「健康」12月号特別付録 「膝の痛み絶対解消大辞典」より、
土屋薬局が取材を受けたページを紹介します。(薬剤師 土屋幸太郎が取材を受けました)
膝痛に対する最高の漢方・漢方薬が「独活寄生湯(どっかつきせいとう)」
私の薬局がある山形県は、ご存知のように豪雪地帯で冬は厳しい寒さに見舞われます。
寒さというのは膝などの関節痛の大敵。
ですから、膝痛の人にとって、山形は過酷な地といえるでしょう。
また、農作業に従事している人が多いのも特徴です。
つらい肉体労働が足腰を酷使し、膝痛などにもなりやすいと思われます。
これらの理由で、山形県は全国でも特に膝痛の多い地域です。
私の薬局にも、膝痛の悩みを持った患者さんが多く訪れます。
そんな人には、私は迷わず漢方薬の「独活寄生湯(どっかつきせいとう)」をすすめています。
独活寄生湯とは、652年に中国で開発された、16種類の生薬が配合された漢方薬です。
日本に「独歩丸(どっぽがん)」という名前で輸入されたのは5年前なのでなじみが薄いのですが、
中国では国家も認めているすばらしいものなのです。
その特徴としては、
@まず漢方薬のなかでも副作用の心配が少ないということ。
漢方薬は全体的に比較的副作用が少なめです。
次にA膝痛など、痛みに対して効果が高いということ。
また、Bコラーゲンなど、ほかの栄養補助食品などと併用も可能であるということ。
そして、これが最も重要なのですが
C膝の痛みに強くなるよう、体を丈夫にしていくことにつながるということです。
それでは、この独活寄生湯が効くメカニズムについて、お話しして行きましょう。
鎮痛と、筋骨を強めるダブルの作用で膝痛を撃退
独活寄生湯は、大きく分けて2つの作用で、膝痛を改善していきます。
まず、鎮痛効果と抵抗力をつける作用です。
これは、独活寄生湯に含まれる「独活(どっかつ)」(ウドの根茎)「桑寄生(そうきせい)」(ヤドリギ)などの効果です。
これらは血行を促進し、水分代謝をよくする働きがあります。
そのため、膝の周りの血流がよくなり、膝に栄養分が行き渡りやすくなるのです。
そして、もうひとつは筋骨を強める作用。
ここでは「牛膝(ごしつ)」「杜仲(とちゅう)」などが効果を発揮します。
筋骨とは、文字どおり筋肉や骨のことです。膝の周りの筋肉や、すり減った軟骨などを補修することで、
膝の痛みを根本的に治療していくのです。
ただし、これらの独活や牛膝などを単独で飲んでも、上記の効果は得られません。
やはり、これらの生薬が複合的に働くことによって、膝痛に良いと思われます。
独活寄生湯は、慢性のリウマチや、慢性的な膝の痛みなどにも応用されます。
これに対して、
打撲や捻挫などによる急性の膝の痛みに効果がある漢方薬も存在します。
それが「疏経活血湯(そけいかっけつとう)」です。
血流改善作用が強く、膝の筋肉に血流を集めることで治療していきます。
私は主にスポーツなどで膝を痛めた人にすすめています。
慢性的な膝の痛みには独活寄生湯、急性の膝の痛みには疏経活血湯、と覚えて、
膝の痛みを軽減し、膝の痛みを感じずに楽しく歩く すばらしさを実感してください。
痛み解消コラムF
(当店のお客様の 工藤よし子さん(75歳・農業)の実際の体験談で、本当の話です)
独活製剤を飲んで わずか2週間で40年来の膝の痛みが消えた。
いまでは 正座もラクラクできます。
私と膝痛のつきあいは とても長く、30才のころには すでに膝痛になっていました。
農業をしているので肉体労働が多いせいもあり、
腰のあたりから くるぶしまで全部 痛むんです。
そのなかでも特に痛かったのが 膝周りでした。
特に冬はつらく、常にさすってないとダメなんです。
痛みがおさまっている時期もあるのですが、ひどいときには、
トイレに行くときでさえも松葉杖を使っていました。
5〜6年前には接骨院へも行きました。
電気治療が主だったのですが 一時的に治るだけなので、効果はいまひとつ。
国内旅行が大好きなのですが、みんなに迷惑がかかるので、
足が遠のいてしまいがちでした。
そんなわけで、3年前の10月に行きつけの土屋薬局で、膝に効くものを尋ねたところ、
「独活製剤」をすすめらたのです。
私は これを1日2回、食間の午前10時と午後3時ごろに、9丸ずつ飲みました。
畑仕事の合間に飲む、という感じでしたね。
すると どうでしょう。
「昨日より きょうは痛みが少ない」
という感じで、
日に日に痛みが とれていくのが実感できるんです。
そして驚くことに、2週間後には まったく膝の痛みがなくなっていました。
それからは もちろん 杖もいらなくなりましたし、畑仕事もラクラク。
若いころの足の力が戻ったようです。
曲げるのさえ 苦痛だったのに、正座もできるようになったんですよ。
旅行にも常備薬として 常に持って行きます。
3年間 毎日飲んでいますが、痛みの再発はありません。
これからも生きている限りは、ずっと つづけていくつもりです。

独活製剤の主成分であるシシウド(独活)です。
漢方コラム「三階滝(シシウド) 素晴らしき独歩丸の世界」もお楽しみしてください。
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