夏のハチ北スキー場

平成16年7月4日  兵庫県ハチ北

天候 嵐の前の酷暑
支出金額 8,500円(高速代、ガソリン代、飲食費、レーシングカート料)
走行距離 約360km(発着:尼崎)
参加者

副会長、ワカ様、カワバタ君、ともち、みーちゃん、キタさん、イシダ君、ヤギちゃん、タカコちゃん、スガちゃん、うっちゃん、じんさん、管理人

チェック

ポイント

SKI BOX(レーシングカート) http://www.ski-box.com/

 

 

 


 

AM8:00

 

 あまりの暑さと喉の渇きに目覚めた朝、室内の気温は33℃、湿度は80%を越えていた。淀んだ空気を入れ替えるべくベランダの窓を開けてみると入ってきたのはスチームサウナのような大気、そして鋭い夏の日差し。

 こんな日にバイクなぞ乗る奴はバカなのじゃないかと思いつつツーリングの準備をした私は、やはりバカだったのかもしれない。それでも走りたいと思い出かけてしまうのが二輪車乗りの悲しい性。

 

 今日の幹事はヤギちゃん、そして裏幹事はイシダ君で副幹事はスガちゃんと言うよくわからない状況。つまりは三位一体の幹事業らしい。しかしその三羽烏のうち、いちばん頼りになるイシダ君が集合時間になっても来ない。寝過ごしたのかと電話してみると「家出てすぐにガス欠や〜っ!」と泣きが入った。この酷暑でGSXがハンガーストライキに入ったらしい。

 イシダ君救援にスガちゃんが出かけ、残り11台は先発。阪神高速と第二神明に乗って明石SAを目指した。走り出したら風を受けて多少は涼しくなるだろうと思っていたのだが、今時の京阪神地区は甘くない。ここは中近東か!と叫びたくなるような熱気が路面から噴出していた。

 

 

 

 

AM9:30

 

 滝のような汗を流しながら明石SAにてイシダ君と合流。やっと13台揃った状態で西を目指した。次のポイントは姫路バイパスの姫路西ランプで脱出。明石からは加古川、姫路と短いようで長いバイパスが続く。この二つのバイパスはアップダウンはあるものの、ほとんど直線状態でしかも程よく混んでいるので、ダラダラと走っていると眠気に襲われる。

 しかもこの日は高温多湿、ほんのちょっと気を抜くだけで意識が遠のいてしまいそう。ここまでくるとツーリングも、もはや苦行と言えるかもしれない。

 

 苦行はこの暑さだけではなかった。姫路西ランプで降りると事前に言っていたにも関わらず、熱気でボケた副会長が行き過ぎてどこかに消えてしまったし、ランプ出口ではお役人が張っていた巧妙な罠(ネズミ取り)に裏幹事イシダ君が掛かってしまった。

 副会長とイシダ君とは道の駅山崎で無事合流できたが、ここからもまだまだたいへん。R29を北上してハチ北を目指したのだが、ともちは厳しい峠道で滑りかけていたらしいし、私は私で道の駅のトイレに300円落として回収不能にしてしまった。そしてとどめにはタカコ嬢、山道のカーブ出口でのたくっていた蛇をプチッと轢いてしまったのだ。今日はロクでもない事が続く、くわばらくわばら。

 

道の駅山崎

 道の駅山崎にて、やり場のない怒りに震えるイシダGSX(画像中央)

 

 ちなみにこの道の駅、R29沿いにあるのだが北行きの車線からは非常に入りづらい。しかもいつも渋滞している。

 てなわけで道の駅利用者各位は進入の際、十分な注意を払っていただきたい。ほんまに入りにくいよ〜。

 

 

 

 

PM12:00

 

道の駅村岡 一ノ宮町から県道6号線で山越え。一瞬足りとも気の抜けない状況が続く。ちょっと落ち着いたかなと思えばお次は県道714号。更に緊張を強いられるが、ワカ様は「ええなあ!こんなクニャクニャのおもろい道よう見つけたなあ!」と大喜び。

 実際、先の読めないカーブが続くのだが、交通量も少なく路面もそれなりにきれいなので、無理をしなければ楽しめるのだった。

 

 標高が上がっているわりに体感温度はぜんぜん下がらない。

 水分不足でカピカピになりながらR9のループ橋と但馬トンネルを抜け、やっとの思いで道の駅村岡ファームガーデンに到着、そしてお昼ご飯。

 この道の駅のレストランでは本格的な但馬(宍粟)牛ステーキがウリらしいが、さすがに体力的にも金銭的にもステーキを注文する面子はいなかった。

 

 

焼肉定食

 一番無難な焼肉定食、たしか1,200円くらい。確かにお肉は柔らかく、それなりのボリュームがあった。

 

 ここではこれら但馬牛メニュー以外にも、どじょう料理などが名物だとか。

牛トロ丼

 こちらは私が食べた「牛トロ丼」、あっさりしているけれど、それなりにスタミナがあるので夏向けの一品かも。たしか1,000円だったはず。

 

 丼は旨かったのだが、残念な事に付属の若布のお吸い物は非常にショボかった。吸い物の浮き実が三つ葉の茎2cm×2本だけってどーゆーことよ?

 

 

 

 

PM2:00

  

 お昼を済ませて屋外に出てみると、灼熱の太陽がトップギア状態。ああもうごめんなさい許してください、とお日様に詫びを入れるが許してもらえるわけはない。汗だくになりながら着たくもないジャケットを羽織りヘルメットを被り、焼けたシートにまたがりエンジンに火を入れる。涙が出るほどクソ熱い。

 暑いよつらいよ苦しいよ、もうおうちに帰ろうよ、と幹事に泣きを入れてみたが「次はカート行くで!」と無視された。この暑いさなかにカートで焼けた路面にへばりつくなんて正気の沙汰ではないと思ったが、ひとりぼっちで帰るのは心が寒いのでおとなしく付いて行った。

 

SKI BOX カート 村岡からR9を少し南下して、目指すはハチ北高原スキー場。

 雪もないのになんでそないなとこ行かにゃならんのや、あーやだやだクソ暑いとわめいていたが、スキー場に向かう山道に入った途端に気温がガックリと下がりだした。さほど速度が出ていたわけではないが、急な山をグイグイ登って行ったので大気もグイグイ涼しくなる。蒸れていたヘルメット内に心地よい風が入り、頭の芯が冷えるとともに、夏の山道を走るのが楽しくなってくる。我ながら自分勝手というか、つくづく現金なものだ。

 R9から反れてのち15分ほど、着いたのは夏の新緑に包まれたハチ北スキー場。カートコースはスキーシーズンの度にお世話になっていたゲレンデ前駐車場だ。シーズンオフ時の有効土地活用という事か。

 

 カート参加者は男性8名、残りは暑さでバテてたり貧乏だったりで見学兼タイム係兼ジャッジに付いた。カートは4台なので2チームに組み分け。できるだけ各車のハンディを均すため、参加者の体格によって「チーム軽」と「チーム重」に分けた。

 ここでいう「チーム重」はあくまで大柄な人間を集めただけの事であって、決して全員がヘビー級な訳ではない...一部を除いては。

 

チーム重

 まずはチーム重の出走

 

 副会長・みーちゃん・イシダ君・じんさんの4名で平均体重75kg

 誰が平均値を上げているか...誰も知らない知られちゃいけない〜♪

チーム軽

 続いてチーム軽 平均体脂肪率はおそらく20以下のはず

 

 ワカ様・カワバタ君・ヤギちゃん・スガちゃんで平均体重60kg也

 ちなみにワカ様は管理人よりちょびっと軽かったりする、いや〜ん

 

 

 

PM4:00

 

 素人カートレースで熱くなる人、冷やかす人、それぞれに楽しんでカート場を後にした。涼しいハチ北を下山する頃には、空には怪しげな雲の塊が広がりだした。ちょうどこの時九州に台風が上陸しており、関西にもその余波が迫って来ていたのだった。

 雨の心配をしながら和田山ICから播但連絡道に乗ったが、早々に小雨と横風にあおられ苦労する。しかも播但道はほとんどが1車線、ゆったりしたペースとのしかかってくるような低気圧とで気持ちの悪い眠気に襲われる。

 

 福崎で中国縦貫道に乗りかえてやっと2車線。眠気覚ましにアクセルを開けようとしたら、あちこちで現れる覆面パトさんのお姿。くわばらくわばらと唱えつつコソコソ逃げて加西SAに到着。多少急いだお陰もあってか、何とか雨雲から逃れられたようだ。それに少しながらも気温が下がってきたので、バイクにまたがるのも楽になった。

 加西SAで意味もなくダラダラ休憩し、ちょっと走って赤松PAでもダラダラ休憩しながら解散式。この時点で走行距離は300キロオーバー、そして飲んだコーヒーやお茶は2リットル以上!トラブルの続いた一日だったが、ツーリングを兼ねたドライ&スチームサウナな一日と思えばそれなりにお得だったかも知れない、もしかするとダイエット効果もあったかも!?

 

 


 

★今月のお・み・や★

 

今月はおみやげと言うよりエコロジカルな実験ができたのが大いなる成果。

実験とはもちろんカート。チーム軽とチーム重は同じ車両を使用したのでマシンハンデは一切なし。

 

して、実験結果

チーム軽・走者

ベストタイム

(約2km)

チーム重・走者

ベストタイム

(約2km)

ワカ様 2分09秒 副会長 2分16秒
カワバタ君 2分09秒 みーちゃん 2分06秒
ヤギちゃん 2分00秒 イシダ君 2分10秒
スガちゃん 2分03秒 じんさん 2分15秒
軽・平均タイム 2分05秒 重・平均タイム 2分11秒

 

そりゃまぁ、各個人の技術差もありますからぁ、一概にはなんとも言えませんけどぉ。

(ヤギちゃんに至ってはカートレース経験者らしいしぃ)

でも技術レベルを数値化して平均値を出せたとしたら、両チームの技術差は恐らく僅少なはずですぅ。

 

てな事は両チームの明らかなるハンデは運転手の体重。平均体重で15kg差ってのは侮れないですねぇ。

 

この実験結果から導かれる結論

 

「重いと速度が上がらない、エンジンに負担が掛かる」

「エンジンに負担が掛かるって事は燃費が悪くなるって事」

「燃費が悪いって事は、もしかしたら自然環境破壊の一因かもしれない」

「ってことは、やっぱしデブは地球に優しくないのね」

 

 

いやはや、とんだところで勉強になりました。薄々、気付いてはいましたがやはりそうでしたか。

つまり二十歳の時から10kg以上も肥大化した私(管理人)は非エコロジー人間でしたか。

明日の地球を守るためにも、車体ではなく人体の軽量化しなければなりませんわねぇ。

医者からも「あなたは成人病予備軍です」といわれている事ですしぃ...