| 「天才少年ドギー・ハウザー」Doogie Howser,
M.D.(1989〜1993) |
主人公のドギーは16歳ながら、既にドクター。総合病院の勤務医だ。幼い頃にその天才能力振りを発揮した彼は10歳で大学に入学し、14歳の時には医学博士という超エリート。しかしながら、頭はいいが、まだ人間的には少年。医療に従事しながら、大人の男としての修行中。幼馴染みの親友ビニーと共にときに悪ふざけをしたり、行き過ぎる行動に走ったり……。天才ならではの悩みを抱えつつ、一歩づつ大人への階段を上っていく成長物語。 |
外見はまだ子供なのに病院の先生。しかも、同僚の誰もが舌を巻くほどの天才。経験は少ないけど、理論上の勉強はびっくりするくらい進んでいる。ドギーのそのギャップが、面白い! ドラマの中でも周囲の人間がそのギャップに驚いたり、信用しなかったり……。 とは言っても、そのコメディ的面白さだけではなく、やはり天才であるがゆえの苦しみを抱えたドギーには、時には同情してしまったり、こうした子供を持った両親の悩みも、ドラマを見ていて考えてしまったりする。ドギーの父親はやはり優秀な開業医。同じ医師の先輩として、父親として彼が示すべき道はドギーの人生にも大きく影響する。天才児を持った母親も同様だ。その二人の息子に対する接し方も感心してしまう。かくありたいと思う姿だが、現実にはなかなかこうはいかない。 10代の少年としてのドギーは、年齢よりも子供っぽい。それをカバーするかのような親友ビニーとのかけあいは毎回の楽しみ。共に成長していく物語としても楽しかった。ドギーと違って、ごくごく平均的な高校生のビニーは、問題も起こすけど、根はいい奴。イタリア系アメリカ人として誇りを持つ彼の明るさは憎めない所があって、品行方正的優等生のドギーとは案外相性がいいのかも……。自分も男の子の親となった今、もう一度、このドラマを観たいなと思う今日この頃だ。当時とは違った目で観ることが出来るような気がする。 |
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