ORKNEY (3)
SKARA BRAEは5000年ほど前に造られた住居群(村)の跡で、石器時代の住居跡としてはヨーロッパでも最も良く保存されているもののひとつです。
紀元前3100年〜2500年にかけてここに人が住んでいました。
現在は遺跡のすぐ後ろに砂浜がありますが、5000年前は海岸線はもっと遠くに、遺跡は内陸側にあったと考えられています。
今は落ちてしまっていますが、もともと屋根は木の枝や草で覆われていました。

Skara Brae
最初の写真左側に見えるのが石で造られた棚で、壁に穿たれた部分も貯蔵用の棚です。
同じ写真の右手に四角く囲まれた部分がありますが、これはなんとベッドなんだそうです。
中に草などを敷き詰めて使われていたらしいです。
次の写真の真ん中の茶色の部分は炉の跡で、左下に見えるのがそれぞれの部屋を結ぶ通路です。

Skara Brae
5000年前は気候も今より温暖で食べ物も豊富でした。
石器時代にしてはかなり高度な生活を営んでいた住人がなぜここを放棄してしまったのかはわかっていません。
写真はありませんがMAESHOWEも4000年〜5000年前の新石器時代の墳墓跡です。
外観は何の変哲もない緑の土まんじゅうといった感じですが内部ははアイルランドのニューグレンジに似ていました。
800年前にヴァイキングがオークニーに襲来した際に残していった(落書きとも言うか)ルーン文字や船や動物を彫ったものが内部に残されています。
ところで、ここでは若くて素朴な感じの良い女の子がガイドだったのですが、彼女は特に遺跡に興味がある訳でもなく、おそらくはマニュアル通りの話をしてくれました。
しかし客の方にはセミプロレベルの好事家もいて中に彫られている絵や墳墓の造りについてとても詳しい人が数人いました。
その人たちが嬉しそうに話すことをニコニコと聞いて「まあ、この絵はそういう意味があるんですか!知りませんでしたわ!」と素直に驚いていた彼女(ガイドとしてはそれじゃイカンのかもしれないけど)、元気かしら。
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