四日目【2003年8月9日(土)】
本日も、朝起きてすぐ準備をし、マイクロバスで劇場へ向かった。
本日は夜7:00PMから公開リハーサルがある。また11:00〜14:30が、自由時間になった。連日張り詰めた稽古で、出演者たちへブレイクが必要と演出からの配慮であった。
サハリンへきて初めてのフリータイム。早速若者達と10人くらいでグループを組んで、劇場の近くのデパートと市場へ行った。色々買い物をしたり、地元の店の見学をしたり有意義な時間を過ごせた。
連日どんよりとした天気だったが、この日は快晴の気分爽快な空気が満ちていた。週末ということもあって、服装もいつもより色が綺麗で、サハリンに来て初めて綺麗な風景を綺麗な色の服を見ることができた。昼食を、ビジネスセンターで取るために、昨日夕食をとれなかった店に行った。新発見。ここのトイレは、すごい!便座があるばかりではなく、トイレットペーパーを流す事が出来るし、温風タオルもあるし、日本の公共施設にあるトイレと同じなのだ。思わず感動してしまった。
夜の公開リハーサルの、お客は50人くらいであったが、信じられないくらいに感動的な客であった。こんな素敵なお客がサハリンにいるなら、こっちでずーっと芝居をやりたいくらいだと思った。初めは随分おしゃべりをしていて、ずいぶんうるさい客だなあと思っていたが、色々な所で沢山の反応があるし良い所では、ぐっと見ている。気持ちをすぐ表し反応してくれる所がすごいし、芝居を楽しんでいる感じがすごくした。とにかく嬉しく、私は客の雰囲気に感動した。

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 五日目【2003年8月10日(日)本番の日】

いつものように9:45AMにホテル前に集合し、マイクロバス二台にのって劇場に向かう。本日は2ステージ本番がある。14:00と19:00の二回。
本番が終わった。
あっという間だった。
それにしてもサハリンの観客の勢いに感動した。
スタンディングオベーション
反応が実に楽しい。本当に箇々のセンスで受け止めてくれている。
芝居やるなら、サハリンが良いかも知れない。
マチネはやや、ソワレはもうこんなに反応してくれてありがとうって感じだ。
ロビーでもすっごいサイン攻めにあった。一体どれだけの人にサインをしただろう。
今回の公演は成功したと言えるだろう。
とてもとても有意義な時間を大いに頂いた。
きっと色々疲労困憊だと思うが、無事公演を終了した安堵の気持ちでいっぱいだ


 六日目【2003年8月11日(月)】

朝、みんないい感じだった。無事芝居を終え、しかも、信じられないくらいの熱い歓迎を受けたため、サハリン上陸した頃と比べると、実にいい表情をしていた。
本日は唯一の観光日であるが、18:00から、劇場ロビーで地元の方々との交流会(レセプション)があるので、観光の時間は数時間しかない。
マイクロバス2台で観光地巡り。マトリョーシカなど、お土産をかったし、ロシア料理も「サイゴン」というレストランで食べた。なんといってもボルシチが旨かった。これが本物のボルシチだぁ〜って感じで、旨かった。だが、考えてみると普段は「ボルシチ」食べたことがないので、日本のものと比較できず、食通ではない自分の情けなさ丸出しだった。
しかしなんだ、「サイゴン」って店名ならベトナム料理だよね。ロシア料理なのに「サイゴン」ていう名前を付けるセンスがきっとロシアなんだろうなぁ。
レセプションはこれまたすごかった。サハリンの偉い方々もきていて、各御発声のあと、
飲めや踊れやの大パーティになった。ウォッカの一気飲みもさせられたり、ロシアの方々の歓迎の十八番ダンスを披露していただいたり、我々日本チームの若き役者たちは浴衣姿で踊りまくっていり、劇場付きの演奏家の弦楽器の披露があったり、チェーホフ劇場の方々もとんでもなく盛り上がっていて、もう本当に思う存分楽しませていただいた。
「I am clagy for you.」ってチェーホフ劇場のやや年配の女性に言われた。
まあ挨拶かわりに言ってくれたのだろうけど、なんか嬉しかった。


 



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