全車集合

平成17年9月4日  三重県津市

天候 雨とか言ってたけど降らなかったし
支出金額 5,000円(高速代、飲食費、ガソリン代、入泉料)
走行距離 約300km(発着:大阪)
参加者

副会長、ワカ様、カワバタ君、ともち、ユミちゃん、みーちゃん、キタさん、イシダ君、ヤギちゃん、タカコちゃん、スガちゃん、うっちゃん、じんさん、DENTU君、こんきち、管理人

ゲストさん:こん兄さん、バリレッドちゃん

チェック

ポイント

榊原温泉 http://www.sakakibaraonsen.gr.jp/

 

 


 

AM8:00

 

駅前の巨大たぬき 誰も呼んでないのに台風が勝手に来ている。少なくとも私はお招きしていない。空に向かってあっち行けと言っても聞いてくれるわけはない。雨不足の地域ならまだしも、さあツーリングに行こうと張り切る私たちにとってはお呼びじゃない。

 

 トップケースにレインウェアを積み込み、名神高速の吹田SAにて集合。そして空のゴキゲンをうかがいつつ、京滋バイパスの瀬田西ICで一般道へ降りた。雲は相変わらずおどろおどろしいが、それでも副幹事のスガちゃんを先頭に、主幹事のイシダ君を殿にして、県道16号線〜12号線を気持ちよく走り第二次集合地点のJR信楽駅に到着。

 

 ここで今回のゲストさん2名と合流。ゲスト1号はこんきちのお兄ちゃん、こん兄さん。こんきちは小柄なのに兄ちゃんはでかい。XJR1300が程よく似合う体格だ。そしてゲスト2号は赤いバリオスに乗るバリレッドちゃん、こんきちが連れてきた“馬仲間”である。「まだ初心者なので...がんばってついて行きます」とのたまうが、その割りにはそこそこ安全に走れるので大丈夫。

 

 

 

AM10:00

 

XJR 信楽駅前で集結してみればなんと16台。いつになく大盛況なツーリングである。これだけ集まったのも幹事イシダ君がある仕掛けをしていたから...

 

 16台が塊になって走ると少々難儀である。しかもキタさんが「確か10台越える団体で走ったりする時は地元警察に届け出さなあかんかったよなー」などと言い出す。道路交通法かなんかでそんな規定があるらしいが、通過する全ての警察署にいちいち届けなんか出してはいられないし、それ以前に16台揃ってつらつら走るのはやっぱり他車に大迷惑だ。

 幸いというか、各人の技量にも差があるので、いつもの通り3グループくらいに別れ、無線で連絡を取りつつ次のポイントへ向かった。

 

 お次の休憩場所は上野市内の上野城前。お城の中には入らず、入り口付近でたむろして、ワカ様とイシダ君おごりのジュースで喉を潤す。

 9月に入ったとは言え、まだまだ日差しはきつい。それに雨との予報が出ていただけに空気がジットリ湿っていて暑苦しい。そんな時にジュースをご馳走になれるなんて有難い事だ。ごちそうさま。

 

 30分近くウダウダして上野城を出発。16台をひっぱり出すのはやっぱり難儀だ。無事に全員出れるかと心配していたら、XJRを取り回ししていたこん兄さんが砂を踏んでしまったのか、ふらりとバランスを崩してバイクを倒しそうに...しかしさすがは殿方。そのご立派な体格にモノを言わせて、斜めに傾いだXJRをファイト一発、引き起こす。まるで倒れた自転車を起こすようなお手軽さ。

 あれが私なら、重力に逆らうことなく、車体の下敷きになって呆然としているところだろう。バイクは技量だけでなく、筋力も必須アイテムなんだと思い知らされたシーンだった。

 

 

 

 

PM12:00

 

 上野市からはR163・伊賀街道で津市に向かう。途中、小雨がパラついたために大急ぎでレインウェアを身に着けたが、津市内に入る頃には完全に上がっていた。おかげでレインウェア内はサウナで、誰もがじっとりと汗ばむ状態。晩夏の衣類調整は本当に難しい。

 

 津市内を北上し、かなり伊勢湾に近付いたところで、本日のランチ会場である某レストランに到着。ここで現地集合組みのカワバタ君&じんさんと合流。この二人は「雨に濡れるのヤだから」との理由で車で来ていた。もちろんバイク組の連中からは「雨がなんぼももんや〜!この根性ナシがぁ〜!」とのツッコミを受ける。

 

 レストランにぞろぞろ18人が入ると、にこやかに迎えてくれたご夫妻が...このご夫婦はイシダ君の上司夫妻なんである。部下思いの上司らしく、以前から「お昼ごちそうするから、友達連れて津の自宅まで遊びにおいで」と誘って下さっていたらしい。

 そこでイシダ君、ツーリングのネタにしたはいいが、誘った相手が悪すぎる。うちのクラブはどいつもこいつも口の卑しいヤツばかりなんである。

 タダ飯なんてエサを撒けば、入れ食いになるのは間違いなし。その結果、18人も集まっちゃって、上司さん宅に収容できる状況でなくなってしまった。

 

 しかし上司さんは怯むことなく男気を見せてくれた。なんと近所の馴染みのレストランにて、縁もゆかりもない全員に近江牛ステーキをご馳走してくれたのである。ちょーカッコいい!私もそんな上司が欲しい!

 

近江牛様

 

と、言うわけでタダでごちそうになっちゃった、由緒正しき近江牛のフィレステーキ。

まあ分厚いこと、200gは余裕でありそうな大きさ。柔らかくて旨かったなあ...

ソースもワインベースでピンクペッパーなんか上品に使っちゃって、旨かったなあ...

 

お肉を頬張りながらバリレッドちゃんが一言

「今回、ゲスト参加させてもらったのって、もしかしてめちゃくちゃラッキー!?」

はい、ラッキーです。こんなゴージャスなタダランチ、前代未聞ですし。

 

 

 

 

 

PM2:00

 

ふれあいの里 湯の瀬 満腹したあとは、津市近郊にある榊原温泉にて疲れと排ガスを落とす。津市内からR163を戻り、途中で県道659号線に入るだけなのだが、先頭は方向音痴の副幹事・スガちゃん。やっぱり道に迷うが、なんとか榊原温泉の「湯の瀬」に到着。

 ここは駐車場がかなり広い。広くて助かった。なんせ四輪2台に二輪が16台なんである。駐車駐輪するだけで一苦労だ。バイク16台を横並びに停めると壮観な眺めだった。懐かしの旧車から最新車種、国産車から逆輸入車に外国産車、ヘタなバイク屋よりも品揃えが豊富である。

 

 温泉のロビーはかなり混雑していたが、浴室内が広いため、ゆったりとお湯を楽しむ事ができた。屋内は10種類もの浴槽があり、露天には木枠の露天風呂と木箱のサウナが。この木箱サウナ、ユミちゃんが大いに気に入ったらしく、箱から首だけ出して「家にもこんなん欲しいわぁ」とつぶやきながら蒸されていた。

 私やともちは5分程度で根をあげたが、ユミちゃんは木の香り漂う蒸気を全身で吸収しようとするが如く、出てこない。やっぱりこの姐さんは湯圧と蒸気で稼動している人なんだなと再確認した。

 

 温泉を出たところで四輪組のカワバタ君&じんさんとお別れ。ツーリングに参加と言うより、ただステーキ食べて温泉に入っただけの一日だったが、二人とも充分に満足していたようだ。

 

 

 

 

PM3:00

 

青山高原スラローム 榊原温泉から県道512線に入り、青山高原を通過。しかし峠のてっぺんは分厚い雲に覆われて、ワインディングを登って行くに連れ、目の前が真っ白になる。試しにハイビームにしてみたが、大して意味ナシ。

 夜の暗闇もたいがい怖いものであるが、濃霧の真っ白な闇も不慣れなだけにかなり怖いのだ。

 

 手探りするように徐行して、山頂の駐車場に到着。ここで一息つくことになったが、駐車場内には私たち以外誰もいないのをいいことに、スラロームとS字の特訓大会が始まってしまった。

 ヘタレの私はこんなウェットな路面でスラロームなどしたくないので、ハタから見学。同じように見学していたキタさんに「ご自慢のFJRでスラロームしてパニアケースをカリカリ言わせてよ」とリクエストしたが、もちろん本気で断られた。

 

 ともちやこんきち、DENTU君達はまたとない機会に夢中になって練習していたが、私は数秒ごとに濃くなる霧におびえていた。子供の頃からアフリカ人じゃないのかと言われるほどの視力がいいのだが、逆にこの視力に頼り切っているだけに、目を凝らしても見えないという事態が人一倍怖いのである。

 ほんの10分程度で、先ほどまで見えていた駐車場出口が白い闇の中に消えた。幻想的とも思える真っ白な雲の中で「怖いよぅ、もう帰ろうよぅ。」と皆に泣き付き、ようやく高原を下る事になった。

 

 

 

 

PM6:00

 

赤馬ちゃん 魔の青山高原からR165に出たところで一部が給油。まだガソリンに余裕のある私たち夫婦は停車せずにゆっくり先行したが、いつまでたっても後続が来ない。とうとう無線も届かない状況でR422から上野市内に入り名阪国道に突入。

 ゲストさんが2人もいるので多少は心配もしたが、まあ残り14台が束になっていれば大丈夫だろうと友達甲斐のないことを勝手に考え、名阪国道を飛ばした。

 

 日が沈んでで暗くなったところで、西名阪道の香芝SAに到着。ここで後続組と電話連絡を取ってみたところ、ヤギちゃんの愛車が給中にパンク発覚して修理に手間取ったとか。

 難儀な事にZUはスポークホイール、ちょっとやそっとじゃパンク修理できない。なんだかんだで1時間近くかかって修復したらしく、その後は無事に出発できたと聞いて、今更ながら安心した。

 

 安心したらお腹が空いたので、SAにて貧しい晩ご飯。夫婦して肉うどんをすすったが、うどんに浮いてる細切れ牛肉を奥歯で噛み締めつつ「今日のステーキは旨かったよなぁ...」と失礼な比較をしてしまう。同じ牛肉ながら、なぜこれほど味や柔らかさに差がでるのか不思議だ。

 

 不本意ながら硬い肉と柔らかうどんで満腹して、帰宅してからカワバタ君より来たメールには、「今年のお肉・オブ・ザ・イヤーは今日のステーキに決定!」

 こりゃ巧いこと言ったもんだ、同感々々。しかし、フィレステーキ1枚で一喜一憂してしまう私らってば、本当に庶民なんだと悲しくもなってしまうツーリングだった。いつかは近江牛でも神戸牛でも、吐くほど食える身分になってやる...