「戦争論」小林よしのり 幻冬社


 第1章 平和をサービスと思う個人

 「平和の反対は…戦争?違う。「平和」という(状態)の反対は…「混乱」という(状態)、では戦争の反対は?「戦争」という(手段)の反対は…「話し合い」という手段
(中略)
 〔オウムは〕宣戦布告もなく、話し合いが続いている途中で、もうわしを殺しに来ていた。
 地下鉄サリン事件からは、わしのほうもはっきりこれは「戦争」だと意識していた。
 オウムは日本国に戦争を仕掛けるつもりだったのかもしれないが、日本国としては、あれは「戦争」ではなかったという認識だろう。
 国としては「混乱」という(状態)だった。一時的に秩序が乱れたのである。
 そう平和とは「秩序」のことに他ならない。
 オウムの頃、日本は「混乱」していた、わしは「戦争」していた。
 P11〜P14
(句読点は引用者が補った。また〔 〕内も引用者が補った。以下全て同様)


今の日本に祖国のために死ねる者などいない
 P18


 第2章 空気に逆らえぬだけの個のない論調

当時〔1920年代〜1930年代〕のアジア人は白人に勝てるなどと夢にも思っていなかった、すっかり屈服して奴隷状態だった。
 P31、また、これに関連して、

〔当時のアジア人は〕白人に反抗して勝てるなどとは夢にも思わないほど、骨抜きになっていたのだ。
 P145




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