漢方薬は女性にお勧め 3

不妊漢方、漢方薬/高プロラクチン血症

山形県東根市神町 土屋薬局 薬剤師・不妊カウンセラー、国際中医専門員A級(中国政府認定)・
NPO法人日本不妊カウンセリング学会会員 土屋幸太郎



土屋薬局 様


こんにちは、ご無沙汰しております。

度々、漢方薬ではお世話になり、
いろいろとアドバイス等ありがとうございました。

申し遅れましたが、子供が授かりました。
(5月予定です)

今はちょうど三ヶ月で、もうすぐ四ヶ月に入ります。

土屋薬局さんにいろいろと処方して頂いたお陰だと思って、
主人共々感謝しております。

特に、「麦芽を炒ったもの」は、
強い胸の張りもなく良かったのではないかと思っております。

結局、生理痛はなくなったとは言い切れず、
またこれからどうなるか分りませんが、
今は、妊娠期間を大切にしております。

婦宝当帰膠が一本程残っておりますが、
飲んでも構いませんか?

まだ、貧血とかいう症状はありませんが、
仕事をしてますので勤務先での冷えや貧血等、お手すきの時に教えて下さい。

すぐ、鼻(鼻づまり、のど痛)カゼをひき、
ずっと風邪気味状態でお知らせおくれて申し訳ありませんでした。

まずは、ご報告まで。

急に寒くなりましたが、土屋薬局さんの山形のほうは、
もっと寒さ厳しいかとおもいますが、お体大切にして下さい。

11月8日

Cさん(32歳)は、生理痛がひどく、生理がくるたびにおっくうで
予定も立てられないほどでした。

ふだんは元気なのに、生理痛がひどいとのことで
婦人科で検査をしましたが、特に異常はありませんでした。

結婚されまして、2年間が経ちますので、
そろそろという気持ちもあります。

まずは、体調を整えようとのことで
漢方相談を希望されたのでした。


5月12日が最初の相談です。





○5月12日



「婦人は、血をもって本となす」と言われますように、
血液を補うことは、婦人病治療の基本となりますから、
婦宝当帰膠をベースにします。



「ストレスを緩和する漢方薬」はは、月経前緊張症や生理痛などの不快なトラブルを
「気」の面から調和していく漢方薬で、
C子さんは 婦宝当帰膠をお湯に溶かしたもので服用していきます。


強いストレスは、生理痛や不妊の原因にもなりやすいですから、
「ストレスを緩和する漢方薬」で 張り詰めた気持ちを緩めます。

心と体のバランスを整えることは、
自律神経、ホルモン系、免疫系などに有効です。


「丹参製剤」は、生理痛対策です。

生理の始まる2〜3日前から、生理終了まで
1回1包を婦宝当帰膠とともに一緒にお湯に溶かします。

血液をサラサラにし、血流を良くします。


生理痛がひどい場合には、西洋医学的には


A:機能性月経困難症

@プロスタグランディンの分泌量が多い Aストレス B子宮や卵巣が未成熟 C性格 
D冷え E骨盤のゆがみ F生活習慣



B:器質性月経困難症

@子宮筋腫 A子宮内膜症 B膣炎・卵管炎 C卵巣嚢腫


などの原因があると考えらています。


中国漢方では、おもに生理痛の原因を淤血(おけつ)と認識しています。


たとえば 「丹参製剤」婦宝当帰膠や「ストレスを緩和する漢方薬」に併用し、
スムーズに子宮内膜が剥がれ落ちるようにして、
生理痛の緩和を目指します。





○6月22日


C子さんは、土屋薬局の漢方の資料やパンフレットが
とても興味深かったそうです。

さて、C子さんは 上半身は暖かいのに、足先が冷たいとのことで、
@「鹿茸が配合された漢方薬」をお勧めしました。


「鹿茸が配合された漢方薬」は、「補腎陽」の働きがあります。

簡単に言えば、「命の火」の材料となりますので、
からだの「エネルギー」が充満してきて、冷え性が改善します。



「鹿茸が配合された漢方薬」は、生理が終わってからの「卵胞期〜排卵期」にかけて服用します。

排卵を促進し、元気な卵子ができるようになります。


「鹿茸が配合された漢方薬」は、「漢方薬は女性にお勧め 2」で紹介していますように、
「周期調整法」の柱となる漢方薬です。


親から 「精」を譲り受け、
子孫を作る能力を高める 「腎」の機能を改善しますので、
不妊の漢方相談では、「当帰を主成分にした漢方薬」とともに 
「鹿茸が配合された漢方薬」を併用することが多くなります。





○6月26日


高温期が10日目くらいから下がってきているそうです。

また、C子さんは 生理の2日前から頭痛や、胸の張り、
イライラなどがあることが分かりました。


黄体機能不全のように 高温期が持続しない場合には、
「鹿茸が配合された漢方薬」を、低温期だけではなく、高温期(黄体期)にも服用して頂きます。


「鹿茸が配合された漢方薬」は、ホルモン力をアップさせます。


基礎体温表では、黄体機能不全のような凸凹型、
高温期が持続しにくく、12日未満になる、低温期と高温期が0.3度未満、
高温期が低い、基礎体温が全般的に低い、などの症状改善に
「鹿茸が配合された漢方薬」を使用します。


生理前の「イライラ、胸の張り」対策としては、「麦芽を炒ったもの」をお勧めします。






○7月7日


基礎体温の低温期や高温期のギザギザが安定してきて、
周期が全般的にきれいになっていきました。

低温期から高温期への上がりが階段状で、スムーズでない場合にも
有効です。

つまり、「麦芽を炒ったもの」は排卵障害などにも効果的なのです。





○8月6日


先月に 「麦芽を炒ったもの」を服用してみたら、
1週間も続いていた 「胸の張り」が不思議となくなったそうです。

C子さんは、続けて漢方薬を服用していきたいとのことでした。



ここで、上記の手紙へとなり、C子さんはお子様を授かりました。





脳下垂体から分泌される プロラクチンというホルモンには、
乳汁の分泌を促す働きがあります。


授乳中には 月経がこないことでも分かるように、
このホルモンには、排卵や月経を抑える作用があります。


プロラクチンが大量に分泌された状態を 「高プロラクチン血症」といい、
不妊の原因のひとつとなっています。


黄体期に胸が張りやすく、乳汁分泌などの症状が表れることもあります。


東洋医学では、古くから麦芽を断乳(授乳をやめること)に使ってきた経験があります。

体にやさしい麦芽を炒ったものを胸の張りや生理前のイライラに
試してみてはいかがでしょうか?


以前は、麦芽は 炒った麦芽を大量に煎じて服用するという 手間がかかりましたが、
最近では、飲みやすいように顆粒状に加工されたものも市販されています。





周期調整法に、土屋薬局では取り組んでおります。

詳しく漢方相談表にご記入してください。

多少恥ずかしいかもしれませんが、
生理の状態―
初潮年齢、月経周期、月経期間、一番最後に来た生理の日付、
生理前に月経前緊張症があるかないか(イライラ、胸の張り)、
排卵痛(イライラ)、不正出血(排卵日前後など)、
生理痛(前半に痛いか、後半に痛いか、痛む場所はどこか―頭痛、下腹部など)
生理時にレバー状の塊があるかないか、、
など詳しくご記入されますと、
私たちの 漢方相談の能力が発揮されます。


基礎体温表を付けているかたは
遠慮なくファックス(0237−48−1477)してください。

郵送でも大丈夫です。



漢方薬は女性におすすめ4」に進みます。


「漢方薬は女性におすすめ」に戻ります。



漢方薬は女性におすすめ2」に戻ります。

基礎体温表の読み方」も参考になれば幸いです。


漢方相談は、
漢方相談室のフォームファックス(0237−49−1651
お電話(0237−47−0033、0237−48−2550)で。


どうぞ 「山形の漢方」をご利用ください。

体調に合わせながら
健康をつくる漢方相談をしていくことを誓います。