AFのピンぼけ?とMFAFの一眼レフカメラで撮った写真なのに、今ひとつ「ピシッ!」と写っていないな、と思う事ないですか?ずっと昔、自分でピントを合わせていた頃の方が「バシッ!」と写っていた事が多かったような気がしませんか? なんでだろう?と疑問を感じながらも、こんなもんか?とうやむやにして(笑)自分が下手なんだろうとか…、悩んでいたりしないですか? 正直なところ、私はそう感じています。 |
|
さて、F3/Tの購入により、私の物欲が大幅に低下しているのが最大の原因だと思われますが、最近機材ネタが枯渇しております(笑)そこで、日頃思っている事を少々。
ピンぼけ?手ブレ??よく、シャープに写っていない写真を見て、一言に「ピンぼけ〜」と片づけてしまったりしますよね。一般的には、本当にピントが合っていない、手ブレしている、他にも被写体ブレ、カメラのミラーやシャッターのショックなどなどその原因は多岐にわたり、それぞれが複合したりして複雑ですが、ごく大雑把に言って、大部分は手ブレらしいです。 初心に返って、カメラの構え方とか練習するのも結構大事かも(笑) まぁ、フイルム1本まるごとダメというのは、カメラが壊れているか、使い方が悪い(設定が適切でない)のだと思いますがね(笑) さて、本題。ある程度写真の経験がある方ならば、以上のような問題は当然クリアしている(と思っているだけか?)はずですよね。したがって、ここでは「ブレ」たり「失敗」したりしていない(はず!←重要)という事を前提にして…にも関わらず、できあがった写真を見て「?」が付くことないですか? 今ひとつシャープではない、と。 1980年代後半から一眼レフのAF化が進み、今では普通「カメラ」と言えばAF。それにすっかり慣れてしまっている訳ですが、ピント合わせから開放され、露出もAE、当に押せば写る、…はずなんですが。 私は、AFカメラを使い出してから度々この現象に悩まされています(笑)あまりお気楽に撮れるので、下手になったかな?とか。 ピントが合っているという状態は、いわゆる被写界深度に入っている状態であるとか、被写界深度を判断するのは…という難しい話は、その手の書籍などに詳しく書かれていますので、素人の私がここで改めて語ることもない訳で。焦点距離何ミリのレンズをF値幾つまで絞ると被写界深度はかれこれなどと言わず、パンフォーカス狙いは別として、狙ったモノにピントを合わせた方が良いに決まっています。見た目にもかなりハッキリと違いが出ると思うのです、少なくとも私はそう思っている。 で、いろいろと考えていたところなんですが、何でも他人のせいにしてしまう(苦笑)私は、最近ある一つの結論に達しまし…あ、嘘、達していない、こじつけだ(笑) やっぱり原因はAFだAFカメラがピントを合わせる制御に関してはブラックボックスで構わないと思うのだが、最終的にAFで合焦とされる状態の全体的な傾向として、前ピン状態であることが多いらしい。このことは写真カメラ雑誌などによる、カメラの詳細なテスト記事などから判断できると思う。このことは、厳密には最良のピント位置ではない状態の写真が出来上がることを意味している。 被写界深度を考えれば、いくらか前ピン状態であることに問題はないはずであるが、実は違うのだと思う。 【 図1 MFの場合 】 マニュアルでピントを合わせる場合、図1に赤線で示した「最良のピント位置」に向けてピントを追い込んでいくため、出来上がった写真のピント位置の分布は図のようにバラつきながらも、最良のピント位置に合っている確率が一番高い(はず:笑) 【 図2 AFの場合 】 AFでは図のようにバラつきは少ないながらも、そもそも前ピン傾向なので、赤線で示した最良のピント位置に合う確率は少ない。もっとも、被写界深度の範囲内にはあるはずなので、ごく普通にピントの合っている写真に見える(はず:笑)のですが、シャープ感は今ひとつ…、かな?と。 当然、マニュアルでのピント合わせは「失敗」というのもありまして、撮影時の被写体に対する撮影者余裕、その時の体調などによってもバラつきが出る。AFでのピント合わせは撮影者の状態に左右されず、常にほとんど一定なのであるが、AF制御は常に前ピン傾向なのかもしれないところに問題がありそう。 という様な訳で、AFの一眼レフカメラで撮った写真に、今ひとつ「ピシッ!」と写っていないものが、 絶対量ではなく確率の問題で「多く感じる」 のではないか?と思うのです。 バラつきは減少し、概ねピントの合っているものは増えた(明らかな失敗は減った)が、「これだ!」という飛び抜けたモノがあまり出現しなくなったために、マニュアルでピントを合わせていた頃の感覚が「過去の想い出は美しくなる」という現象(笑)で増幅されている結果も合わせて、全体的なイメージとして、AFの一眼レフカメラで撮った写真は「今ひとつ」という感覚が生まれているのではないかな?と思う。 さらにまぁ、自分が下手なことが最大の原因であることは脇に置いておくんだけど(笑)いわゆる普及版の標準ズームのF3.5〜4.5などという「暗さ」などにも原因がありそうだし、AF化されて以来のレンズのピントリングのガタ付き、遊びの多さなども気になる。AFカメラをMFモードにして、マニュアルでピントを合わせていくと、合焦マークが点灯している範囲がかなり多い(特に広角〜標準レンズにおいて)ことに気が付く。私はF4に斜めスプリットのスクリーンを入れて使っているが、標準ズーム使用時に、明らかに自分の目で見てピントがずれている状態にも関わらずカメラの合焦マークが点灯している。奥行きのある風景などは問題ないが、顔のアップなどでは「画面のどこにもピントが合っていない」状態になり得る。ピントリングにしても、手で触れば遊びの範囲だけですぐにピントが外れる場合もある(笑) 昔のMFカメラで、MFの明るい標準レンズ(被写界深度が浅い)でピントを合わせていた感覚からすると、AFはかなり大雑把である気がしてならない。 その他にもピントとは少し違うけど、出来上がった写真が今ひとつパッとしない理由を、他人のせいにして考えてみると…
でも、やっぱり…自分では決してカメラの扱いが上手ではないと思っていますし、高感度フィルムを使って、ちょこっと写真を撮って、お手軽写真をスピードラボに出して…というレベルで文句言っても仕方ないですよね(汗) でも、F3にAi-s105mmf2.5とかで真面目に撮ると結構シャープな感じを受けるので、やっぱりAFのせいにしたい!!(笑)
なお、なにかこの件に関する情報、ご意見が有りましたら作者までメール下さい。
新規 第1稿:H12.6.9
|
|
哲也くんのカメラ機材庫
e-Mail : hello-t@geocities.co.jp |