サクラ大戦 帝劇花組Xmasオーナメント完成記念

「帝劇花組座談会・ふたたび」

Xmasオーナメント完成記念

                 「帝劇花組座談会・ふたたび」

「え〜、というわけでオーナメントがなんとか8人そろったところで、
記念に座談会を催したいと思います〜  ちなみに会場は、浅草で有名な洋食屋
さんなんですよ〜特に名前は秘しますが」
「っつーかさぁ、またかよ座談会。てめぇ一人でまとめらんねぇのか?」
「そうですわよ、毎度毎度呼び出されてはたまりませんわ。わたくし、そこ
いらのお暇な方々とは違うのですから。まったく…それにしても、たまには
良いことをおっしゃいますわ、野蛮な山猿のカンナさんにしては」
「そうだろそうだろ、野蛮な山ざ…って、おい!どさくさにまぎれて何
言ってやがんだこのサボテン女!!」
(しみじみ……)
「ふぅ、こないなケンカも見納め聞き納めやと思うと、しんみりや」
「そっか、すみれは来年、花組引退しちゃうんだよね……」
「この際ですから、景気よくイクで〜す!どっちもやるで〜す!!」

「ちょ、ちょっとみんな無責任に煽らないで…。では中村さん、今回の企画
立案からお話いただけますか」
「ありがとうマリアさん〜助かります〜〜  さて、サクラ大戦のショップ
『太正浪漫堂』さんでのクリスマスオーナメントの募集は、池袋店創業当初か
らあったのでしょうが、どーせ行けないからって別に関心も寄せてなかった。
ただ「2」発売後SSを書くようになって、ニフティのサクラ大戦フォーラム
も巡回するようになって、マスコットを作って飾る方がおられるのを知って…」
「そんな時に、浪漫堂の二号店・心斎橋店が開店し、書房オフも開かれるっ
ちゅうことで、ウチのオーナメントをつけてもらったんやな」
「そうそう、『奇跡の鐘・聖母役の紅蘭』99年12月のことです。心斎橋店
がオープンして1週間くらいの頃で、オーナメントの募集はしてなかったのに
強引に押し付けて(笑)
  そのことをニフに発言したら、いろんな方にレスいただいて、マスコット
愛好家(作る人)さんにも会えて、すっげー嬉しくて。マスコットって、
やっぱ直接見ないとつまんないんですよ〜実物を見て、触らしてもらって、
どういう創りをしてるかとか〜構造はどうなってるとか〜キャラクターをどう
デフォルメしてるかとか〜  もうキャーって感じっすよ〜〜」
「そ、そうですか(さくらさん退き気味)それで翌年、このXmasオーナメ
ントシリーズの製作を開始したんですよね」
「(深くため息)そこなんすよ〜大変でした〜〜」
「向かって右が2000年、向かって左が2001年の作品…歴然と違いが
ありますね。特に……」
「さくらさん、顔がデカ過ぎま〜す!」
「おーほっほっほっ、確かに大顔面ですわね」
「すみれさん、人のこと言えるんですかっ (泣)」
「せめて、顔の型紙くらいは共通にした方がよかったんじゃありませんか?」
「言わないでください…今、目いっぱい後悔してるんですから★」
「だいたい持久力と集中力に欠けているのに、無茶だ」
「そしてそして、初出画像と同一なのは紅蘭だけってくらい、いずれにも
手を加えまくっておりますーっ  恥かしいんで、初出も残しておきましたが
(さらしもの)」
「「「「「「「「  えーっ 」」」」」」」」
「…ただ差し換えが面倒なだけちゃうんか?横着やから…」


・真宮寺さくら嬢「聖夜の聖歌隊」
「ま、やっぱさくらは公式ヒロインだし。一番手で順当か」
「ノンノン・カンナさん、さくらさんだから最初にしたんですよ。後に回した
ら、作らないんじゃねーか、と見込んで」
「というと、さくらを作るモチベーションがあまり無かった…と」
「はい、全然(きっぱり)」
「ひっ、ひどいです!」
「いやぁさくらさんご自身がキライなわけじゃないんですけど、やっぱファン
層は圧倒的でしょ。アタシなんぞが作らなくても、イラストでもさくらさんが
一番目立つし。いーじゃないですか、別にぃ〜」
「ねぇねぇ、さくら人形はどんなことを考えて作ったの?」
「さくらさんと紅蘭は正面を向く、と決めてました。一番オーソドックスな
女の子らしい衣装にして、聖歌隊みたいなイメージで。ワンピースの上に
ケープを着用している感じです。一番苦労したのは、髪。前髪はおかっぱで、
耳に房があって、後ろ髪があって、リボンがあって、ポニーテールがある。
これを重ね合わせるうちに、いや増す重量感…」
「ところで聖歌隊なら、鈴よりもキャンドルが似合うんじゃないですか〜?」
「ぐはっ痛いところをっ  そういや他の人に入れたクリスマスカラーの緑が
無いので、急遽追加しました。あと刺繍だった目をビーズに変えて、口も変更
したんですよ、今日」
「…後手後手やね」
「うーん、初期作品にありがちな試行錯誤期ということで、ご勘弁を」

・神崎すみれ嬢「聖夜の魔女 (爆)」
「って…なんですの『魔女』っていうのは!あんまりにもわたくしのイメージ
から離れすぎてますわっ」
「「「「「「「「全〜然  ピッタリです(よ)」」」」」」」」
「きーっ、どういうことですのっ」
「ですから…すみれさんと織姫さんには肩の出たドレスを着ていただこうと
思ったんですが、織姫さんはお姫様=プリンセスライン、すみれさんには
マーメイドラインのセクシー路線に走っていただこうと思いまして。
小道具は、やっぱり魔法の杖。以上」
「ちょ、ちょっとそんなはっきり…  ど、どんな服でも自分なりにアレンジ
しちゃうすみれさんらしさを、表現しようとしてるんですよねっ」
「かなりキワドイ崩し方をしても、下品に見えないギリギリのラインを保って
いるのが特徴」
「そうだよ、だってすみれがツリーやプレゼントの袋を持ってるなんて、
すっごく変だもん。これでいいんだよ」
「まぁこのインケン女に合わせるなら、上出来ってヤツだ。毒リンゴじゃな
かっただけマシだと思えよ。いやサイコーの小道具があったな、サボテン☆」
「な、なんですのこの怪力ゴリラ女!!」
「あーまた始まったで…」
「年の瀬、って感じですね…」
「さくらさんと同じ茶のビーズを目にしました。ホントは小さくあるべきで
しょうが…ま、いっか (いーかげん)  あと、首におなじみのリボンを結び
ました。カンナさんとお揃いですね〜」
「「一緒にするなーっっ」」

・マリア・タチバナ嬢「聖夜の貴公子」
「マリアさんは大変でした…赤いスーツをクールに着こなすポーズを考えるの
が……」
「確かに、誰かさんのようにただ仁王立ちしてればいいというわけには、参り
ませんものねぇ〜」
「んだと〜〜〜!」
「ま、まぁまぁ…  でもマリアさん、OVAでは真っ赤な服着ていたと思いま
すけど」
「あのぺプラムの付いたブラウスですね。すいません、まだ見てません (汗)
そ、そのうち…ポーズとしてかなり斜に構える形にして、なんとか。
目もビーズに変更しました。見えませんが、ちゃんと左目もあります」
「ところでマリアさんが持ってるこの袋の中には、何が入ってるんですか?」
「……真実の愛、かな。あーっ待って皆さん、まだ続きがっ」

・アイリス嬢「聖夜の天使様」
「アイリスは天使ですね。でもクマのジャンポールは?」
「あ…紅蘭のところに居る!」
「敢えて外して、と。CCさくらに、ハートと羽のモチーフがたくさん出てき
たでしょ。そういうイメージから持ってきちゃいました〜
やっぱりアイリスは天使ですよ。幼い子供は天使なんです。そして、溢れる愛
を持っているものなんです (断言)」
「マトンレッグスリーブのワンピースにエプロン…ホントに好きなんですね、
メイド服★★★」
「ああっそんな冷たい視線が心地よいかもしんないマリアさん (汗) 問題は
先のさくらさん同様、髪でした。お姫様カットの前髪、脇と後ろの髪…リボン
の分量…ぐふっ」
「この頃、既にTVAの影響でかなりヤル気が落ちていたんですよね」
「ソ〜ナンス☆本当にあの番組にはコテンパンにやられましたから。アイリス
ドール作ったところで、本当に頓死してたんです。レニの材料仕入れていたの
に…」
「そして世紀を越えた、と。その割には結構創り込んでるじゃねーか」
「今回新たにエプロンのリボン (白) も後に付けましたからね…ちと創り込み
過ぎたかなというキライもありますが、アイリスだからこれくらいコテコテし
ててもおっけーかな、と。目もビーズに取り替えましたし」
「羽もレニとおそろいになったんだよ、ねーっレニ☆」
「う、うん」
「一生やってて……」

・レニ嬢「聖夜のベルリン少年合唱団」
「なんだ『ベルリン』っつーのは。普通『ウィーン』じゃねーのか?!」
「それになんで『少年』なの?レニは女の子なんだよ!!」
「え〜だって半ズボンが一番良く似合うんだも〜ん。男役各位には男装しても
らうつもりだったけど、全部スーツっつーのもマンネリだから、ベストに
半ズボンの少年らしー格好に。星組だから、☆。やっぱり難しかったのは髪と、
あと口元ですね。無表情な感じを出したくて」
「レニの柔らかい髪を表現するのは大変でしょう。この羽は、追加でつけたの
ですね」
「そう、アイリスのより小さいでしょ。子供には羽があるけど、大人に近づく
につれて小さくなって消えていく。大人は心の中に羽を持たなければいけない
のだ(偽浪漫チスト)」
「羽をつけると、ちょっと優しい感じになるから不思議やなぁ」
「いいと思う。鳥みたいで」
「おまけにブーツにもアイリスとおそろいの飾りをつけちゃいましたーっ」
「そこまでする」

・ソレッタ織姫嬢「聖夜のお姫様」
「なんでワタシだけこんなヒラメみたいな顔なんですかー!ナットクいきま
せーん!!」
「…これだけ居るんで、一人くらい横向きにしちゃおうと。そりゃあすみれさ
んか織姫さんですけど、髪型的に横になって面白いのは織姫さんでしょ。
このくるんくるんした後髪は。でもでも、顔がすんげぇ難しかった!!あまり
ふっくらさせるとデブいし、細すぎると他のキャラとのギャップが激しいし…
って、すでにさくらさんとのギャップは有り過ぎですね」
「この並びだと、強調され過ぎです!」
「許してくれ、さくらくん。織姫さんも、赤い衣装がちっとも違和感なかった
ですねぇ。普段着です、みたいな。もっと姫っぽさを出したくて、ビーズと
竹ビーズを追加して、裾模様を刺繍しちゃいましたっ。どうだ、ゴージャス
だろーがっ」
「イヤリングも髪飾りもビーズでつけてもらって、特別扱いじゃないですか」
「ふっふ〜ん、当然ですね〜〜」
「でもすいません、織姫さんだけは反対側から見ないでください。すっげー
間抜けなんす」
「と、いうわけでみんな、是非織姫を裏側から見てやってくれよな!」
「織姫、出ていった」
「…次行きましょう……」

・桐島カンナ嬢「聖夜の木こり (をい)」
「怪力女…(ボソっ)」
「だからオメーは!おい、なんだこのやたらデカイ木を持ってるのは!」
「でもなんかこのカンナ偉そうでいいよね」
「偉いんだよ!」
「うん、木でもなんでも持ってこい!!っちゅう感じの」
「だから木こりか?」
「このクリスマスツリー鉢に植え付けられていても、全然平気ですね」
「オメーらあたいを大道具係と間違えてるだろーっっ」
「はい、マジメな解説。7人目ということで、かなり煮詰まってきていた
カンナさん製作でしたが、意外にも一番上手くいった気がします。豪快な
ポーズと元気の良さが上手くでてくれて、作ってても出来上がっても、
すっごく楽しかった。カンナさん人形作るの二回目だから、気楽だったのかも
しれません」
「ツリーには裏表で、ちょっと違うオーナメントが付いてるんですよね」
「結果的に。あとは表情作りが難しかったかなぁ…ってこれは共通項か」

・李紅蘭嬢「聖夜の手品師」
「「「「「「「  ……………#  」」」」」」」
「ほら〜またあんたがヒイキかますから、全員ムカついとるで〜」
「だ、だって…アタシは紅蘭が好きなんだっ紅蘭さえいればそれでいーんだっ
他のメンバーなんて全員紅蘭の引き立て役なんだーっ  はぁはぁ……」
「言いたいことはそれだけですか?」
「しかし、本当にわたくしに配分すべき情念をすべてここにつぎ込んだって感
じですわね。なんですの、この服の縁取りは」
「そこなんですよ…最初、パイピングを黄色にしたら、モロ中華になって
しまって(そりゃそーだ)じゃあほどいてやり直そうとしたら、もうフェルト
生地ボロボロで使えなくて、もう一度裁断しなおしてパイピングして…(泣)」
「おまけにビーズの刺繍もして」
「特製のクツもはかせて」
「でも顔が難しい!プラ板で眼鏡作る方もおられますが、私は今回も針金で作っ
ちゃいました。が、どうもバランスがとれない。頭のもっさり感と、眼鏡と、
表情の可愛らしさを上手く取り持つのは至難の技ですねー」
「他の作家さんとの比較は残酷としても、自分の作品内でこれだけ作り込んで
もらえたら本望ってものよね」
「紅蘭ずるーいっ」
「ウチのせいちゃうで!ぜ〜んぶ中村はんの妄念やっっ」

・ジャンポール「聖夜のプレゼントクマ」
「って、クマのくせにワンコーナーもらってるのかよ?!」
「だってこいつ作るの大変だったんだも〜ん。ホント、手先が器用選手権並み
よ。全長2cmだもん。この子の難しかったのは、吻ですね!」
「フン?」
「吻…動物の鼻から口にむかって突出している部分。ちなみに、フントではな
い」
「そんなことだれも聞いてないデ〜ス☆」
「(あ、織姫さんいつの間に?)最近のテディベアのデザインは、吻だけ別付
けするのって、少ないと思う。私も初めて創りました。基本的には丸いけど、
上に向かうにしたがってちょっと細めにしないとバランス悪いし。またこの
耳がねぇ…細かくて細かくて。
  でもクマはいいですね〜何体作ってもそう思います」
「そういえばこのジャンポールはアイリスのものとは別の、コクリコへの
プレゼントだって話を聞いたんですけど」
「そうそう、そんな気持ちも込めて」

・チビロボ「聖夜の飛行物体」
「チビロボ…最近の人は、ご存知無いのでは?」
「はい、『サクラ大戦』の初期搭乗機・光武での必殺技で登場した、チビロボ
くんです。愛敬のある丸い目とボディ、ときどきボケもかますナイスな性格で、
紅蘭といえばやっぱりチビロボっすよね〜『4』で是非グレードアップして
登場して欲しい機体です。あ、もちろんボケは必須☆」
「この子だけ、サンタ帽かぶってるんですけど…」
「キャラクターは髪型が命なので、帽子かぶせられないんです…それって私の
造形の弱さかもしれません(泣)だからもう、チビロボくんしかなかったです」

・大神人形「聖夜に一度きり★」
「これって…紅蘭が隊長を手玉にとってるという意味ですか?!」
「あはは、違いますよぅ。紅蘭のジャグリングの玉は本当に悩みまして。
3つってことで、チビロボはすぐ思い付いたんだけど、あとの2つが…。
当初は爆弾と飛行機でした。あんな事件が起こったからじゃなくて、飛行機の
資料捜すのメンドイかな〜って」
「ヤル気ナッシングで〜す!」
「でもこれって、もしかして…」
「そう、『2』終盤の紅蘭ヒロイン合体技で登場する大神人形をモデルにして。
あの強烈なアホさをなんとか形にしたくて、頑張りました!」
「クリスマスカラーでも、モギリ服なんですね…なんか気の毒かも」
「いやぁ、でもこの緑のネクタイがポイントかと。しかし考えてみると、大神
をイラストで描いたり、ましてやマスコットに作ったりって、初めてでした。
きっと、もう二度とないでしょう (笑)」
「えーっ、じゃあ加山のお兄ちゃんは?」
「その可能性は皆無ですね(きっぱり)」
「そんなにはっきり言わなくても…」
「短編SSですら書けなかったですからね…」
「ええいサクラはギャルゲーだぞっ若くてかわいい女の子がたくさん出てきて
嬉しーっつー作品だぞ、なんでそこで男に走らなアカンねんっっ」
「はいはい、分かりました……」


「というところで(まとまらないわ)全体の感想を……」
「はいっ  かつて10日間で5体のドールを作った実績のあるこの私、状況を
甘くとらえてましたっ」
「『CCさくらひなまつりオーナメント』の話だね…」
「だってあれは、全部同じ型紙だったで〜す!」
「そう、織姫さんのおっしゃるとーり。あれはすべて同じ型紙だったから出来
たこと。しかもうち2体は動物だったしぃ  全部オリジナルの型紙で造り上げ
るのが、こんなに大変なことになるとは…」
「各論が難しいのは『休日シリーズ』で身に染みたはずなのに…」
「懲りない方ですわねぇ」
「あと、昨年TVAで奈落の底まで叩き落とされたのはともかく、今年も大変
だったんですから…8月から作ったドールが16体!全部手縫い!!」
「フェリシモのボランティアに6体、バザーに6体、このオーナメントに4体。
でも……」
「材料費はかかってないんでしょ?」
「確かに材料はほとんど自前で、押入れに死蔵されてた布で作ってますよ。
でもでも手間が大変なんだから〜  ボランティアやバザーは他人様に手に渡る
のを前提にしてるし、このオーナメントだってお店に飾ってもらう予定でしょ。
如何に素人とはいえ、きちんとしたものを作りたいし…でも、思い通りになら
なくて荒れまくったり……」
「でもまぁ、とにかく全部揃ってよかったじゃねぇか。やっぱ花組は8人いな
いとさ。隊長もおまけについたし」
「うんうん、全部並べると2年間に及ぶ製作の思い出が、走馬灯のよーに駆け
巡りますです〜  でも、実は三日前に完成して写真を撮って、この文章を書き
始めたんだけど、やっぱり気に入らない部分が多くて、紅蘭以外のドールは、
修正入れたんですっ」
「直前までジタバタしてたんですね…」
「往生際の悪い」

「まぁまぁ…さて、せっかく一段落ついたところで難ですが、今後の展望など
をお聞かせ願えれば」
「はいっ、実は紅蘭ドールに取り掛かる前に、メル・シーのデザイン画を描い
て、材料も仕入れてあるんです。メルくん☆ただ、ちょっと今はフェルト見た
くないかな〜って (苦笑)」
「本当に好きなんですね、メイド嬢。するとその後は巴里花組に…?」
「きちんとは決めていませんが、せめてロベリア嬢は作りたいですね。
来年は三人か、ラクショーかな?!」
「結局コンプするかもしれませんね……」
「取り敢えず、オリジナルでどこまで出来るのか、その結果と限界は以前より
かなり把握できたように思います。型紙から作るのは大変っす。
世界中の型紙師さん、ホントに尊敬であります〜〜」
「少しは殊勝な気持ちになったところで、お開きとしましょうか」
「んじゃ、後はモリモリ食って……」
「バリバリ飲みますわよ〜〜☆」
「こ、これって会計どこ持ちなの……?で、ではこのへんで……」

                                              (01/11/24記載)
Xmasオーナメント完成記念・追記

                      「帝劇風組座談会」

「はい、今回は帝劇三人娘の皆さんにおいでいただきました〜
引き続き、花組の皆さんもいらっしゃいますから、すんげぇ人数ですっ」
「ほーっほっほっほっ、わざわざわたくしたちもご一緒しなければ立ち行きま
せんのね〜。それもこれも、やはり知名度が低いせい。お気の毒に…」
「こらこら、かすみの神経を逆なでするなよ、このサボテン!!」
「で、でもやっぱりメインキャラじゃないですから、ねぇ…」
「さくらまで…だいたい、しばらく『フェルト』とか『マスコット』とか
見たり聞いたりしたくないって、おっしゃってませんでした?」
「ソ〜ナンス、確かに疲れていました。でも、なんていうか…
ずーっと走り続けていると、ゴールを迎えても急には止まれないじゃないです
か。しばらく余録で走り続けてしまうみたいな…」
「あたしたち余録なんですかぁ、ひどぉい」
「でもでもそれなら、デザインができあがってる、メルとシーを作ればいいの
に」
「いやっメルくんは、メルくんは十分に時間のある時に作りたい!!
『一週間』は私のメルくんには、短すぎるっっ  だから…」
「だから私たちってわけーっ!なんて命知らずなの、この人!!」
「ゆ、由里さん、落ち着いて……」

「そうは言ってもなぁ、実際『3』から始めた人らは、由里たちのこと知らん
はずやろ?」
「名指しにしないでよ…あのことバラすわよ、紅蘭!」
「紅蘭と由里は同期だから、仲良しだよね〜カンナとすみれみたい」
「「「「  一緒にするなーっ  」」」」
「つまるところ〜帝劇のメンドくさ〜い雑用をシコシコ地味〜に片づける
ゴクロー様な人たちを、『帝劇三人娘』と呼ぶのデ〜ス☆」
「帝国華撃団・風組…輸送空挺部隊。有事に際しては、武装飛行船・翔鯨丸お
よび弾丸列車・轟雷号および空中戦艦ミカサ等の操縦・迎撃を行う。
花組の後方支援部隊」
「三人娘のポイントは、信頼度に関わらないから気楽に付き合えるところです
よね。ファンもめっちゃ多いんですよ〜」
「とはいえ、巴里華撃団のメルさんとシーさんに信頼度がついた以上、『4』
は期待しちゃうわよね!」
「無茶言わないでよ由里…開発スタッフは13エンディングを分岐させるだけ
で精いっぱいなのよ。私たちは登場するだけでもありがたいと思わなければ」
「なんて夢のない言い方なの、かすみさん!あたしたちだって『2』では
大神さんとデートできたじゃない。これで信頼度に関わらないで終わるなんて
ヒド過ぎるわよ。ミカサを二回も飛ばしたのは伊達じゃないわっ」
「後はスタッフにどれくらいの余力が残っているか…ですかね」

・高村椿嬢「聖夜の売り子」
「椿ちゃんは、大帝国劇場・売店での売り子姿なんですね」
「これはこれで好きですだけど…せっかくだから花組に皆さんみたいな、
オリジナルの服が着たかったなぁ」
「あはは〜今回クリスマスカラーで統一ってなってますけど、椿ちゃんの
衣装って元々赤系だから、いーじゃないっすか!」
「でも、『2』のデートの時の紺色のワンピースも清楚で素敵だったと、
評判も高かったのにね」
「それよりなにより、風組の戦闘服なら三人統一で簡単じゃねーか」
「う〜ん、カンナさんのご意見も楽そうでいいんですけど、今回はあくまで
平和な世界を作りたかったんで、戦闘服は却下。『2』での私服ですか…
ちょ、ちょっち知名度が低い…かな?」
「要するに、キャラに似せて作る自信がなかったですね」
「(ぐっ痛いところを)椿ちゃんの服は、短パンに短上着に法被です。
衣装を二枚重ねる時、肩がいかってしまって大変でした。結局腕を切って、
上着の袖に縫い付けたんですけど。おなじみのたすきを結んだんで、
なんとか椿ちゃんに見えますか…?」
「本当に自信なかったんですね」
「でもでも、椿ちゃん大好きですよ。『2』で出張した時の会話とか、ばっち
り連鎖イベントだったし、こういった感触を踏まえて『3』のメル・シーが誕
生したんだなぁと嬉しくなっちゃったし。そういった気持ちが少しでも伝われ
ばなぁ…と」
「そばかすが好きなんか、アンタ?」

・榊原由里嬢「聖夜の放送塔 (爆)」
「帝劇のお騒がせ娘・榊原由里デ〜ス…ってカンジ?」
「しかしクリスマスカラーいうても、普段と全然変わらんなぁ」
「ちょっと人のこと言えるの、紅蘭!」
「しっかし本当に、普段のデパガ or エレガスタイルと全〜然変わりませんね、
この方は。違うのはインナーのビスチェと、上着裾の色くらいです。あと、帽
子のラインが普段は紺なんだけど、ミカサ搭乗時は白で、どっちにしようか迷っ
ていて挙げ句、何もつけずに持っていってしまった」
「えっ…由里さんの帽子って、頭から生えてるんじゃないんですか?!」
「なんやさくらはん、今ごろ気づいたんか。そや、由里のあの帽子は体の一部
なんや。無理に外そうものなら、途端に……」
「こらーっ、人をロボット扱いしないでよね。私服の時は違う帽子なんだから。
ちゃんと見てちょうだいよ」
「ああ、あのデートの時の、ドゴール帽ですね(この時代ドゴールは居ないか)
なにはともあれ、普段と同じっつーことで、別段変わり映えもしない感の多い
由里嬢。制作も特に悩まず進めることが出来ましたーっ」
「いいわよもうっ、うさ晴らしだわ!かすみさん、飲みに行きましょ、残業は
残業係に任せて!」
「さすが、大神隊長の雑用を1.5倍にする女 (笑)」

・藤井かすみ嬢「聖夜の最高権力者」
「これ…冗談ですよね」
「はいっ冗談じゃありません。だってさぁ…かすみさんは、かの戦艦ミカサの
パイロットなんですよ。帝劇を動かしてるのだって、実質かすみさんなわけじゃ
ないですか」
「そういわれると…ミカサでは、航法を担当していますものね」
「かすみさんて、キャラ的に副司令とカブるじゃないですか。藤枝姉妹と同様
『藤の家系』と関わるかもしれないし」
「確かに、副司令が不在の折りは、かすみが劇場のすべてを取り仕切っていま
した」
「米田のおじちゃんも、事務室は苦手みたいだよ〜」
「それは…支配人が劇場のツケでお酒を購入したりするからですよ。私は別に、
権力者とかどうとか言われるような立場では…」
「謙遜謙遜!もうこういうところが、かすみさんらしいっていうか…」
「にしても…おーっほっほっほっ〜真っ赤なお着物、まるでお女郎さんみたい
でしてよ〜〜」
「#  …そうでしょうか?」
「(まずいっ)こ、今回クリスマスカラーが一番難しかったのが、かすみさん
ですっ  普段は藤色の着物ですからね。しっかしかすみさんほど、全身を見た
ときビックリなキャラは他におられないでしょー」
「一見普通の和服のようですけど、すごくアレンジしてるんですよね」
「実は中村、この前掛けのこと『ふんどし』って呼んでたぜ〜」
「(カ、カンナさん、なんてことをっ)あ、足さばきをよくするためですよね
〜事務とはいえ活動的じゃないと仕事に差し支えますものね〜〜」
「帯紐に金糸を使うなんて、結構凝ってますよね」
「だってかすみさんのファンってホントに多いんですよ〜粗略に扱ったらもう」
「そうですよね…大神さんより三つも年上なのに『かすみくん』なんて呼ばれ
てタメ口きかれてるんですもんね…気の毒です」
「後から来た年下の副司令の命令を、素直に受け止めなくちゃいけないしぃ」
「隣に口さがないのがいるし、ホント大変ですよね〜」
「…………」
「げっ、かすみの顔色が変わってきたぜ……」
「あらまぁ、お着物の色と同様に真っ赤になられて…おお恐」
「きゃあ、かすみさんが、かすみさんが立ってしまいましたぁ!」
「こ、これは因縁のすみれさんとの大ゲンカの再来ですかっ?!」
「…思いっきり粗略に扱ってへん?中村はん……」


「はいっそういうことで、赤いフェルトも使い果たして在庫ゼロですっ」
「でもせっかく三人作ったのに、浪漫堂に飾る時には三人一緒にしちゃったん
だよね」
「うん…実はオーナメントの規定10×10×10センチ以内に、三人で収ま
るようにデザインしたもので、他のドールと比べてサイズが小さ目なんですよ。
だから単体だとちょっとインパクトに欠けるかな、と。それに…」

「結局今年(2001年)は、クリスマスオーナメントの募集行われなかった
んですよね」
「えーっ、去年とか、結構力作が飾られたって聞きましたけど…」
「まぁ、お店側としてもいろいろお考えがあるんでしょう。年末のかきいれ時
だし、心斎橋店は周年行事もあるし。そういった時に素人の持ち込みを管理す
るのが手間なんじゃないですか?」
「とはいえ、この日のために準備してきた気持ちというのも…」
「募集要項が発表されてから用意したんじゃ、期間が短すぎますものね」
「そういう意味では、今回お店に行くのは気が重かったですね。怒っている
わけじゃないんです。ただ『浪漫堂のため』ってすりかえていた自分が、
腹立たしいというか」
「どういう意味ですか?」
「つまりこの庭は、私が自分の好きなよーに作ったものを掲載している。
本業じゃないから、定期的に質の良いものを提供できるとは限らないけれど、
なるべく自分で納得できるものを作るよう心がけている。そういうものだと自
覚してればいいのに、浪漫堂が募集しているから、そのために頑張ろう…なん
て色気を出した自分のうかつさが、悔しいんです」
「まぁそうやな。自分のために自分の時間を費やす…っちゅうよりは、浪漫堂
のためだ、期限があるから…って、他の時間を削ってまでやってたもんな」
「うん…やるべきことは、やってきたつもりです。でも仕事って、9−5時
職場に存在すればいいってもんじゃないでしょ。残業したり、休日出勤したり、
付き合い酒をいただくこともある。私はこのオーナメントのために、そういっ
た部分で本業をおろそかにしていたかもしれない。そういう反省はあります」

「…こういった状況で、今後のことをお聞きするのは難しいのですが…」
「そうですね、お店から募集があるという前提で作ってきた物ですから、募集
が無い以上どれくらい意義を見出せるのかは、悩むところです。それとは別に、
自分自身の中で創作意欲があるのは確かですが。なにしろ『3』のキャラも
大好きになってしまいましたし」
「募集が無くても、受け付ける限りは持ち込む、ということですか」
「本音を言えば、いつ誰が盗っていくかもしれないところに飾るのは心配です
よ、製作者としては。それでもあの場所は、サクラを愛する人たちの場。
普段道を歩いててサクラファンを見つけるのは(特に小さな町では)難しいけ
ど、とにかくあのお店に行く方はサクラが好きなんですから、そういった方た
ちに見ていただいて心を和ませていただけたら、それはこの上ない喜びです」
「だから……」
「だから、できれば『3』のキャラも作りたい。作って、飾りたい。
ただ今は…ちょっと判断つきかねています。作ること自体はそう苦ではありま
せんが、お店側の方針と、自分自身の中とで」
「でもよぅ、そういった飾りとかなんとかっつーのもさ、元々店側が言い出し
たことなのか?熱心なファンが、どうしてもって持ち込んだのが最初じゃねー
のか?」
「まったくカンナさんときたら、憶測でおっしゃいますこと」
「でも分かりませんよ、サクラのファンは熱心な方が多いですから!浪漫堂の
ノートにも、いつもたくさんの書き込みやイラストがあふれてるじゃないです
か」
「別にそういった人たちは、クリスマスオーナメントを見たがっているわけじゃ
ないで〜す」
「それはそうですが…そうですね。自分の中で、サクラが好きって気持ちは、
ちゃんとありますから。少なくとも一年前よりは。来年のことは分かりません
が、とにかく帝劇花組と風組を完成させることができた。お店のためにはなら
なくても、まぁ自分なりに満足するところでしょうね」
「それより…かえでさんはどうなの?」
「えーっ、それならあやめお姉ちゃんも作ってくれなきゃイヤ!」
「いいっ…殺女さんですかっ (爆)」
「ウェイトレスの野々村つぼみちゃんは?!メイド服ですよ」
「め、冥土…?」
「薔薇組も忘れてもらっては困るわ〜ん☆」
「だ〜か〜ら〜  男は作らねーって言ってるだろーがっ」
「じゃあ米田司令は無いんですね」
「わざわざ聞くなーっっ」
「ワンッ」
「犬も一緒やーっっっ」

「えー、途中やや深刻でしたが、やっぱりそれでは終わりませんね。
ともあれ、まだまだ何か作るつもりでいるようなので、しばしお待ちいただけ
れば」
「『鈴の音』最終章はどーなったんやーっ」
「待って、待ってください、来年にはなんとかっ」
「去年もそう言ってたぜ。信用ならねぇな」
「…実力行使、する?」

「んでは皆さん、よいクリスマス&新年をーっっっ」

                                              (01/12/05記載)

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