祭りの夜の夢

 

 

死ととなりあわせてぼくは生きている。

祭りの日は、いつくるのだろう。

生きるということは……。

祭りを探し、夜をさまよう。

闇の中に囁く声をたよりに。

森の奥、燃え盛る紅蓮の炎をとりかこみ、小鬼たちが踊っている。

祭りの夜に、ぼく自身がつかの間の快楽を味わえるなら。

本当の快楽を味わえるなら。

その瞬間に、死んでしまいたい。