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_ 時代を無視する雑学マガジン
('ゝ__ 週刊「ことばの泉」 Vol.51(2001.2.26)
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2月26日の出来事
2・26事件。皇道派青年将校が斎藤実内務相、高橋是清蔵相らを殺害
(1936年)
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(前号配信1457部)
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<目から鱗が落ちる>
何かがきっかけとなって、急に物事の本質や真相が分かるようになること。
日本でもよく用いられることわざだが、新約聖書「使徒言行録」に出てくる
パウロ(サウロ)の逸話に由来していることはあまり知られていない。
イエス・キリストの死後、イエスの教えを広めようとした使徒たちの道は平
坦ではなく、いたるところで迫害を受けた。パウロは律法を重視するファリサ
イ派というユダヤ教の宗派に属していた人で、エルサレムの教会を荒らし、イ
エスの教えを信奉する人々を男女問わず牢へ送っていた。
パウロはさらに迫害を続けるため、ダマスコと呼ばれる地へと向かった。
が、街の近くまで来たとき、突然目が見えなくなってしまう。人に手を引か
れてダマスコにたどりつくと、イエスの弟子アナニアが訪ねてきて、パウロの
上に手を置いて告げた。
「主はあなたが元通り見えるようになり、また聖霊で満たされるようにと、
私をお遣わしになった」
するとパウロの目から鱗のようなものが落ち、目は光を取り戻した。
パウロはその場で洗礼を受け、その後はイエスの教えを伝えるようになった。
特にローマやギリシアなど、イスラエル以外の異邦の地で伝道をしたことで知
られている。
ちなみに「鱗」が落ちるのは、洗礼前のパウロを邪悪の化身である蛇に見立
てたから。蛇の目には鱗があり、脱皮のときに落ちるという。
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《編集後記》
暖かくなってきたかと思っていたら、金沢はまた雪が降りました。
本当に「暦」というのはあてにならない……
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