ニコンS3 2000年記念モデルについて考える本当に出た! S3再生産モデル最初にはっきり言うと、私はこの件に関しては否定的な意見、(今更ながら)反対する意見を持っているので、S3再生産歓迎派の方は…戻った方が良いと思いますよ(笑)でも、決して再生産を行った水戸ニコン、栃木ニコンその他関係者に対する非難中傷ではなく、仮に先日のF3騒動が無く、更に48万円ではなく只の8万円位だったら買ってしまったんだと思うS3復刻版を「買わない!」と決めた私が、6割の偏見と3割の誤解、そして1割の希望をもって無理矢理理由付けをしてみただけですので、今回もまた「読み物」として捉えて下さいね! |
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今回の「S3再生産」という情報は、どうやら本当だった。今回の、というのは、前々からこの手の話題が出ては消え、消えては出ていた(らしい)のである。 ある時はS2復活、またある時はSP復活、そして新しいレンジファインダーを開発、と。 2000年記念復刻 35mmレンジファインダーカメラ 「ニコンS3 2000年記念モデル」だ、そうだ。再度確認するけど、S3再生産歓迎派の方は、絶対にここから先は読まないでね!戻る? (笑)では! そりゃ、話としては面白いけどねぇS3というカメラは1958年にニコンから発売されたレンジファインダーカメラです、当然知ってますよね(笑) 昭和23(1948)年に発売した「ニコンカメラ」(ニコンI型)に始まり、ニコンM型、同S型、S2、SP、S3、S4と進歩、発展し、戦後ニコンの歴史に残る、それは当時としては優れた機構を持つものだったのかも知れませんが、今更存在する意味ってあるんでしょうか?ニコンがレンジファインダーを復活させる…。そりゃ、話としては面白いですよ、夢もあるし。これは否定しない。でも、そりゃ話の上であって、実際にやることはないだろう、っていうのが私の率直な意見。(←反論受け付けます(笑))それも、どう見ても羽振りが良い訳ではなさそうな部門で。(←あくまでも私の想像ね) それも、かなり真面目に造るらしいんだな。どの位かというと、よくニコンのカメラの歴史って感じで、年ごとに発売されたカメラの一覧がポスターになっていますよね、あれに載ってしまうくらい(笑) 2000年の新製品扱い。 う〜ん。
それに、そんなにS3って良いカメラなの? そりゃ、35mm等倍ファインダーとか優れている部分もありますよ、でも単にSPの廉価版でしょ? 違う??あ、S3が基本形でしたね(笑) そりゃ、昔欲しくて買えなかった人には良いでしょうけど、私が生まれたときにはすでに製造中止されていたカメラを今更復刻されても、よくわからん(笑) ニコンのセールストークでは、 ニコンを代表する商品群であるカメラと双眼鏡、それらのなかでも歴史的価値が高く、現代の実用機としても耐えられる機種を検討した結果、カメラでは35mm(135)判レンジファインダーカメラ「ニコン S3 2000年記念モデル」を、期間を限定し受注販売いたします。とは言うものの、たまたま復刻可能なのがS3だった、たまたま2000年だったから千年紀記念にS3という安易な発想としか思えなくて、だから、S3を千年紀記念にという意味合い、理由付けが良く判らないんですよね〜、私には。 いったい本当の目的は何?当のニコンでは、「コレクションではなく、実際に使って貰いたい」というようなことを言っているらしい。実用機として復活させたということか? だったら、なんで視度補正レンズや、露出計を一緒に造らないの? 実際に使用する上でファインダーの視度調節は必要不可欠だと思うし、私を含めて殆どの方々は露出合わせに露出計の助けは絶対に必要だと思うぞ。(そんなことないか?)それに、S3が現代の目で見て実用的だとは思えない。
手前に寄っている(寄りすぎ!)シャッターボタンの位置、悪名高いA−Rリング、取り外し式でそもそも不便な上、三脚付けたままではフィルム交換も不可能な裏蓋、高感度フィルム全盛の現在では不十分な1/1,000までのシャッタースピード、いちいち選ぶ必要のあるシンクロセレクタなどなど、どれをとっても決して実用的なものではない。 だったら、本当はコレクション用なのか?
同時に復刻させるレンズは、Nikkor-S・C 5cmF1.4というモデルの後期型とかオリンピックモデルとか言われているもので、S3最大の特徴だと思う35mm等倍ファインダーという強みを生かすレンズではなく、今となっては製造本数の少なさからコレクター向きだとされているレンズを復刻している。
要するに、どっちつかず。目的がハッキリしない。
でも、限定生産。
見込み販売台数はどれくらいか? 5千台とも1万台とも、3千台売れれば成功とも言われている。価格は申し込み受付の前に決まっていて、48万円(税別)だそうだ。これ、どういう計算で48万円にしたのか訊いてみたい。
高い、高すぎ。
私が思うにF3「20周年記念機」(←まだ言うか?(笑))でも作って、限定3千台とか売った方がよっぽど良いんでは?って思える。
S3の復刻はNHKのニュースでも取り上げられて、組み立てや調整の状況が放映されていましたが、とても利益を生み出すような生産体制ではない印象を受けました。
他のことを十分やった上で、さらに、おまけのお遊びとしてやるモンだろうという事が言いたい。 売れないからと言って、貴重な某モデルのバリエーションを縮小してしまう会社のやる事ではない、と言っているんですよ。
開発者に聞く? 水戸ニコン見学?? それも各誌横並び、何を考えているんだ(笑) 他に無いのか? 例えば「絶対中古S3の方が得だ!」「買ってはいけないS3」「間違いだらけの再生産!」とか。 まぁ、無い…だろうな(笑)
大体ですねぇ、私たちは良く「破綻した金融機関を税金で立て直すのはけしからん」とか「公共事業は税金の無駄だ」とか言うではないですか。これ、国や自治体ではなく、ニコンに当てはめたらどうですか?「無駄なS3に利益をつぎ込むのは許せない」「そんなモノを開発させるためにニコン製品を買ったんではない」とか言うことになりませんか? そんなことやるならF3を…まだ言う(笑)
まず、レンジファインダーならレンジファインダーで、今現在ラインナップに無いモデルとして対象を選ぶのは良い。でも、それを過去の機構そのまま復刻することはないだろう。 例えばシャッター。布幕のまま復刻する? 絹のゴム引きは太陽に向けると穴が開くから、後々チタンの薄膜に改良したんでしょう?だったら、チタンの薄膜にしてくれ。機械制御横走りシャッターを現在の技術で1から設計し直すと…例えば、幕速はここまで上がる、シンクロは幾つで、最高速は何分の1だ、とかね。 他にも、どう考えても変な位置にあるシャッターボタンも、設計を見直せば、フォーカシングギアを残しつつこの位置に変更できるとか、取り外し式の裏蓋も、蝶番式のものの方がどう考えたって使いやすい。 ダイキャストの製造や、機械加工など精度を上げて生産する技術は明らかに当時より進歩しているのだから、より優れたものを作り上げる方が良いではないですか。 S3の復刻ではなく、S5の発売として、限定生産ではなく、価格表に載せるモデルとして。Sマウントのレンズも〜 …28,35,50,85,105,135…mm 〜と揃えてさぁ、ちゃんと使えるものにしましょうよ。現代に通用する機構やシステムに何故リファインしないの? 昔のまま復刻させて実用機…、無理があるぞ(笑)どう考えたって。 技術の継承や向上をいうのなら、現代の名工を育てる的な取り組みで、水戸ニコンだけではなく、ニコングループ、もっと言えば三菱グループ全体で取り組むテーマにすれば良いではないですか。
本気で復活させるなら、ちゃんと使えるシステムとして復活させて欲しいものです。そうでないなら止めましょうよ。中途半端は良くないですよ(笑) よほどNewF3でも開発した方が実になると思います。
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でも…48万円ではなくて、4万8千円とかだったら…、買うなぁ、絶対(笑)
なお、なにかこの件に関する情報、ご意見が有りましたら作者までメール下さい。
新規 第1稿:H12.5.22
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