(2003/08/04) ぶっちゃけた話、『トリビアの泉』で採用されているネタは市販の雑学本やら情報系番組なんかで既に扱われているモノが多いわけで。ってことで、このコーナーでは ‘『トリビアの泉』で採用されたネタは、以前にどんな本や番組でネタになっていたのか?’ ってのを分析しつつ、「どの雑学本からネタをパクれば採用される可能性が高いのか?」「『トリビアの泉』に投稿するために、毎週チェックすべき番組は何か?」といった点を分析していこうと思います。 なお、このページの中の黄色い字のネタは『トリビアの泉』の番組中で実際に使われたトリビア、青い字のネタは『トリビアの泉』放映以前に、書籍・番組などで取り上げられていたトリビアです。 『トリビアの泉』のスーパーバイザー・唐沢俊一さんの著書(単行本は大和書房より、文庫版は筑摩書房より刊行)。 続編の「トンデモ一行知識の逆襲」ともども、『トリビアの泉』最大のネタ元としてあまりにも有名なこの本。なにしろ、深夜番組版『トリビアの泉』の第1回では ・小便少女もいる ・ブリュッセルには小便少女もいる(『一行知識の逆襲』) ・ジャイアント馬場の足は16文なかった ・ジャイアント馬場の足は本当は十五文しかなかった(『一行知識の世界』) ・国立競技場には女性用立ち小便器がある ・国立競技場には二十年以上も使われていない“開かずのトイレ”があり、その中には東京オリンピックのときにつくられた「女性用立ち小便器」が現存している。外国女子選手のために造ったものらしい(『一行知識の世界』) ・美川憲一と美輪明宏は同じ誕生日である ・美輪明宏と美川憲一は同じ誕生日(五月十五日)である(『一行知識の世界』) ・忠犬ハチ公は今ハク製になっている ・忠犬ハチ公は上野の博物館ではく製になっている(『一行知識の逆襲』) などと、オンエアされた7つのネタ中5つものネタが、第2回でも ・JR目黒駅は目黒区にない、品川駅は品川区にない ・JR目黒駅は品川区、品川駅は港区にある(『一行知識の世界』) ・国宝十一面観音立像の11の顔のうち1つだけ大爆笑している ・十一面観音立の11の顔のうち、頭の後ろにあるひとつは大笑いしている(『一行知識の世界』) と2つのネタが、このシリーズから採用されていたのですよね。ま、「最初の収録の時点では視聴者からのネタがあまり集まっていなかったでしょうから、スーパーバイザーの唐沢さんからネタを集めて番組を作った」ってな感じだったんだろうな〜、とか推測されるので、番組初期にこの本からのネタが連発なのは、ある意味納得なのですが。 『トンデモ一行知識の世界』『トンデモ一行知識の逆襲』からはその後も ・アメリカにはホワイトハウスがあるが、アルゼンチンにはピンクハウスがある ・アメリカにはホワイトハウスが、アルゼンチンにはピンクハウスがある(『一行知識の逆襲』) ・宝塚歌劇団の第一回公演は「桃太郎」だった ・宝塚少女歌劇団の第一回公演は『桃太郎』を原作にした『ドンブラコ』だった(『一行知識の世界』) ・「ブルセラ菌」という菌がいる ・人・家畜に共通する伝染病に「ブルセラ症」というものがある(『一行知識の逆襲』) ・「シンデレラ」の邦題は「おしん物語」だった ・「シンデレラ」が初めて邦訳されたときの題は「おしん物語」。訳者は坪内逍遥(『一行知識の逆襲』) ・昭和33年3月3日に生まれた人は平成3年3月3日に33才になった ・昭和33年3月3日に生まれた人は平成3年3月3日に33才になった(『一行知識の逆襲』) ・パソコンのマウスの移動距離の単位は「ミッキー」である ・パソコンについているマウスの移動距離の単位を「ミッキー」という(『一行知識の世界』) ・広辞苑では「大穴」の前に「大当たり」が載っている ・広辞苑には、「大当たり」と「大穴」が続けて載っている(『一行知識の逆襲』) と大量に採用され続け、その勢いは ・コアラの赤ちゃんはお母さんのウンチを食べて育つ ・コアラの離乳食は母親の肛門から垂れるユーカリの樹液である(『一行知識の世界』) ・東京タワーは戦車で出来ている ・東京タワーの材料には、朝鮮戦争で使われなくなった戦車も使われた(『一行知識の逆襲』) などと、ゴールデン昇格後も衰えない始末。 この状況、 『トンデモ本の世界』の著者と『トリビアの泉』のスーパーバイザーは同一人物。だから、『トンデモ本の世界』に採用されているネタは『トリビアの泉』でも採用されやすい と判断するべきなのか、 『トリビアの泉』は、視聴者からのネタでは足りない分のネタをスーパーバイザーの唐沢氏から提供してもらっている。だから、唐沢氏の著作からネタをパクってもムダ(当然、被っているネタの投稿者は放送作家の偽名) と判断すべきかは微妙なところなのですが……ま、どうせ投稿する分にはタダなんで、思う存分、パクってみるのが吉なのでは?他の雑学本と比べると、面白いネタも多いですしね。 ただ、この2冊はガセネタが多いのに注意する必要があるでしょうね。唐沢氏自身、『トンデモ一行知識の世界』の中で「面白さ優先、真偽は二の次」みたいなことを書いているので、間違ったネタが多いのは仕方が無いかもしれませんが……。でも、 ・「君が代」には2番がある とか、ちょっと調べれば、今の「君が代」とは別物ってことが分かりそうなものだけどなぁ。 番組で実際に採用されたネタでも ・ジャイアント馬場の足は本当は十五文しかなかった ってのは、検証VTRで「実際には14文ちょい」って結論になってましたね。他にもヤバげなネタは多いので、パクって投稿する前にはgoogleでチェックすることを忘れずに、とか、そんな気分です。 *『トンデモ一行知識の逆襲』は持っていないので、立ち読みでチェックして文章を暗記してきました。よって、実際に本に収録されているものとは文章が異なっている可能性が大過ぎる気がする今日この頃です。 ラジオ番組『伊集院光・深夜のバカ力』において、1999年1月から2001年1月までオンエアされていた雑学系コーナー。「蘊蓄界のプリンス」有田哲平(くりぃむしちゅう)が蘊蓄に目覚めるきっかけとなるなど、当時の青少年のごく一部に雑学ブームを巻き起こしまくった伝説のコーナー……らしいです(聞いたことないから、よく知らないのよね)。 で、このコーナーで扱われたネタはこちらのページに再録されております。この中から、『トリビアの泉』で採用されているネタと被っているものを抜き出してみると…… ・犬のペニスには骨がある ・ほ乳類の動物のほとんどは、人間と違ってオチンチンに骨がある。オスのセイウチは、骨入りオチンチンを武器代わりに使ってオットセイを襲うほど。(第215回) ・似顔絵で有名な漫画家針すなおは合気道7段である ・似顔絵漫画家の針すなおさんは、合気道七段。『クイズ日本人の質問』のトップ賞にケチを付けてばかりいると、鉄拳が飛ぶかもしれないぞ。(第207回) ・タモリとみのもんたは同じ誕生日である ・日本のお昼の顔、みのもんたとタモリは誕生日が同じなのです。(第201回) ・キリンビールの麒麟の絵には「キ」「リ」「ン」の文字が隠されている ・キリンビールのラベルや缶に描かれている、麒麟。あの模様の中には、カタカナの『キ』と『リ』と『ン』がまぎれている。夏休み、玉袋をいじるくらいしか予定のない大学生諸君、暇つぶしに探してみてはいかが?(第199回) ・何をしても死なない虫がいる ・コケの中に生息する、体調0.1ミリほどの虫クマムシは1000度もの高温の中に置いたり、凍らせたり、真空中に放置したり、強い放射線を浴びせたりしても、水をかければ数分で動き出すという非常に生命力の強い虫だが、指で潰すと簡単に死ぬ。(第191回) ・海上自衛隊は金曜日に必ずカレーライスを食べる ・私の入手した情報によれば、海上自衛隊の船の乗組員の金曜日の夕食は、決まってカレーライスなのだという。これは別に、彼らがカレー大好きだからという理由ではなく、長い航海で麻痺しがちな曜日感覚を補うためらしい。(第182回) ・警視庁のマスコット ピーポくんには同業者がいる ・警視庁のマスコット・ピーポくんは有名ですが、他の各都道府県の警察にもマスコットがあることを御存知でしょうか? 大阪府にはフーくんとケーちゃん、愛知県には木の葉警部、長野県にはライポくん、福井県にはリューピーくん、滋賀県にはケイタくん、愛媛県には名産のいよかんにちなんだ、いよまもるくんというマスコットがあるのです。(第177回) ・「PUMA」の創始者と「adidas」の創始者は兄弟である ・ライバル関係にあるスポーツ用品メーカーのアディダス社とプーマ社だが、それぞれ創業者はアドルフ・ダスラーとルドルフ・ダスラーというドイツ人の兄弟である。(第173回) ・チンパンジーの交尾は短い ・交尾をするのに最も時間がかかると言われている動物はガラガラヘビで、その平均時間は22時間55分である。ちなみに最も短いのはチンパンジーで、10秒から15秒で行為を終える。(第172回) といった感じ。けっこう被っていますね〜。 もっとも、この番組で採用されているのは「ただでさえ雑学に詳しい伊集院さんが」「ラジオ番組として放送しても十分に面白いと判断した」という、2つの関門を突破したネタばかり。そこら辺の雑学本のネタとは比較にならないほどの競争率を突破して人目に触れることとなったネタだけに、同じく競争率が激しい『トリビアの泉』でも通用するモノが多いのでしょう。 試しに、ちょっとこのページからパクってみただけでも ・小学館文庫のカバーの裏には、肉眼では見えない大きさの字で宮沢賢治の詩が書かれている。 ・電柱の中身は空洞 ・長嶋茂雄・一茂親子の両方と公式戦で対戦した投手がいる ・アリジゴクは、地上ではアリより弱い ・くしゃみの時に出るつばはメチャクチャ早い ・オスのコアラのペニスは大きい ・金魚にもニキビはできる などなど、検証VTRが作れそうなネタがゴロゴロしていますよね。 なお、このページからネタをパクる際にも、『トンデモ一行知識の世界』からパクる時同様に「明らかに間違っているネタが混ざっている」点に注意をする必要はあるでしょう(あ、ちなみに、上で試しにパクって作ってみたネタの中にも怪しいのはあるかも)。『虎ノ門(テレビ朝日系)』の「蘊蓄王」では、 ・日本に自動車が入ってきた明治中期から後期には白い車しかなかったために、下半分を黒く塗ることで他の車両と区別したのがパトカーの色のルーツ。(第172回) というネタに関し、山田吾郎から「これは間違い。この番組のおかげで、こういった間違った知識が世に定着してしまった」とツッコミを入れられていたのはご覧になった方も多いのでは? 他にも、 ・海岸に積まれている、波の力を吸収するブロック、テトラポッド。1個100万円もするので、いたずらで壊すなよ。(第188回) というネタ。これ、ちょっと検索してみれば100万円するのは超大型のモノだけで、通常のモノは15万円くらいってことが分かりますよね。あるいは、 ・ニュージーランドにはびっくりすると光るミミズがいるぞ。。(第172回) ってのも、検索すれば「日本にも光るミミズはいる」「っていうか、ニュージーランドにいるのは「光るミミズ」という意味の学名をもつツチボタル(?)」などと、ちょっと違う感じになったりするのです。 ・「豚に真珠」はキリストの言葉である ・花火の「玉屋」は店の花火で江戸の町を焼きつぶれた はそれぞれ、、第11・14回の東京ドーム・国内一次予選・○×クイズに ・花火で知られる玉屋は、火事でつぶれた ・「豚に真珠はイエス・キリスト」の言葉である? という形で出題されていますね。ウルトラクイズじゃなかったかもしれないけど、 ・入れ歯は昔木で出来ていた ってのも、どこかで ・日本最初の入れ歯の材料は? という形の三択クイズで見た覚えがあるよ。 ま、『アメリカ横断ウルトラクイズ 虎の巻』などのクイズ番組本に載っている問題は、一応、テレビ放映の際にツッコミを入れられないようにキチンと裏を取っているはずなので、他の雑学本に比べると間違ったネタが含まれている可能性が低いです。その点ではオススメなのですが……難点は、意外性のあるネタが少ないことかな? |