お気に入りのルアーです

 

2000年9月3日  滋賀県琵琶湖

天候 晴れて降ってまた晴れて
支出金額 5,000円(高速代、ガソリン代、食事代、おやつ代)
走行距離 約400km(発着:尼崎市)
参加者

会長、副会長、ワカ様、ともち、ユミちゃん、みーちゃん、ぽんた君、タイセー君、たけぼん君、きよっち君、管理人

 

 

AM8:00

 今月は、気が付いたら三十路にリーチがかかった私こと管理人。先月の酷暑ツーリング時では「もう走るのいやじゃー! 来月は天王寺のスパワールドまでツーリングして現地解散じゃー!」などとわめいていたが、いきなり気が変わって琵琶湖ツーリングとなった。決定理由は奥琵琶湖にて草餅を食べたいと言う単純な動機からだった。

 

 先月とは打って変わって涼やかな朝、名神高速・吹田SAにて集合。今回は珍しい事に全員が遅刻することなく集合した。まとまりが良すぎて不気味にすら感じる。

 当クラブは「エトセトラ時間」と言うのが暗黙の内に存在していて、集合時間後20分ぐらいまでの遅刻なら「まあ、しゃあないなあ」で済んでしまうのである。寛容と言えば聞こえは良いが、結局はルーズ。しかし新規メンバー(ユミちゃん・みーちゃん・ぽんた君・タイセー君)が増えてから少し締まったようだ。まあ長くは続かないだろうが。

 

 

AM8:30

 吹田SAを出て第2集合場所の桂川SAへ。途中の天王山トンネルでは左右に別れての自由走行。名神ではこれが結構楽しみである。桂川にてユミちゃんと合流。彼女は「みんな時間どおりに集合したんやねえ」と変な感心をしていた。

 

 ここで本日のスケジュールを皆に説明。奥琵琶湖〜今津〜小浜〜名田庄...と説明していると、某男性メンバー(実名を記すると家庭不和が生じる危険性があるので匿名)から、「えー、雄琴は行けへんのー?」との質問が挙がった。そして某男性メンバーその2が「雄琴にゃちょっと時間早いやろ、帰りしなやね」との返答。

 

 私は目的地を琵琶湖とした際、必ずこの地名が出てくるだろうと予想していた。やはり間違ってはいなかった。男性陣諸兄、そんなに行きたいなら軍資金をたっぷりと用意して単独で好きなだけ勝手に行ってこい。

(管理人注記:雄琴とは大津市にある「雄琴温泉」を指す。どちらかと言うと温泉街としてよりも歓楽街(風俗街?)として有名。つまりはソープだのファッションへルス等のいかがわし〜ぃ店舗が軒を連ねる、男性陣の夢の街であるのだ。)

 

 

AM9:00

 雄琴うんぬんを無視して桂川SAを出発。適度に流れる名神を北上して京都東インターへ。ここから西大津バイパスを経由して湖西道路へ。大津の渋滞を回避するためとは言え、これらの通行料は少々痛かった。(湖西道路全線で確か1,500円ほど。空いてるけどたまに覆面パトが潜んでいる)

 湖西道路では琵琶湖を右手に眺めながらの走行。少々アップダウンはあるもののほとんどまっすぐな道なので風景を楽しみながら走るには程よいところかと思う。この日は空が曇っていて風も出ていたので、涼しいのを通り越して寒いほどだった。昨日までの残暑はどこへ行ったのか。厚さ対策に準備していた冷えピタシートが無駄になってしまった。

 

 

AM10:00

マキノの並木道 湖北道路の終点・志賀駅口からはR161を北上。交通量はたいした事はなかったが、トラックが多いのが辛かった。チドリになったまま高島バイパスを抜け、途中からマキノ高原へ向かった。マキノスキー場の手前には延々と続くキレイな並木道があった。背の高いメタセコイアが規則正しく道路を縁取る。テレビCMの舞台として使えそうな道だった。私達もここでしばし記念撮影。

 

 副会長は以前、早朝からここでビデオカメラをセットして、自分の走行シーンを撮影して悦に入ると言う奇妙な事をしていた。故に、古参メンバーの中ではこの道は「副会長のプロモーションビデオ???撮影現場」と言うことになっている。

 

 

 

 

AM11:00

 マキノから湖岸へ戻り、しばらくの間湖岸線を走りつづけた。緩やかなワインディングが続くが、平坦な道なので怯えることなく走れた。この頃から雲が切れ始めて快晴となってきた。湖上を望むと澄んだ水にフローターを浮かべるバサー達がちらほらといた。湖北のブラックバスはグリーンのキレイな鱗をしている。釣り竿を持ってくるべきだったかと少し後悔した。(この周辺道路、空いている時はやたらとネズミ捕りが隠れているようだ。しかもバイクだけを執拗に付け狙う役人さんもいるらしいので、飛ばすときはくれぐれも御注意を)

 

 ゆったりとしたペースで走行して、本日の目的地「竹庵」に到着。(つづら尾展望台入り口のちょっと西側のドライブイン内)。ここにて売っている「かぐや餅」は私の大好物で、琵琶湖に釣りに来る度、遠回りでも必ず立ち寄って買ってしまう。

柔らかく香りのよい草餅の中に、甘さ控えめの粒あんがたっぷり入った素朴な和菓子。若手男性陣にはさほどうけなかったが、女性陣と30才超の男性陣には大うけだった。

(一箱8個入り800円。店のおばちゃんに言えば1個単位でバラ売りもしてくれる。以前は「あんこ抜きちょうだい」と言えばしてくれていたのに、今回は作ってくれなかった。)

  奥琵琶湖にて

のんびりとおやつを済ませてから、奥琵琶湖パークウェイを経由してつづら尾展望台へ。

このパークウェイを上っていくのがなかなかの冷や汗ものだった。勾配と深いカーブはまだ何とかなるが、車道まで押し寄せる枯れ葉の山や、カーブど真ん中にフェンス(工事現場に置いてるオレンジ色のやつ)が鎮座していたり...へたっぴが調子に乗って走ると、間違いなくコケれそうなとこだったので、私は迷うことなくスピードを落とした。

10分ほど山登りをして展望台に到着。風が強いせいか雲が程良く流されていて、湖北は晴れ渡った景色となっていた。眼下の湖面には竹生島がゆったりと浮いている。ベンチで休んでいると秋らしい涼しい風が吹いてくる。1時間ほど昼寝をしたい気分になった。

 

PM12:30

昼ごはんポイントを探すため、再出発。さあ行きましょかとばかりに駐車場を出たところで予想し得なかったアクシデント発生。きよっち君がたけぼん君にオカマを掘ってしまったのだ...と記すと何やら怪しい文章になってしまうが、要はシャドーが前走のGSXに突っ込んでしまったのである。どうも、出口で横から飛び出してきた他のバイクに二人とも気を取られてしまっていたようだ。

駐車場出口と言うことで、スピードはほとんど出ていなかったのが幸いだった。突っ込まれたたけぼん君はでっかい体に物言わせて(^-^;)何とか転倒回避したが、きよっち君はバランスを崩して転倒後3メートルほどスライディング。私はきよっち君のすぐ後に付いていたのだが、何が起こったのか瞬時には理解できなかった。まるでコマ落としのスライド写真でも見ているようだった。

大急ぎで皆で転んだシャドーを起こして点検、ついでにきよっち君も点検、GSXも点検。きよっち君は半袖のTシャツを着ていたので左腕に広範囲の深い擦り傷、シャドーはタンクに軽い擦り傷、GSXはマフラーが曲がってしまっていた。こんな時はバイクもさることながら、負傷者の応急処置が最優先、みーちゃんが持っていた爽健美茶で傷を洗いバンダナで止血と言う手荒な治療を施した。

負傷者&バイク2台は運転には支障がなかったのでとりあえず再出発。他人の転倒を目前で見た私はかなりビビってしまっていたようだ。下りのカーブに入るたび「スローイン、ファーストアウト...」とブツブツつぶやきながらへっぴり腰になっていた。

しばらく走って先発のメンバーと合流。皆が心配する中、きよっち君は「まあ、男やから傷の一つくらいどうってことないっす」と申し訳なさそうに笑っていた。しかし男の子とはいえ、傷物になるとおムコに行けなくなってしまうじゃないか。

 

PM1:00

R303を戻り、今津から小浜へ向かった。R303沿いの「天平」なるラーメン屋にて停車。途中のコンビニで購入しておいたマキロンを取りだしてきよっち君の左腕を再度消毒。よくよく見てみると傷は結構深く、2カ所ほどえぐれていた。メンバーは全員そろって怖いモノ見たさの野次馬根性大発揮、「うわー、えぐー、痛そー」と嬉しそうにわめき、副会長とたけぼん君は記念撮影までする始末。痛みに耐える負傷者はそっちのけだった。

 

ここのラーメン屋で食事を済ませ(味噌ラーメンが具沢山で値段の割には美味しかった。確か650円だったはず)、小浜に向かって再出発。今回は高速料金で贅沢しているのでお昼はチープにした。

お腹を満たした後は、R27を小浜へ向かいR162を通過。このころから小雨が降りだしたり止んだりの繰り返し。しかも産業道路なせいか、やたらめったらトラックが多い。雨に濡れた上あの真っ黒な排ガスを吸わされるのはホントに辛い、鼻毛が伸びそうだ。

余談だが、運輸省はバイクの排ガス規制より先に、トラックの排ガス規制強化を優先させるべきではないのだろうか? 排ガス公害の観点から見たらバイクよりもトラックの方が影響が大きいかと思えるが。(おかげで2ストのバイクが消えてしまう...無念。)

 

 

PM3:00

 R162。・周山街道を南下、ようやくトラック渋滞と雨雲から開放された。小浜の街を離れるにつれ、徐々に山が深くなってきた。見通しの良い道をしばらく走り続け、道の駅名田庄にて休憩。今回は結構距離を走っているせいか、全体的に疲れが出てきているようだった。誰も食い漁り買い漁りに走らない。

名田庄を出発して、美山を経由し日吉ダムへ向かった。奥琵琶湖依頼、ずいぶんと距離を走っている。私のSHERPAはシートがまな板みたいに堅いので、長時間座りっぱなしだと腰とお尻がかなり辛い。そのうち「痔主」にでもなってしまいそうだ。

 

美山界隈は藁葺き屋根の民家と山間の田園風景が続き比較的ハイペースで走れるコースだが、ワインディングが緩やかで勾配差がほとんどないので、のんびり派にはうってつけ、コーナリング好き派には少々退屈な所かも知れない。

 お決まりのごとく、道に迷いつつも日吉温泉に到着。しかしこの時点で17時前。温泉で疲れを取ってから帰りたかったのだが、明日はみな会社、しかも今回は軽症とは言え怪我人も出ていたので、とっとと帰る事にした。

 この時点で兵庫県〜大阪府〜京都府〜滋賀県〜福井県と二府三県を走破。ウチの日帰り観光にしては良く走ったと思う。

 

 

PM5:30

 日が傾くなか、混み始めた道をだらだらと川西方面へ進行。カーブのきつい(でも交通量はそこそこ多い)野間峠をゆっくりとパスして、R423に突入。阪神高速木部ICの手前にて最後の全員集合。

 

 群れたメンバーを見ると、みな雑談に花を咲かせている。これでバイクがなかったらどこぞの会社の慰安会か、町内会の寄り合いのように見えてしまう。年齢差が開いてきた分、町内会的雰囲気がますます強まったようだ。会長を始めとして、青年部までできた状態。ツーリングクラブとしては一風変わった物かもしれないが、これもまたおもしろいと勝手に納得した。

 30分ほど雑談をして、ここからそれぞれ解散。道を別れるたびにバイバイと手を振り合うのが、なんとなく嬉しい夕暮れとなった。