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  シーン14。引き上げたキャルの金庫にダイアが無くて、ラヴェットがガックリするシーン。画像が見にくくて恐縮ですが、竹書房刊の日本語版(左)では、カットされたシーンは、[ の印が付けてあります。
  一方、英語版(右)では、蛍光ペンで消したり、赤ペンで補正書きした生々しい修正の後が、そのまま再現されています。

  日本語版は、『タイタニック』を小説のように文字で楽しむために。英語版は、オリジナルのセリフを英語の勉強も兼ねて楽しむために。この2冊両方を揃えると、何かと楽しいのではないでしょうか?

  日本語版は、竹書房から3500円で発売されています。英語版(30ドル)は、洋書を扱う本屋に注文すれば手に入ると思います。ただ、洋書は本屋によって随分価格が違ってきます。私が確認したところでは、3000円〜6000円くらいの開きがありました。安くて早く確実に入手できる所は、紀伊國屋Book Webです。書籍情報コーナーからどうぞ。

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