
2001年9月1日・2日 和歌山県那智勝浦
| 天候 | ずうっと曇り |
| 支出金額 | 18,000円(高速代、ガソリン代、宿泊料、飲食費、観光船乗船料、駐車場料) |
| 走行距離 | 約520km(発着:尼崎) |
| 参加者 |
副会長、ワカ様、カワバタ君、ともち、みーちゃん、たいせー君、管理人 |
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チェック ポイント |
グリーンピア南紀 http://www.green-pia.com/nanki/ 那智勝浦町役場 http://www.town.nachikatsuura.wakayama.jp/index.html 那智勝浦町商工 http//www2.w-shokokai.or.jp/natikatuura/map/index.html ドライブイン長谷川 TEL 07466-4-0028 |
今月はたいせー君の初幹事。先月のキャンプツーリングに行けなかったのが心残りだったのか、「今月もキャンプ!」と言い出した。よっぽど行きたかったのね…
ところが実際決定したのはキャンピングではなくコテージでのお泊り。理由は当の本人を含め、テント持ってない人が多かったのと、テントは寝にくいからコテージにしやがれとのリクエストが出たからのようだった。
直前予約で土日にコテージ取れる?との心配も裏腹に、たいせー君、いいところを探し出してゲットしてくれました。
9月1日 AM6:00
早朝6時、西名阪道の香芝SAにて集合。早出した私と副会長が一番のりかと思ったら、SAで既にいたのは今回不参加のはずのぽんた君。「針ICまでお見送りしに来た」と言う彼は、先月のワカ様と同じ心境だったようだ。
しばらくして他のメンバーも到着。幹事のたいせー君は奈良県愛好家のワカ様を相談役に迎えて、マップを見ながら道の再確認。今回は海沿いに走るのではなく、奈良県を経由する山越えの道になった。(こっちの方が早いのだ。)
6時過ぎにお見送りのぽんた君を交えて香芝SA出発。西名阪は相変わらず怖い。4輪も2輪もみんな運転が荒くて早い。おまけにトラックなんかが多いので見通しが悪くなったりする。
誰でも苦手な道と言うものがあるだろうが、私にとっての鬼門はこの西名阪道と名阪国道だ。
AM7:30
空は雲だらけのままだったが、時間が経つにつれだんだんと明るくなってきた。だけどあまり気温は上がらない。まだまだ暑いだろうと思って夏用グローブを使っていたが、指先の体温が奪われて結構辛かった。
西名阪を通過し、そのまま名阪国道に突入。だんだんと大型組のテンションとペースが上がって来ていた。お見送りのぽんた君もお見送りのクセしてハイペース。みんなそんなにスピード出しちゃ怖いよ…
天理市をハイペースで通過して、針ICからR369に入った。ここでお見送りぽんた君とはお別れ。手を振りながら去って行く彼の背中には「未練」の二文字がありありと浮かんでいた。
ここからは国道とは言え田舎の地道、もう大したスピードは出せない。
田んぼと民家が続く風景の中をのらりくらりとR369を南下して榛原町に入った…のは良かったのだが、進んで行く道がごちゃごちゃしている。榛原町をあー行ってこー行けばR166とR370の交差点沿いにある道の駅につくはずなのに、行けども行けども民家の列。
もしかして道に迷った?と考え出した時、先頭を走っていたたいせー君が路肩にて停車、地図を確認。やっぱり間違えたな。
「いったいここはどこ?」とメンバーに尋ねると「奈良県」との返答。そんなもんわかっとるわ。
地図では何がなんだかわからなかったので、その辺を歩く女子高生をつかまえて道を尋ねて方向を確定。
ちょろっと走って到着したのは道の駅・宇陀路大宇陀。施設内には「温泉スタンド」があったりする(40リットルで100円だそうな)。店舗やレストランはまだ開業してなく、人の姿もなかった。駐車場の片隅にはテントを張ったライダーが睡眠中のご様子。
全員で缶コーヒー片手に休憩して、地図で道を確認。ここから先はもう迷う事もないだろう。
ここから、ワカ様とみーちゃんはお互いの愛車をトレードして試し乗り。ワカ様のCBの感想「重たいなあ、でもさすがにパワーがあって面白い。ちょっと油断すると振り回されそう。」
みーちゃんのホーネットの感想「聞き分けがええ、めっちゃ優等生。」
なんだかどちらのバイクも持ち主の影響が色濃く出ているような感じ。子は親の鏡、バイクはオーナーの鏡ってなところか。
AM8:30
宇陀路大宇陀からは更に南下。山の中をちょっとずつ上っているのか、やたらと冷えてくる。9月の初めだというのにもう夏用の装備だと寒すぎ。仕方ないので防寒着かわりのレインウェアをGジャンの上から着込んだ。
さっき飲んだコーヒーと冷たい風のせいでやたらとトイレが近くなる。1時間も走るともうレッドゾーン状態。かと言ってバイクを路肩で止めて森の中に入って…なんて度胸もないので、こうなったら道の駅だけが頼りだ。こんな時は男の子がうらやましい。
「道の駅・杉の湯川上 1km」の表示が見えたときには神の救いかと思えた。必死でバイクの振動を堪えながら、道の駅に到着。もちろん駐輪と同時にキーも抜かずトイレにダッシュ。やっと落ち着いて、後はゆっくりと休憩。
この道の駅は村営ホテルが併設されているためか、いつ来ても込んでいる。駐輪するにも下手に止めると他の車両の迷惑になりかねないので注意しなければならない。
ここでもまた地図を確認。地図で見る限りではもう半分近く来ているようだ。時間から言ってもお昼ゴハンは勝浦で食べる事になりそうなので、ここでのおやつはセーブした。だって勝浦のおいしいマグロが私達を待っているのだから。
AM9:30
川上からはまたまたR169を南下。ここで私はワカ様のホーネットSとSHERPAをトレード。大型2輪免許を取って以来、試乗会以外で大型に乗って公道を走るのはこれが初めて。
最初は恐々乗ってみたが足つきは完璧、しかも軽い。マフラーなどをヘンにいじってないのでエンジン音も静か。スタートさせてみると滑らかな走り方をしてくれる。操作性も「素直」の二文字を表しているようで、まるで私がバイクに紳士的なエスコートをされているような雰囲気だ。うーん、これはかなり気分がいい。みーちゃんが言った「優等生」って言葉が良く当てはまる。
でもワカ様曰く、こいつは大人しいだけでなく求めれば求めただけの弾け方もしてくれるらしい。バイク自体の性能もあるのだろうが、やはり持ち主の性格が現れているのだろう。
私の前にはSHERPAに乗ったワカ様。SHERPAの走行シーンを後ろから見るのは初めてなのだが、なんて細くて華奢な後姿なんだろうかと今更ながら驚いた。あんな細いタイヤの上にでっかい私が乗っている姿は想像したくなかった。たぶんお尻がでろーんとはみ出ているんだろう。
ワカ様もそれなりにSHERPAを楽しんでくれているようだ。最初は戸惑っているような感じだったが、5分もしないうちに慣れたようだ。ミラー越しに表情を見てみると目が笑っていた。信号待ちの時に感想を聞いてみると「このタイヤのボコボコ感、面白いねえ」との事。
楽しいのは最初だけで、後は振動が腰にきちゃうのよ。
AM10:30
ホーネットで浮かれ気味に走ること約30分、川の流れを横目に見ながら道の駅・吉野路上北山に到着。あまり広い道の駅ではないが、北山川の清流と山の緑を眺めながらのんびりと休憩が出来た。
川の対岸には上北山温泉薬師湯なんてのがあり、村営ホテルもあるらしい。対岸から見ただけだが、大きくてきれいな建物だった。今回は時間がなかったが、いつかは入ってみたい。
缶コーヒーで眠気を覚まし、また南に向けて出発。日が出てきたのでずいぶんと暖かくなってきた。川沿いにどんどん南下していくと、なんとなく見覚えのある大きな池が姿をあらわした。よくよく考えてみればここは池原ダム。
何度もバス釣りの友人に連れてきてもらったところだが、たいていは車の中で眠っていたのでここだと言う事はぜんぜん知らなかったのだ。
水面にはカヌーやバスボートがいっぱい浮いている。みんな釣れてるのかな? 自慢じゃないが私はここではまともに釣れたためしがない。やたらめったら底が深いので、ルアーがどう動いているのかわからなくなるのだ。ジグなんか使った時は奈落の底まで沈んでいるんじゃないかと思ったほどだ。
AM11:30
池原を越えると県境を通過。対抗車線を走るミニパトが「三重県警」とペイントされているのを見て三重県に入ったことに気付いた。カーブのきつい42号線を進んで行く内、山の間からちらちらと海が見え出した。
山を完全に下るといきなり海沿いの道、熊野灘が大きく広がっている。この熊野から和歌山県の新宮市まで「七里御浜」と呼ばれる美しい海岸線が20kmほど続く。海岸通のR42はずっと真っ直ぐなままだ。
雄大な太平洋を眺めながら道の駅・パーク七里御浜に到着。大きな道の駅だなと思い入ってみると大型ショッピングセンターが併設されていた。でっかいはずだ。
お腹があまりにも空いてきたので、ここで軽くおやつをとる事にした。巻き寿司とさんま寿司(開いて酢でしめた秋刀魚の押し寿司。南紀名物らしい。)を1本ずつ買って、道の駅の前に広がる七里御浜で休憩。
玉砂利の上に座り込み、太平洋を眺めながら食べるお寿司は格別の味。 海の果てにある水平線はなんとなく湾曲しているように見えた。海岸が緩やかな弓なりだったせいか、それとも地球が丸いせいだろうか。今まで見てきた瀬戸内海や日本海とはぜんぜん違う光景だった。
パーク七里御浜を出発して、約5分。お次は道の駅・紀宝町ウミガメ公園。紀宝町の海岸にはアカウミガメが産卵に来るらしく、この道の駅でもアカウミガメが飼育されていた。今までいろんな道の駅に立ち寄ったが、動物を飼育している所は見たことがなかった。
中に入ってみるとたくさんのカメさん達。孵化したばかりの子ガメから竜宮城送迎用のカメさんまで勢揃い。
プールのでっかいカメさんはのんびりと漂うように泳ぎ、時折水面から顔を出して呼吸しながら観光客の姿を黒い大きな目で眺める。もしかしたら観察されているのは人間の方なのかもしれない。
チビカメの方は水槽の中で飼育されていた。体長5cmくらいのちっこいのがパタパタと忙しなく泳いでいる、懸命に動く仕草がかわいい。ずっとこれくらいの大きさなら飼ってみたいんだけどなあ...
PM12:30
カメさんに別れを告げ、勝浦に向かって出発。ちょっと込んだ新宮を通過し、入り江沿いのR42を走り続けるといよいよ勝浦に到着。さすがは温泉地だけあって観光バスの量が増えてきた。
勝浦温泉を過ぎて東へ約10分、本日のお宿・グリーンピア南紀に到着。今まで、グリーンピアの名前だけは良く耳にしていたのだが、来たのは初めて。まず敷地の大きさにびっくりした。
駐車場ゲートからフロントのあるホテルまでが700mの道のり、そしてホテルからコテージ&キャンプサイトまでが800m。車かバイクがないと動きにくい広さだ。
敷地内にはホテル・温泉・キャンプ場・コテージ・多目的ホール・プール・テニス場・野球場・カートコースにグラススキー...こんなに作ってどうするの?と言いたいくらいの施設があるらしい。
まずはフロントでチェックインして、施設内の道路をノーヘルでトロトロ走ってコテージに到着。この8人用コテージが今夜の私たちのお宿だ。
中は広くて使いやすい造りになっていた。ミニキッチンとバス・トイレにロッカーもあるし、もちろん冷暖房も完備。想像していたより良いところじゃないの、ええとこ選んだエライエライと、幹事のたいせー君をとりあえず賞賛。
その後は速攻でベッドの陣地取り合戦。何とかと煙は高いところに上りたがるらしいが、上段のベッドを我れ先にキープしたのは私・副会長・ともち・みーちゃんだった。
それぞれの陣地が決まって一息ついた後、勝浦観光に出発。バイク7台は街中では不自由になるので、副会長&管理人・ミヤケ&オカモト・ワカヤマ&カワバタのタンデムを3組作って計4台でグリーンピアを出た。
カワバタ君のアベニスはワカ様との二人乗り、ちゃんと走れるのかなと心配になったが、これが結構走る走る。街中をちょろちょろする分にはこちらの方が機動性がいい。
PM1:00
勝浦でのお昼ゴハンは待ちに待ったマグロ。観光案内所で食堂を探し、辿り着いたのが「竹原」と言うお食事処。中はカウンターだけの小さな店だったが、魚をあれこれ扱っているようで、メニューには珍しいものも載っていた。
皆はマグロ定食(1200円)を注文し、私はお刺身定食、刺身が嫌いなみーちゃんはうな丼で我慢。こんなところまで来てうなぎなんか食べてどうすんの。どうせ冷凍モノだろうに。
出てきたマグロの刺身はやたら大きな切り身。味はさすがに本場モノ。食べてみると、ただの赤身なのにトロみたいな味がした。
副会長から奪った中トロに至っては、飲み込むのが惜しくなるほどの美味。トロを奪われた副会長は本気になって怒っていた。(ビンボーくさい話だな...)
私の刺身定食にはツバスなんかもついていたがこれももちろん美味しかった。
生魚のダメなみーちゃんは悔しまぎれにマグロのカマの塩焼きを注文。カマと言えば一番脂乗りのいい部分(お腹とエラの間にあるでっかい骨の周辺ね)、もちろんマズイはずがない。
みーちゃんが「一口ずつどうぞ」とみんなに皿を回してくれたが、彼のところに帰る頃にはお皿の上は残骸だけだった。こんなに美味しいもの、一口で済むわけがない。
マグロを満喫した後は観光船に乗って紀の松島巡り(大人一人1000円〜1430円)。 勝浦桟橋から湾を巡り鯨博物館を経由して桟橋に戻ってくるコースだったのだが、なかなかスリリングなタイタニックだった。
岩と岩の間ギリギリの隙間を通り抜けたり、強い波のなか湾外に出たりしてラクダ島やライオン島、ホテル浦島の忘帰洞温泉なんかを間近で見せてくれた。(さすがに温泉は離れて見せますが。)
しかし楽しんでいるのもつかの間、まずたいせー君が船酔い、続いて私も船酔い。直ぐにでもトイレに駆け込みたかったが、さっきのお刺身の事を考えるともったいなくてグッとこらえる事ができた。ビンボーゆえの強さだがちょっと悲しいものがある。
PM6:00
観光船を降りた後は、勝浦のスーパーマーケットでおやつとビールを調達。町の中を迷いながらグリーンピアに戻った。
一休みした後は温泉→バーベキュー→温泉の極楽コース。コテージから温泉のあるホテル棟まではもちろんバイク。施設内なのでノーヘルで行けるのが助かる。でも危ない。
勝浦だからお肌つるつる硫黄泉かなと期待していたが、ここのは弱アルカリ性単純泉だった。しかし美肌効果はなくても疲れを取るには十分。広い浴槽で思いっきり体を伸ばし、ジャグジーやサウナで汗を流せば250kmの疲れもきれいに取れる。
これで明日(明後日)は筋肉痛に泣かされることもないだろう。
お風呂の後は晩ご飯。ホテルのテラスでバーベキューを楽しみビールで涼んで、またお風呂。さすがにここまでくると口数が少なくなるほど、みんな茹で上がった。カワバタ君にいたってはロビーのソファーでうたた寝するほどだった。まあ、今日はみんな朝が早かったから仕方がない。
コテージに帰ってからはビールやワインを空けながらミーティング。とは言ってもテーマはバイクとお化けと下ネタ。ほとんど修学旅行のノリだ。
12時過ぎまで騒いでようやく就寝。聞こえてくるのは、秋の虫の歌声と数名のイビキ。私は寝言を言いながら壁を蹴りたおしていたらしい。眠ってまで騒いでごめんなさい。
9月2日 AM6:00
早起きの副会長に叩き起こされてやっとこさ起床。寝ぼけながら周りを見ると、みんな起きて着替えていたが、カワバタ君だけは枕にしがみついていた。同類の仲間がいて嬉しい。
のそのそとお風呂セットを持ってみんなで朝風呂へ出かけた。副会長がSHERPAのアイドリングをしてくれていたが、暖気が必要なのは私のほうだった。低血圧はこれだから困る。
早朝のお風呂はさすがに空いていた。貸切に近い状態のお風呂で目を覚まし、バイキングの朝食でお腹いっぱいに。コテージに戻って一休憩して、会計を済ませてグリーンピアを出発。
AM8:00
勝浦から向かったのは日本三大名瀑の一つ・那智大滝。勝浦町からはバイクで20分弱の距離だった。勝浦から那智の滝までは県道46号線で気持ちよく走っていった。ここは観光バスにさえ出くわさなかったら快適なツーリングコースだが、滝の付近は観光客であふれかえっているので気をつけなければいけない。
駐車場にバイクを止めて、那智の滝までハイキング。息を切らしながら着いた先には直下133mの滝。まるで白絹の帯が崖に敷かれたようだった。水しぶきのマイナスイオンと杉木立の冷気が気持ち良い。
この日はあいにく天候が悪かったが、天気のいい日は滝壷にうっすらと虹がかかり、きれいな景色を楽しむ事が出来る。
ちなみに滝壷の方まで行こうとすると200円の拝観料を取られてしまう。例のごとく中途半端にケチな私達は滝壷まで行かなかった。
滝を見た後は土産物屋の散策。どこもかしこも那智黒(勝浦名産の黒飴)と梅干でいっぱいだ。私が看板を見ていて、ふと疑問に感じたのが那智黒飴の名前の由来。なんで那智の黒なの?と考えていたら、答えてくれたのが博識ワカ様。
「この辺は那智黒って呼ばれる黒い石が取れるねん。碁石とかに使われるやつね。そこから飴の名前がきてるらしい。」なあるほど、どおりで土産物屋に碁石や硯が売られているはずだ。勉強になりました。
AM10:30
那智大滝を出て、新宮市からR168に入って県内を北上した。ここから先はただひたすら走るだけ。時間に余裕があったら十津川あたりで温泉でも入る事にした。
新宮川を右手に眺めながら延々と北上。標識や看板を見ているとあちこちに神社やお寺があるようだ。熊野自体が国立公園ということを考えれば、神社仏閣も国宝並みのがゴロゴロしているはず。旧跡見物の好きな人なら数日掛けて巡っても飽きる事がないだろう。
熊野本宮大社を過ぎると道の駅・奥熊野古道ほんぐうに到着。大きな道の駅で、売店には地元の野菜や木版画などが売られていた。観光案内所には熊野古道の案内や温泉ガイドがいっぱい。ただの田舎だと思っていたけど、歴史はあるし観光するところも山ほどあったのね。
AM11:30
熊野古道ほんぐうを出発してR168を北上。和歌山県から奈良県に突入、でも景色は大して変わらない。うっすらと眠気を感じながら十津川に入った。このまま国道沿いの温泉街に入るのかと思っていたら、ワカ様が「ちょっと離れたところに面白い温泉あるで」と奈良県愛好家らしい提案。
R168からR427に入ってすぐのトンネル手前を左折して、しばらく走行。ここの道は「頼むから対向車来んなよ」と言いたいような狭い道。崖沿いにはガードレールなんてこじゃれた設備はなかった。
いったいどこまで行くのーっとわめきつつ着いた所はやっぱり崖っぷち。崖を覗いてみると15mほど下に2階建てのバラック小屋。「ここの中に露天風呂があってね、女湯は2階で男湯は1階、男湯からは直接川に出られるよ」とはワカ様の解説。
こりゃたいした秘境じゃないのと大喜びで崖沿いの階段を下りようとすると...階段横の看板に閉鎖の二文字。ええっ〜。 看板の日付けからみて閉鎖されたのはここ数ヶ月間の間だったようだ。
私たちもショックだったが、この温泉を気に入っていたワカ様は更にショックだったようだ。
よく建物を見てみるとショベルカーが入ったりしているので、もしかしたら改装しているのかもしれない。いつかはリベンジを果たしたい。それに奈良県南部は温泉パラダイスな場所なので、探せばまだまだ秘湯はあるはず。
PM1:00
温泉は諦めてR168へ戻った。お昼ゴハンはどうすんのと幹事に尋ねると「釜めし」とのお答え。この釜めしもワカ様ご推薦で、たいせー君やみーちゃんは4月の十津川ツーリングで食べてきたらしい。「あれは美味かったっす」と、たいせー君もご推薦。
R168を十津川温泉街に入るちょっと手前、見通しの悪いカーブにぽつんと建っている「ドライブイン長谷川」に到着。
ちょっと見ただけでは寂れたドライブインと言うか食堂で、こんなとこに美味しいものなんかあるのと疑ってしまったが、釜めし(1200円)を注文してから20分後、その疑いはキレイさっぱり晴れた。
小振りな釜で炊かれた山菜ごはんはお茶碗にたっぷり3杯分。お出汁の味加減も丁度いいし山菜も惜しみなく入ってて、もちろん適度におこげも出来ている。お腹が空いていたせいもあって、お米一粒も残すことなく平らげた。
椎茸を敵と見なすみーちゃんは「椎茸抜きのゴハン炊いて」とワガママな注文。刺身はヤダとか椎茸キライとかうるさいおっちゃんだ。好き嫌い言ってたら大きくなれませんよ。
PM3:00
お腹いっぱいでめちゃくちゃ眠たい中がんばって1時間ほど走り続けて、道の駅・吉野路大塔にて休憩。この道の駅はいつ来てもバイクでいっぱい。十津川から天川を抜けるまで休憩ポイントがあまりないので、みんなここに集中してしまうのだろう。
休憩している人を見渡すとバイク乗りらしいのが大半。ここでなら露骨に「ライダーです!」と言う格好をしていてもあまり浮いていない。
大塔にて20分ほど休憩、眠気と腰痛をごまかしながら大阪を目指し出発。山越え谷越えR168を進んでやっと五条市に突入。
いつもなら五条で柿の葉寿司を買って帰るのだが、今回はまだ釜めしでお腹いっぱいだったので購買意欲は湧かなかった。
PM5:00
五条市内はやっぱり渋滞。R168・R24・R310と国道がいくつも入り組んでいるので込むのも仕方がないのかも。
R168からR24に入り、橋本市からR371とR310を経由して大阪入り。ここまで来ると大渋滞でまともには進めない。
適当に(と言うかちょっと強引に)すり抜けをして美原町界隈の渋滞をパス。空いた路肩を見つけて駐輪し、ちょっと早い解散のご挨拶となった。
初の幹事業を遂げたたいせー君はちょっとホッとしたようだ。場所の選択といい、コテージの予約と言い、道の駅を上手くたどったルートと言い、初めてにしては大したもんでした◎。
今回はこれにてツーリング終了。三宅インターから阪神高速に乗り、それぞれの家路に向かって解散。
数日後、勝浦で食べたトロの味が忘れられなかった私は、近所のスーパーを物色してみたが、中トロでもほんのちょっぴりで2000円のお値段。しかも色は悪いし身も崩れている。
赤身に至ってはゼリーで作ったようなパチもんくさいお刺身...やっぱし本場モノには敵いません!