
平成17年6月12日 三重県菰野町
| 天候 | 正しい意味での「五月晴れ」 |
| 支出金額 | 9,000円(高速代、ガソリン代、ロープウェイ乗車代、入泉料、飲食費) |
| 走行距離 | 約300km(発着:大阪) |
| 参加者 |
副会長、ワカ様、カワバタ君、ともち、ユミちゃん、みーちゃん、イシダ君、ヤギちゃん、スガちゃん、DENTU君、管理人 ゲストさん:こんきち |
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チェック ポイント |
御在所ロープウェイ http://www.gozaisho.co.jp/ 湯の山温泉協会 http://www2.odn.ne.jp/yunoyama/ |
AM8:00
今年の関西地方の梅雨入りは、例年とあまり変わりのない6月11日。私は以前から、気象庁が梅雨入り宣言したら晴天が続いて、梅雨明け宣言すると雨天が続くと考察している。この考えはあながち外れではないようで、定例ツーリング開催日である翌日12日は見事に晴れてくれた。
雨天を心配していた幹事カワバタ君、11日夕方時点の天気予報を見て、「奇跡が起きました!明日は雨だと思って諦めていたのに晴れるみたいです!ツーリング決行です!」とメールを送ってきた。画面の文字が嬉しさで躍っているようだった。
今回のお見送りはキタさんとタカコちゃん。キタさんは「これから仕事やねん...」とうなだれていて、タカコちゃんは「今日はマンションの火災報知気の点検で、立会いせなあかんねん...雨やったら来週に延期になったのに!」と恨み言を言う。残念でした〜。
二人の恨めし熱視線を背後に感じつつ、名神高速に乗る。最終集合ポイントは桂川PA。予定よりちょっと早く着いてみれば、駐輪場だけでなく路肩にまでバイクが溢れる繁盛ぶり。梅雨の合間(?)の奇跡的な晴天なのだ、バイク乗りが大人しくしているわけがない。
今回のゲストさん、青バリオスを駆るこんきちとも合流。なんでもみーちゃんやワカ様に試乗会で悪徳勧誘されたらしく、このツーリングまでに何度か内輪で走りに行っていたらしい。真面目で優しそうな雰囲気なのに、何でよりによってあんな不審人物どもに引っかかったのかと不思議に思えてしまう。
愛車・バリオスを拝見すると、走行距離数とはうらはらにピカピカしている。恐らく普段から丁寧な洗車とメンテナンスを心掛けているのだろう。几帳面な性格がバイクから感じ取れた。
12台揃ったところで東へ向けて出発。バイクを買い換えたみーちゃんとユミちゃんは「スピード出ぇへん!」とジレンマでもだえている。まあ、今までさんざん飛ばしまくっていたのだから、ツケが回ってきたと諦めてもらうしかない。
AM10:00
名神高速を好き勝手に東へ進み、バラバラバラバラと竜王ICにて最集結。この日は渋滞もなく、マイペースで気分良く走れた約80kmだった。IC近くのコンビニで小休止し、R477を東に向かってチドリを踏む。
田舎の400番台国道とは言え、キレイに整備されて風景もなかなか、交通量も少なくてストレスを感じない。先頭のカワバタ君は道に迷うのを恐れてか、いつもより緩やかなペースで進むので、後続としては焦らなくて助かる。これこそ本来のマスツーリングの姿だ。
土山町から上り勾配がきつくなってきたところで、いよいよ鈴鹿スカイラインへ突入。入り口の電光掲示板には「気分爽快 鈴鹿スカイライン」と表示されている。電光掲示板にまでそんなことを言われると否応でも期待してしまう。以前は有料だったこの道路、現在はありがたいことに無料化されている。
お金を払ってまで入る道ならアラ探しばかりしてしまいそうだが、タダなら気持ちにも財布にもゆとりが出るのでそれこそ気分爽快だ、などとケチくさい事を考えながらアクセルを開く。
ここからはもちろんマスツーリングからマイペース走行にチェンジ。峠道で無理をするとロクなことがない。先頭集団とかなりの間隔を開けながらも、ちょっとばかり必死になりながら連続カーブを上り続ける。一応は2車線道路なのだが、道幅はさほど広くないので油断すると対向車線に飛び出しかねない。そして直線区間が少ないので、休んでるヒマもない。ここを走りこめばさぞかしタイヤの端が磨り減る事だろう。
AM11:00
右に左にカーブを切りながら武平トンネルを通過。抜けたところでいきなり天空からの眺めが広がる。大きな山と山の谷間に、尾張平野が広がり、その向こうには穏やかな伊勢湾。気付かない間にかなりの標高になっていたのだ。
景色に視線を奪われている間に山頂付近の駐車場に到着。ここももちろん景色がいい。ただ残念なのはこの日の湿度が高かったためか、空全体に霞がかかっていたのだ。
駐車場はトイレがあるだけの簡素なものだが、バイクを停めて体を休めるだけなら充分である。しかし場所が場所なだけに、全体が傾斜している。サイドスタンドを下ろすにも足元をしっかり確認してからでないと後で泣きを見そうだ。
ここで教えてもらったジンクスが一つ。この道は関西から鈴鹿サーキットへ向かうのに便利なルートだが、鈴鹿スカイラインを通過してから鈴鹿サーキットを走ると必ず転倒してしまうとか。レース前で神経質になっているライダーには縁起でもない話だろう。しかしトランポにバイクを積んで走った場合、どうなるのだろうか?
山頂で休んだ後は御在所ロープウェイ目指して山を降りる。下りは嫌だなと愚痴りながら下っていると、愚痴が泣きに替わりそうなハードワイディングが続いた。とにかくカーブが深いのだ。深くて深くて360度回ってるのではないかと思えたほどだ。そしてカーブのほとんどに減速帯の凸凹舗装が施されている。4輪ならば程よくブレーキが効くのだろうが、2輪はこいつのためにコントロールを奪われて脂汗をかきまくる状況になる。路面にいくつも残るタイヤ跡が、路面の厳しさを表現しているようだ。
脂汗シチュエーションはこれだけではない。途中で土砂崩れがあったため、カーブのブラインドで片道1斜線になって臨時信号機が設置されている。先頭集団のイシダ君が無線で「信号機があるから気をつけて!」と注意喚起していてくれたから良かったようなものの、後続の四輪車に突っ込まれないだろうかと不安な事この上ない。
久々の恐怖ダウンヒル。スカイラインを下りきった頃には、どっと疲れがにじみ出てきた。嗚呼、みんな無事に下れてよかった...
PM12:00
疲れた後はお腹が空く。本日のランチはロープウェイ乗り場前の売店。各自500円前後の山菜そばや伊勢うどんを食べたが、値段の割りにはあまりに量が少ない。少なすぎて食後に菓子パンを買わなければならないほどだった。これも観光地価格だから仕方ないのだろうが、食べ物の恨みは後を引くのだ。
食後はとっとと湯ノ山温泉に入るかロープウェイに乗るかで意見が分かれた。ロープウェイの料金は往復で2100円、ちょっと痛い値段。しかし「ここまで来て山頂まで行けへんのも、もったいなくない?」の意見が出て、ロープウェイに満場一致。
この判断は間違えていなかった。ロープウェイはものすごく急な傾斜をグイグイ登ってスリルがあり、お尻がムズムズしてくるほどだった。そして数秒ごとに変化する見事な眺望。途中の断崖絶壁にはロッククライマー達の姿も見える。2100円の価値充分にアリの空中ツーリングだ。
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山頂に「日本カモシカセンター」とやらがあるらしく ロープウェイ乗り場でもカモシカ看板がお出迎え
なんだか「もののけ姫」のシシ神みたい... |
傍から見るとトロいのだが、乗ってみると案外早い 「滑車が外れたらどうする?」「途中で止まったらどうする?」 「ワイヤーが切れたらどうする?」「床が抜けたらどうする?」 などと盛り上がる私らは潜在的マゾヒストなのかも |
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ロープウェイ乗り場に飾られていた 御在所のジオラマ なかなか細かくできてます だけど、よくよく見たら... |
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赤い丸枠の中をよーくご参照
ロープウェイの模型が 外れて谷底に落っこちてました
縁起悪いってば |
PM1:00
山頂はやたら寒かった。暑いからとジャケットをバイクに置いてきたが、持ってきたほうが良かったとちょっぴり後悔。ロープウェイ山頂駅の気温計を見ると18℃の表示。季節が一つ逆行した。
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山頂にある観測所らしき建物 上の乗っているのはゴルフボールでもないし ウニでもないしサボテンでもないし
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富士見台と呼ばれる崖っぷちの展望台 天候に恵まれたら名前のとおり 富士山が見えるらしい
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山頂はなだらかな斜面で冬場はスキー場になる 夏場でもリフトには乗車可能、気分はアルプス これに乗って正真正銘の三角点へと向かう |
山頂は滋賀と三重の県境にもなっている じーさまハイカーがこの表示の前で仁王立ちになり 「ワシの右半分は滋賀県やでぇ」と喜んでいた |
以下は「日本カモシカセンター」に立ち寄ったともち撮影。ショボい動物園ながら地味に楽しかったらしい。
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センター内で飼育されているカモシカさん 顔黒なだけで普通の鹿と変わりないように見える セローの図柄とはかなり違う...
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センター内でカモシカと同居する山羊さん ボロ雑巾のような体毛が哀れを誘う 毛ぐらい刈ってやってちょうだいよ
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センター内にはなぜか卓球台が設置 そしてなぜか暖簾と浴衣が備え付けられていた カモシカとロープウェイと卓球、なんなんだかな |
この檻には「霊長目ヒト科ヒト」の表示 みーちゃんがお約束とばかり中に入る 悪い事しでかして留置所入れられた趣きがある ほんとこーゆーの似合うね |
PM3:00
山の上で2時間以上過ごし、再びロープウェイに乗って下山。行きはよいよい帰りは恐い、ロープウェイも下りの方がスリル倍増だった。駅建物から出た瞬間に足元数100mが空くのである。これはなかなか恐い、でも空中を漂ってる気分でちょっと気持ちいい。
標高1000m近い高さから下を見下ろし、ワカ様がポツリ。「こんな景色ずっと見てたら、老眼が治りそうやな」...さすが40歳台後半、考える事が三十路の私と違う。
ロープウェイで老眼治療の後は、湯ノ山温泉で疲労回復を図る。湯ノ山温泉街にはいくつもの温泉施設があるのだが、わざわざバイクを動かすのも面倒だったので、ロープウェイ乗り場のすぐそばにあるホテル湯の本に向かった。
ここは屋内大浴場と別棟に露天風呂があるのだが、階が違うために素裸のままでは移動できない。まずは2階の屋内浴場で体を洗い湯につかった。お風呂の窓からはロープウェイが一望。こちらから見えるということは、向こうからも見えるんじゃないかと思ったが、浴室の大窓は湯気で曇っているので安心。
続いて、面倒ながらも服を着て5階の露天風呂に向かう。こちらは屋内浴場とは逆方向にあり、お湯に入りながら尾張平野が一望できる。なかなか気分がいい。しかし泉質に関しては屋内浴場の方がまったりしていて良かったような気がする。私の気のせいだろうか?
お風呂をでたら既に4時前。山遊びが想定外に長かったので予定時刻を過ぎてしまっている。帰りのルートをどうするかでまた議論となったが、幹事カワバタ君は「ボクは名阪で帰るからね」と断言する。ユミちゃんなどはもう一度鈴鹿スカイラインを走りたかったようだが、皆が口をそろえて名阪でとっとと帰ると言い出したので諦めモードになった。
帰りは「香芝SAで再集合すればええんちゃう?」とおろかな私が言い出したために、香芝までノンストップとなってしまった。頭の中で東名阪から西名阪だからすぐじゃない、と考えていたのだが、おろかにも名阪国道の存在を忘れていたのだ。延々と走る事2時間以上、さすがに乗りっぱなしはキツい。骨盤が砕け、お尻が4つに割れるのではないかと思うほどキツかった。
途中、実家へと帰るヒラキ君と別れ、残りは香芝SAにて6時前に再集結。なんとか日が沈む前に自宅へと帰れそうだ。今日は良く走ったせいか皆、疲れ目で充血している。それでも良く遊んだので満足げ。
何と言っても天気に恵まれた、梅雨の晴れ間の奇跡ツーリングができたのだ。カワバタ君が「今回、段取りヘタやったわ。ごめんなー」と言ったが、これはご謙遜。空と陸とのツーリング、なかなかおいしゅうございました。
★今月のお・み・や★

前回、伊勢に行った際、まずいよーと散々クソミソにけなした伊勢うどん
しかし、今回ロープウェイの売店で食べたのはちょっと違ってました
ほどよくもっちり、ちょっぴりコシもあってまあまあおいしゅうございました
これならお家で食べてもいいかも、と買ってきたのはいいのですが...
もしもちょーマズかったらどうしようと不安で6月末現在、未だ食してません
賞味期限は7月中頃なので、それまでにはケリをつけたい所存です