「神々と悪魔」



<この世界の神々>

<造化三神>(ぞうかのさんしん)

この世界に最初に現れた3神をさし、この世界の神々を創造した神で、

この世界の最高神で大きな神殿には必ず、主神と共に祭られています。

この神が直接この世界に干渉する事はなく、そのため直接信仰の対象

になっておらず、人がこの神と交渉を持つ事は有りません。

また、造化三神には名前がなく、「造化三神」または、「始源神」と

呼ばれています。

<8大神>

造化神が創造した8人の神々です。造化三神がこの世界で行ったのはこ

こまでで、以後、造化三神がこの世界に干渉したと言う記録は残ってい

ません。この世界を造り治めているのはこの8神です。

・光を司る神:ゼノン

光、昼の世界を支配する神で、8大神のリーダー的存在。また、秩序や

法を守護する神で主に支配階級の者に信仰されている。

光、支配、秩序、正義、法

長く白い髭を貯えた老人


・闇を司る女神:レーヴェ

夜の世界を支配する女神。邪悪な神では有りませんが、闇や開放、変化

を司っているため、しばしばその解釈を捻じ曲げ盗賊などに信仰されて

いますが、一般的には、光の神ゼノンと共に祭られています。

闇、開放、変化

黒いドレスを着た貴婦人


・地を司る女神:マイア

大地を司る女神。農業、牧畜、など大地より恵みを受けている

者が信仰している。

大地、豊穣

質素な服を着たふくよかな女性



・水を司る神:ウルム

海や河川など水に関係があるものを司る神。漁師や船に携わる者が信仰

している。また、地を司る女神マイアと共に農村などの神殿に祭られている。

水、海、河川、探求

筋骨たくましい青年



・火を司る神:カストール

炎や戦い、活気を司る神。商人や騎士、戦士、傭兵などが良く信仰して

いる。ただ、争いを奨励している訳ではなく正義なき戦いには加護を与

える事はないと言われている。

炎、破壊、活気、戦い、商い

鍛えられた肉体に鎧をまとった男性


・風を司る神:フェイ

風や移動、伝達を司る神で、旅人、旅芸人など1ヶ所

に定住しない者達に信仰されています。

風、嵐、伝達、移動、

派手な服を着た優男



・生命を司る女神:フレイ

生命を司る神。生き物が死ぬのはその生物に宿る生命の精霊が力を失い

消滅するからだと言われており、病は一時的に生命の精霊の力が弱って

、体内に宿っている精霊のバランスが狂っている状態だと考えられてい

ます。フレイは多くの者に信仰されており、健康、長寿を願うもの、病

の回復を願うもの様々なものが訪れます。

生命、死、誕生、治療

白いドレス/喪服をまとう女性


・精神を司る女神:ミュシャ

精神的なものを司る女神で、芸術家や吟遊詩人に信仰されています。

また、心の病に関する治療や相談を行っているのもこの女神を祭る神殿です。

精神、文化、芸術、音楽

落ち着いたドレスを着た若い貴婦人


神々はこの世界に形を与え、そこに様々なものを作りました。

そして、様々な法則を定めました。精霊は神々の力そのもので

エネルギー体のようなものであり、どのような精霊が宿ってい

るかにより物質や生物の性質や性格などが定められます。

そして神々はこの世界に様々な生物を作り住まわせました。

最後に、神々は自分達の姿に似せて造った源人と呼ばれる

者達に知性を与え、この世界を管理させました。

源人はすべてのヒューマノイド型の知性ある種族の祖先です。

源人は全ての神々から様々な力を与えられ、また時には直接

神々と交渉しこの世界を治めており、この世界には「悪」

という概念は存在しませんでした。



<外なる神々>

外なる神々とは別の世界からきた異質な神々で、多数にして個、個にして

多数といわれている神々です。複数の神とその配下の多数の悪魔が存在し、

個々の意志と目的を持っていますが、それらすべてで1人の神の別の姿や

一部だと言われています。また、この世界ではどれも邪教とされています。

また、その呼び名も様々です。

これにより、この世界に「悪」と呼ばれる概念が誕生しました。

外なる神々は配下の悪魔と呼ばれる者達を使いこの世界の秩序を破壊し、

疫病をばらまき、知性ある生き物に、欲望、妬み、裏ぎりや、怒り、憎悪

などの負の感情を植え付け、増長させこの世界に混乱と狂気をもたらしました。


<神々の戦い>

外なる神々がこの世界に侵入してきた時、8大神と争いが起こりました。

ただ、この時も造化三神はなんの干渉もしていません。

この戦いは神々だけでなく、この世界に住む生き物達をも巻き込み、

千年のあいだ続いたといわれています。

源人の中にも外なる神々の影響を受け、神々に背く者が現れました。

これ以上争いが長引けばこの世界その者が崩壊してしまうため、8大神は

力を結集し、外なる神々を自らと共に別の次元へと封じ込めました。

現在でもそこで8大神と外なる神々の争いは続いていると言われています。

そして、この戦い決着がついた時この世界の運命も決まるのだと。

また、この神々が争っている世界は天上界、元の世界は地上界と呼ばれています。

この事により、8大神と外なる神々が直接この世界に干渉する事は殆どな

くなりました。しかし、完全に外なる神々の影響をこの世界から切り

離す事はでず、外なる神々は、配下の悪魔と呼ばれる存在を通し未だに

この世界に干渉し続けており、神々もまた時折その力の一部を行使する事が

有ります。ただし、どちらも地上界の住む者を通じてしかこの世界に干渉できません。

悪魔の場合は、地上界の者に召喚され何らかの生物、もしくは物に宿る事

で地上界に干渉できるようになり、神々の場合も地上界の生物の肉体を通

して力を行使する事になります。



<悪魔>

悪魔とは外なる神々の1部で、神々の目を盗んで地上界に出現する外なる

神々の配下の者です。配下といっても外なる神々の1部でも有り、地上界の

者が本当の意味で滅ぼす事はでず、魔術もしくは魔力の込められた武器で

しか傷つける事はできません。

ただ、宿っている者(物)を破壊すれば天上界へと送り返される事になり

ます。また、悪魔達は精霊魔術とは違った独自の魔術を使用します。

第3階級以上の悪魔達は自分の名前を持っており、第4階級以下の悪魔が

取る姿はなぜかある程度決まっているため、外見から人が分類して名前を

付けているだけで、地上界に姿をあらわすのは殆どこの階級の悪魔達です。

地上に出現する悪魔には厳密な階級が存在し、下の階級の者は上位の階級

の者の指示に逆らう事はできません。



・第一階級

地上界に干渉できる最高レベルの悪魔です。

これ以上の力を持つ悪魔は神々の力に阻止され地上界へ現れる事はなく、

この階級の悪魔は「魔神」と呼ばれ、地上界のものでは太刀打ちできませ

ず、神々の力を借りなければ天上界に送り返す事はできません。

高度な知性と魔術を持ち、どんな姿にもなる事ができます。

また、魔神は7人で「7支柱」と呼ばれています。

第2階級以外の悪魔は7支柱の誰かの元に所属しています。


1.ア モ ス /傲慢

2.ガ ウ ド /好色

3.デ ー ル /怒り

4.ハイムダル/怠惰

5.エ オ ブ /大食

6. ロ キ / 強 欲

7.ファーミア/嫉妬


・第2階級

魔神の次に強力な悪魔で「魔王」などと呼ばれています。

魔神と同じく高度な知性、魔術を持ちどのような姿にもなる事

ができ、その力は魔神と比べればかなり劣っていますが、地上界

の者にはやはりかなりの脅威となります。

過去に2度、地上界の英雄と呼ばれる者に倒されたと言う記録は

有りますが、地上界は倒されるまでに壊滅的な打撃を受けました。


・第3階級

この階級の悪魔は、「魔将」と呼ばれ名前を持つ悪魔の最低階級の者です。

狡猾で、第4階級以下の者とは段違いの力を持ち、

その度に大きな戦乱や混乱が起こっています。

魔将は傾国の悪魔として恐れられており、巧妙に国王や支配階級

の者に近ずき、自分と契約を結ばせ争いや混乱を招きます。

御使いが自分の力を直接行使するのは最後の手段で、まるでゲーム

を楽しむかのように、周りの者を言葉巧みに操り自ら破滅の道を歩ませます。

また、魔将は第4、5階級の悪魔を取り付いている者の部下などに取り付か

せて、自分の目的の手助けをさせている場合がおおい。


・第4階級

この階級の悪魔は、「御使い」と呼ばれ、人並みの知性を持っています。

知性有るものと交渉できるのはこの階級以上の悪魔です。

召喚したものの願いをかなえる代わりに、契約を結びます。

契約した者は、人外の力を得る事ができるが少しづつ考え方を歪め

られていったり、また約束をたがえずに契約者を破滅に導きます。

そして、契約者がすべてに絶望した時、もしくは契約者自らがすべて

をこの悪魔に委ねた時に契約者を完全に支配します。

こうなった場合、契約者の自我は完全に失われますが、姿について

は取り付いた悪魔の任意で決める事ができるため、そのまま

の姿もしくは、恐ろしい怪物の姿を取ります(別人には化けられない)。

黒魔術師と呼ばれるものが契約を結ぶのは殆どこのランクの悪魔です。


・第5階級

この階級の悪魔は、「魔人」と呼ばれます。

魔人は本能に毛が生えた程度の知性しか持ち合わせていません。

魔人は取り付いたものを直ぐに完全に支配してしまう事はなく、取り付かれたも

のもその間は外見も殆どそのままで、自分の意志で行動していると思っています。

(外見は多少普通の者とは目の色が違うなど異なります。)

通常の人間では考えられないような能力(肉体的なものや黒魔術)

を行使できるようになりますが、取り付かれた者はまるでそれが

自分の考えであるかのように、行動を取るようになります。

黒魔術師が部下などに取り付かせている悪魔がこのランクの悪魔で、

取り付かれている者のなかには意志の力で逆に悪魔を支配している

ものも居ますが、悪魔は常に支配する側にまわろうとしています。

(ただ、支配されているふりをしているものが大半です。)

最後の瞬間には、この悪魔も取り付いているものを完全に支配し本性を

あらわし、完全に支配されたものはやはり、恐ろしい怪物の姿になります。

こうなってしまったら、元の生物の自我は完全に消え失せてしまいます。



・第6階級

最低ランクの悪魔で「獣の悪魔」、「獣魔」と呼ばれており知性ら

しいものは持っておらず、この悪魔に取り付かれた生物は恐ろしい

怪物に成り果てます。このランクの悪魔でも普通の者にはかなり

の脅威となりますが、ある程度実力の有るものなら倒す事はできます。

ただし、この階級の者でも魔術の力を借りなければ傷つける事はできません。

獣魔は、悪魔に魂を売り渡したものの配下として動物の

肉体を利用して召喚される事が多い。



<精霊信仰>

地方には精霊そのものを祭っている神殿、社などもあります。

本来、個々の精霊には名前も意志も有りませんが、人により命名され、

長い間、信仰される事により他の精霊より強い力と、意志のようなもの

を持つ事が有ります。その神殿、社の祭主や祭っている村、町の住人と

深い結びつきを持つようになり、特に祭主はその精霊に関し通常よりも

強い力を行使できます。祭られなくなった精霊は次第

に力を失い、やがて普通の精霊に戻ります。