「Z計画」−1939年1月29日に決定されたドイツ海軍の大建鑑計画によれば
1947年の時点でドイツ海軍は
- 戦艦 10隻
- 装甲鑑 3隻
- 巡洋戦艦 12隻
- 空母 8隻
- 重巡 5隻
- 軽巡 60隻
- 駆逐艦 70隻
- 水雷艇 78隻
- 潜水艦 249隻 (内渡洋型162隻)
という大艦隊を保有している筈でした。
この計画が実現しなかったのは、1945年まではない筈だった対英戦争が1939年に勃発するという不測の事態が発生したためでした。
予定より6年も早く、戦争に突入した結果、1939年9月時点のドイツ海軍の戦力は
- 戦艦 4隻( 40%)
- うち、2隻は第一次世界大戦以前に建造された旧式鑑で実戦には使えない、新造の戦艦は、慣熟訓練中で戦えない上、主砲が28センチしかなく、正面きってイギリスの戦艦と戦うことはできない。
- 装甲鑑 3隻(100%)
- 巡洋戦艦 0隻 ( 0%)
- 空母 0隻 ( 0%)
- 重巡 2隻 ( 40%) うち、1隻は就役試験中で戦えない。
- 軽巡 6隻 ( 10%)
- 駆逐艦 21隻 ( 30%) うち使用可能は17隻
- 水雷艇 11隻 ( 14%) うち使用可能は10隻
- 潜水艦 57隻 ( 23%) うち使用可能は45隻
という、悲惨極まりない状態でした。
このような状況で、対英戦争に突入した関係で、戦力に差がありすぎて、正面切って強大なイギリス海軍と戦うことの出来ないドイツ海軍に残された選択肢は、通商破壊戦だけでした。
潜水艦による通商破壊戦もやむを得ずなされた結果であり、当初から計画されていた訳ではありません。
(「呪われた海 ドイツ海軍戦闘記録」カーユス・ベッカー フジ出版 P16,P350〜356)
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