リットン報告付属書の「研究第四號 一九三一年九月一八日以前及以後に於ける滿洲の財政に關する覺書」によれば、

 「弗に依る総額は相當廣き差隔を示し居るも、各表に於ける總支出に對する割合に關しては緊密なる相似を示す。即ち第一表に於ては七三・四パーセント、第二表に於ては七七・七パーセントにして、第四表に於ては八三・八パーセントなり。右数字中何れが實際と最も近きやを確むることは不可能なり」

 としており、「軍事費」が「国家予算の八五パーセントに上ってゐたことはリットン報告書も承認」していたというのは事実ではありません。


 但し、同書において、「軍事費の過重に對する一般的不平が理由あるもの」とはしております。

  「リットン報告付属書」(國際連盟協會 P三二七)


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