
平成13年11月4日 兵庫県丹波篠山
| 天候 | 秋晴れ後曇り |
| 支出金額 | 4,500円(ガソリン代、カートレンタル料、入浴料、飲食費) |
| 走行距離 | 180km(発着:宝塚) |
| 参加者 |
副会長、ワカ様、カワバタ君、カワノ君、ともち、みーちゃん、ぽんた君、たいせー君、キタさん、管理人 |
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チェック ポイント |
たからづかカートフィールド http://www4.osk.3web.ne.jp/~tkf1/ 国領温泉・助七 http://www.kisnet.ne.jp/~sukeshic/spa/ 氷上郡観光協会 http://www5.nkansai.ne.jp/org/hikamityou/f_index.html |
AM9:00
今月の幹事は、もうすぐパパになる予定のカワバタ君。もしかして幹事初体験?
午前9時集合といつもよりゆっくりとした時間に宝塚ファミリーランド前に集合。今月も参加者10名と多めの人数が集まった。今日のメインイベントはカート。と言っても遊園地のゴーカートではなく、レーシングカートで専用サーキットを走っちゃうと言うイベントを幹事が計画していたのだ。
参加者はみなレーシングカート未経験、みんな初めての体験なので楽しみな様子。
今回も遅刻者はおらず、9時には全員集合。ちょっと肌寒い中を武田尾方面に向かって出発した。
AM9:30
宝塚の街中を抜け山道を北上すること約10分、いきなりメインイベント会場に到着。山の中腹にあったのは「たからづかカートフィールド」。
バイクを停め、施設の中に入ってみると甲高い高回転のエンジン音が耳に刺さった。コースを見ると柔らかそうなタイヤを着けたカートが勢いよく走り回っている。
コースは全長510m、その中に13箇所のカーブがある。こんなにカーブがあったらぜったいどこかでスピンしてしまうな。
まずは事務所でレンタル料を払い(5周1,000円、10周2,000円)、走行中のルールと注意事項のレクチャーを受けた。
ピットアウト、ピットイン時は片手を挙げて係員に合図、コース進入直後はアウト寄りに走って速度が乗ってきたらインに寄る。コーナリングはアウト・イン・アウト、スローイン・ファーストアウトが大原則。スピンした場合は両手を大きく振って周りにアピールした後、自力でカートを動かしてコースに戻る事...
受付のおじさんから「みなさんバイクに乗ってるからわかるでしょ」と言われたが、私みたいなヘタクソにそんな事言わないでほしい。 見捨てないで。
説明を受けた後は2組に分かれて乗車準備。まずは副会長・ワカ様・カワバタ君・キタさん・私が先行組。それぞれ自分のヘルメットを被り(バイク用のメットでもフルフェイスなら使用可能)グローブを着けて乗車。おお、接地面が低い、なんだか地べたに座り込んでいるみたい。
係員がエンジンを掛けてくれていよいよ一台ずつスタート!アクセルをちょっと踏んでそろそろとピットアウト。アウトからコースに入って一気に加速!...のつもりが結構怖くて踏み込めない。でもあまり低回転のままだとエンジンが不機嫌になってくる。仕方ないので恐々アクセルを踏み込んで速度を上げ、コーナー手前で思い切りブレ−キング。
エンブレ利かなーい!リア暴れるー!ハンドル重たーい!怖いよー!
AM10:00
私達はジュニアクラスの選手(?)達に混ざって走っていたのだが、お子様軍団の速いこと速い事。ヘロヘロになりながらコーナーを回る私の横を、「トロトロ走ってんじゃねーよ」と言わんがばかりに小学生が瞬時にアウトから抜き去って行く。
もちろん他の男性陣もお子様に抜かれまくっていた。クソガキー!本気で悔しい。大人をバカにするんじゃないわよ。
3周ほど走ると何となく体が馴染んできて恐怖心が薄れてきた。鬼のように飛ばすお子様には太刀打ちできないので、インを譲りながらの走行。と言ってもお子様達はアウトからでも軽々とブチ抜いてくれるのだが。
4周目には重いハンドルにも慣れてきて、自分なりにどこをどう走れば良いかがわかりだしてきた。
こうなると俄然面白くなってくる。コーナリング中に掛かるGも耐えるのが面白い。バイクみたいにちょっと体重移動するとラクだったりした。
ストレートでは思いっきりアクセルを踏み込んでみる。初心者用のパワーダウンしたカートだが加速したらそれなりのスピードがある。実際には40km/hも出てはいないだろうけど、地面が近いだけにかなりのスリルがあった。
慣れてきたら他人と張り合いたくなるのが人情ってもの。私もできるだけトロそうで弱そうで勝てそうなお子様の後ろに張り付いてみたが...ダメだー追いつけない。こんな速いガキンチョ軍団なんかキライだー!
お子様には抜かれまくったが、うちのメンバー同士は大差なくゴールイン。全体のレベルの低さが伺える。 続いてはともち、カワノ君、みーちゃん、ぽんた君、たいせー君が走行開始。
私達の中で一番速かったのがカワノ君。お子様には抜かれたものの、他の4人をみごと周回遅れに仕立て上げた。
みーちゃんとぽんた君のヘビー級2名は「あのカート、加速弱いわ〜」と文句を言ってパワーウエイトレシオがどうのこうのとわめいていたが、要は体が重いってことだ。文句言う前にダイエットしなさい。
AM11:00
カートを堪能した後は猪名川に向かって出発。 力いっぱいカートのハンドルを握っていたせいか、両腕の筋肉がガチガチに張っていてレバーがやたらと重たかった。
カートフィールドから川西三田線に入り、10kmも走らないうちに道の駅・いながわに到着。天気のいい休日だったせいかあまり広くない駐車場は満車状態、車だけでなくバイクもたくさん止まっていた。
なんとか駐輪して、コーヒーで一休憩して施設内の農産物売店を探索。店内はお買い物中の観光客であふれかえっていた。そんなに野菜が安いのかな?と見てみたが、ほうれん草1束200円とか白菜1玉250円とかで、主婦としての立場から言わせてもらうと「スーパーの方がもうちょい安いわ」。
まあ、モノは新鮮なんだろうけど並んで買うほどでもないか...
道の駅・いながわからは川西篠山線をえっちらおっちらと北上した。次に目指すのは「丹波篠山渓谷の森公園」。別に公園で遊ぼうってわけではなく、ここの売店で売られている黒豆の枝豆がお目当てなのだ。
「黒豆の枝豆とは何ぞや?」と知らない人もいるかもしれないのでちょっと説明。
おせち料理なんかに入っている黒豆、これは誰しもご存知のはず。通常は完全に熟した実を天日で乾燥したものが乾物屋さんなどで売られているが、丹波地方では初秋になると黒大豆が完熟する前に収穫される黒さや(枝豆)も売られるのだ。
食べ方はもちろん普通の枝豆と一緒。大豆の枝豆よりも大粒で味が濃いので結構な人気がある。
関西以外だとあまり流通していないらしいけど、食べた事がない人はチャンスがあったらぜひとも食べてみるべし!
肌寒い中ガタガタ震えながら渓谷の森公園に到着。さあ、ビールのおつまみ用に枝豆大量購入するぞ!と売店に行ってみたが、私達の前にいたおばちゃんが最後の1束を買ってソールドアウト。
枝豆のためだけにここに立ち寄ったのに...無念だ。
AM11:30
枝豆に未練を残しながら渓谷の森を出発。お次は氷上町の水分れ公園が目的地。
木枯らしの吹く山の中を抜け、畑の広がるR372に出ようとした途端、信号前で道路が閉鎖。事故でもあったのかと考えながら、他の交差点から国道に入ろうとしたがここもまた閉鎖。
ん?R372自体が工事か事故で閉鎖しているのか?と思ったが回りの雰囲気がどうも違う。しばらく並行する脇道を走っていると、ガラ空きのR372を懸命に走るマラソンランナー発見。何の大会かは知らないが、マラソンのために交通規制していたのだ。
数100メートル脇道を走ったところでようやく国道に入る事ができた。だけどあくまでランナーが最優先なので、私達を含む車両の列は延々とランナーの後を付いて走らされた。まさかこんなところで伴走車になるとはね。
篠山の町が見え出したところでマラソン伴走終了。R372からR176に入り、曇り出して更に寒くなってきたところを北上。篠山から柏原までのR176は緩やかなアップダウンがあって路面もキレイなので走っていて楽しい道なのだが、さすがに内陸地。走るごとに風が冷たくなってきてツーリングどころじゃなくなってきた。
鼻水を垂らしながらJR柏原駅前に到着。駅の横にあるコンビニでお昼のお弁当と使い捨てカイロを買い込み、すぐさま背中にカイロを貼り付けて暖を取った。
年をとるほどに寒さに弱くなって行く自分が悲しい。ああ、関節が冷えて痛いわ。
PM12:30
柏原駅から10分ほど走って、水分れ公園に到着。いったいここは何なの?と案内板を見ると、「日本一低い中央分水界」となっていた。
つまりはここに降り込んだ雨が山越え谷越え、日本海や瀬戸内海に流れていくのだ。水が山越え谷越えと言うのもヘンな話だが。
公園内には広場に花壇、桜並木や人口の滝などが作られていて、天気のいい日にピクニックするには適度な場所。しかし私達が着いた時分には盆地特有のからっ風が吹いて、冷蔵庫並みのクールさだった。
園内の広場にレジャーマットを敷いて、コンビニ弁当を広げてランチの時間。よくよく見るとおにぎりやお弁当に混ざって、餃子やおでんや肉まんなんてのも並んでいた。遠足のお弁当にしちゃ色気がない。そう思いながらも私はパック入りの「なめこおろし納豆」を食べていたが。
事前に幹事・カワバタ君から「お昼はみんな弁当持参」と連絡があったのだが、手弁当で来ていたのはともちとみーちゃんだけ。
みーちゃんのは愛妻弁当かと思ったが「オレの嫁さんの旦那さんが朝の6時から作ってん。」ムサいおっちゃんが作った割にはえらい小奇麗なお弁当やないのー! 卵焼きは美味だし、彩りよく野菜も入っているし、おにぎりはシソわかめと青菜の2種類と芸が細かい。
普段CBで暴走し、言動ともにアニマルチックなおっちゃんが作ったとは思いがたい。人は見かけによらないものだ。
PM1:30
夕方から用事のあるカワノ君とは水別れ公園でお別れ。残る9名は国領温泉に向かってバイクを走らせた。
R175を春日に向かい、舞鶴自動車道に沿って南下すると国領温泉に到着。カワバタ君が案内してくれたのは「助七」と言う温泉旅館。もちろん入浴だけでもOKで、温泉入浴料はお一人700円。
温泉は浴槽二つ、露天風呂1つと15人も入ればいっぱいになりそうな程度の広さだったが、お湯は有馬温泉と同じような赤茶けた錆色の良いお湯。露天風呂が狭いながらも雰囲気のあるお風呂だった。
芯から凍った体を解凍するべく急いでお風呂に入り、肩までゆっくりお湯につかると、あー極楽極楽。
ここの効能は神経痛・関節痛・筋肉痛・冷え性・疲労回復・その他もろもろ、疲れて凍った体を解凍するにはベストな温泉だった。
この時、いつもなら大騒ぎで温泉に入る男性陣がやたら大人しく入っていたようだ。後で聞いてみたら、背中にカラフルな絵を描いたオジサマが入っていたそうで、ちょっと怖くて騒げなかったとの事。みんな強気なように見えて弱気だったりするのね。
PM3:30
R176に戻り、帰路についた。温泉でしっかりと体を温め、バイクに乗る前にレインウェアのパンツをオーバーパンツ代わりに履いたので、寒さはずいぶんと和らいだ。
山間のR176は日が傾きかけ、山の影が伸びてきていた。夕日を受ける柿の実がピカピカと光って電飾のようだ。畑には枯れかけた黒豆の木がいっぱい並んでいて、思わず何本か持って帰ってやろうかと思った。未だ黒豆への未練は断ち切れていなかったのだ。
この時の私は黒豆ラストチャンスに近づきつつあるとは予想もしていなかった。
そのラストチャンスはR176を南下して舞鶴道の丹南篠山口ICに近づきつつあった時に遭遇した。T字路の交差点にデカデカと掲げられた看板は「黒豆の館・左折」。胡散クサい名前だー、あやしいー、でも黒豆だー、と喜んでいたら先頭グループが左折してくれた。
みんなの想いは黒豆のもとに一つになっていたのね。
国道からそれて約5分、黒豆の館に到着した。まるで新設の道の駅のようにキレイな洋風の建物、でも「黒豆」に合う雰囲気かどうかは疑問。
広い駐車場にバイクを停め、売店に入ってみると黒豆納豆に黒豆ジャム、黒甘納豆、黒豆豆腐、黒豆うどん。確かに黒豆だらけだった。しかし私達が求めるのは黒豆の枝豆。野菜を売っていたコーナーには見当たらない。
他の専用コーナーにでも売っているのかと店員に尋ねると、「今日はもう売り切れましてね」...黒豆のためだけにここまで寄り道したのに、なんて縁がないんだ。
この空しさを晴らすべく(?)駐車場の屋台で売られていた「栗ポン」(丹波栗を加圧して炒った焼き栗)を試食。食べて見るとほのかに甘くて柔らかくとても美味しかった。
せめてこれだけでも買って帰ろうとしたら売り子さんから「ごめんねえ、今40分待ちなんよー。買うんやったら予約して」との返事。今日はつくづく買い物運がない。
PM5:30
黒豆のお菓子を適当に買って、黒豆の館を出発。R176を大阪に向かいバイクを走らせた。
ところどころ渋滞していたものの、三田までは気持ちよくツーリング気分を味わえた。
しかし魔のR176はここから先が恐ろしいのだ。三田と西宮の市境あたりから道幅が細くなり、それに連れて全体のスピードが落ちてくる。中国道が見える頃になるととんでもない大渋滞。西宮北ICあたりから宝塚まで10数kmが全く動かなくなってしまった。左の路側帯を走行しようにも道幅が狭いし崖っぷちなので、思うようには走れない。
ここまで来てしまったら諦めるか、決死の覚悟ですり抜けするかしかない。お金がある人は中国道に乗ると言う手もあるのだが、困った事にこの区間はR176・中国道ともにムチャ込みするのだ。昔から渋滞の名所だが、いい加減に何とかして欲しいものだ。
耐え難きを耐え、なんとかかんとか7時には宝塚に到着。他のメンバーも無事に到着して、国道沿いのファミレスにて締めの集合兼晩ご飯。走行距離の割にみんな疲れきっていたが、致命打はやはりR176の渋滞だろう。それに黒豆への未練もあったのだろうか。
まあ何にせよ、買い物運は大凶だったが、レーシングカート初体験や温泉であれこれと楽しめた耐寒遠足ツーリングだった。黒豆は近所のスーパーで買えばいいや♪