麻雀の殿堂(88×31)
麻雀の殿堂
MANNER

   
マナーはゲームをスムーズに行う為の行為です。
(配牌(ハイパイ)が終わるまで)
牌山を少し向かい側に押し出す
全自動卓で牌が卓上にきたら、 スグに自分の前の牌山を前方に出します。
対面(トイメン=向かい側)の人が牌を取りやすくするためです。
あまり前に出し過ぎると河(ホウ=捨て牌を置く場所)が狭くなりますので注意が必要です。

牌山を出す時には右側をやや前方に
少し斜めにしておくと、 局が進行した時に牌山の残りが見やすくなります。

親は自分で配牌を取り始める
サイコロの目が決まったら、 親は自分で最初の四枚を取り始めます。
牌山の前の人が取り始め位置を開けてくれないからといって、強要してはいけません。

嶺上牌をあらかじめ落としておく
ゲームの途中で嶺上牌(リンシャンハイ)がころげ落ちるのを防ぐために、 前もって横に落としておきます。
これは、その牌の手前にいる人が行います、ドラの表示牌をめくる前に落としておくと良いです。
局が進行してカンが二つ起こった場合にも、 同様に次の嶺上牌を落とします。

スグにドラの表示牌をめくる
サイコロの目が出たら、 上述の「嶺上牌を落と」したスグ後にめくります、これはその牌の手前にいる人が行います。
なるべく早くドラの表示牌を表向けるようにしましょう、他の三人も、 まずドラを確認するようにしましょう。

順番どうりに配牌を取ってくる
上家(カミチャ=自分の左手にいる人)より先に、 配牌を取ってはいけません。
配牌を取る時だけでなく、 常に順番に従います。

親は北家の配牌が完了した後に第一打を行う
親は全員の配牌が完了しているのを確認して、 最初の捨て牌を行います。
まだ北家が、 最後の十三枚目を持ってこないうちに、 牌を捨ててはいけません。

(摸打(モーター)もスムースに)
片手しか使わない
配牌が完了してから誰かがアガルまで、 もしくは流局(リュウキョク)するまでの間は、片手しか使ってはいけません。
使わない方の手は卓上に出してはいけません。
 ・両手を使ってよいのは、最初に牌山を向こう側に押し出す時
 ・配牌を取ってくる時・理牌(リーパイ=手牌を順序どうりに並び替える)する時
 ・聴牌(テンパイ)の宣言やアガリの宣言で、手牌を倒す時だけです。

ツモる時と捨てる時以外は利き手を出さない
右手(もしくは左手)は、ツモる時と捨てる時以外には、自分の手牌よりも前に出してはいけません。

捨牌(ステハイ)は六枚切りする
河へ牌を捨てる際には、 六枚で段を変えるようにします、通常は流局になっても、 各自の捨牌は三段で収まります。
ポンやチイがあった場合には三段目が六枚以上になっても四段目に置いてもかまいません。

必要以上に大きな音を立てない
牌を捨てる時やツモ切りする時に、 やたらと強く牌を卓に叩き付けるのはみっともありません。
もちろん、 ツモ和了り(アガリ)した時でも静かにすべきです。
また、 自分の手牌の右側の二枚や三枚を入れ替えて、ガチャガチャと音を立てるのもたいへん見苦しい行為です。

ツモった牌を中に入れる前に捨牌をする
持ってきた牌を手の中に入れてその後に捨てる牌を出すのはよくありません。
ゆっくりと考えても構いませんから、 まず先に捨牌しましょう。

先自摸(サキヅモ)しない
先自摸は厳禁です。 リーチをかけていても同様です、盲牌(モウパイ)してなくても関係ありません。
牌に少しでも指先が触れたら、それは先自摸とみなすのが良いでしょう。
上家がポンやチイをした場合には、彼がその行為を完全に終了した後で、ツモ牌を持ってきます。

牌を捨てたらスグに手を放す
河に牌を置いたらスグに手を放しましょう。 これは他の三人が同時に、 その捨牌を確認できるようにするためです。

手牌は常に立てたままにしておきます
よく、 リーチした後や聴牌した後、 あるいは二つくらいポンをして手牌が少なくなった場合に
自分の手牌をすべて倒す人がいますが、 これは間違いです。

三味線(シャミセン)ひかない
仲間内での楽しい麻雀にはワイワイガヤガヤがつきものですが、不要な言動は慎むべきです。
特に、進行中の局そのものに関する内容の発言はペケです。
ごまかすつもりが無かったとしても、駄目です。
「失敗した〜!」「シマッタ」「ダメだ」これらはすべて三味線です。
言葉でなく、 動作(例えば、チイするフリ/ツモアガリしたフリなど)も最低です。

牌は一枚しか持たない
ツモる時と捨牌する時には、 一枚の牌しか持ってはいけません、二枚をつかんで一枚捨てたりするのはよくありません。

自分の前の牌山が短くなったら中央にずらす
誰もが取りやすくするためです。

必要以上に時間をかけない
四人で楽しむものですから、 一人が、 あまり必要以上に時間を浪費するのはよくありません。
そのためにも無駄口やオーバーアクションや慎みましょう。
初心者のうちに気を付けることは、次の二点です。
(1)自分の番になったらスグにツモ行為に入る  (2)捨てる牌を決めたらサッと河に捨てる

他人の摸打をせかさない
ゆっくりと考えている人をアセラスような言動は慎みましょう。

(発声と牌のさらし方)
全員に聞こえるようにハッキリと正確に発声する
チイ/ポン/カン/リーチ/ロン/ツモ、 すべての発声は、他の三人に聞こえるようにハッキリとした声で行います。
発声のない行為は認められません。

行為の前にまず発声する
例えば、チイをする時に何も言わず上家の捨て牌を黙って持ってきた後で「チイ」という人がいますが、これはいけません。
まず「チイ」と言った後に、 実際の行為を始めます。
特に「リーチ」は、 何にもまして重要です(この件は後でも述べます)。

チイの発声は一呼吸おいた後で行う
上家が牌を捨ててスグに「チイ」と発声するのではなく、 一呼吸置いた後で言うのが良いでしょう。
一呼吸とは、 一秒と少しくらいです。
それとは逆に、 「ポン」や「カン」はスグに行うべきです。
誰かが一呼吸おいた後に「チイ」と言った後で、「ポン」と言ってもそれは無効です。
逆にこのような「ポン」を無効とするルールに慣れておくと、無用なトラブルが防げます。

ポンとチイの牌のさらし方も注意します
上家から鳴いた場合には左の牌を、対面から鳴いた場合には中央の牌を下家からならば右側の牌を横向けます。
カンチャンをチイした場合でも、 河から持ってきた牌は左側に置きます。

暗槓の手順にも注意します
暗槓(アンカン)の手順は次のとうりです。
 1:「カン」と発声する 
 2:四枚の牌全部を表向ける
 3:四枚の両端の二枚を裏返して、卓の右側にセットする
 4:(カンドラを採用しているなら)表示牌の前にいる人が、表示牌をめくる
 5:嶺上牌に手を伸ばす
4の作業は3と同時に行ってもかまいませんが、重要なことは2よりも後で、5よりも前に行うことです。

二度目以降にさらした場合は上の方においていく
一回目のポンやチイやカンは卓の右端の自分よりに置き、
それ以降は前にセットした牌の上側(対面に近い方)に置いていきます。
副露(フーロ=鳴くこと)した牌はなるべく手の内の牌より離しておくべきですので、 左側に置くのではなく上側に置きます。

(リーチをかける)
まず「リーチ!」と発声します
リーチ宣言の手順は次のとうりです。
 1:「リーチ」と発声する
 2:捨牌を出し、横向ける
 3:誰もロンしないのを確認する
 4:リーチ棒を供出する
重要なことは、 牌を捨てる前に「リーチ!」と言うことです。

リーチをかけても特別なことはしない
リーチをかけたからといって、 他人の手や裏ドラを覗く権利はありません。

リーチ棒は千点棒です
千点棒が無い場合には、 自分から積極的に「両替をお願いします」と言い、
最も多くの千点棒を持っている人に両替をしていただきましょう。
両替をしてあげる人は、 自分で最低一本の千点棒を残した上で、 両替してあげましょう。

リーチ後の摸打はスピーディーに行う
リーチ後のツモ牌を毎回、 卓の端に叩きつけるのはみっともよくありません。
アガリ牌や暗槓牌以外は、 すっと河に捨てましょう。

(アガッた時こそマナーを発揮)
アガった時にもまず発声が必要です
「ロン」もしくは「ツモ」という発声をします。すべては発声からです。

ツモ和了りの牌は、手牌の中に入れない
ツモ和了りの牌は、 手牌から少し離れた位置に置いて倒します。
一番良いのは、 ツモった牌を右側に離した位置で表向けて、次に手牌の十三枚を表向けることです。

手牌を倒す前には必ず理牌(リーパイ)しておく
手牌を表向ける前に、 他の人が一目でわかるように理牌しておかなければいけません。
普段から理牌しておけばアガった時にあわてて並べ直す必要はありませんね。
これは流局で聴牌を宣言する時にも必要な行為です。

手牌をすべて表向けた後に、役を発表します
もしリーチをかけている場合には、 手牌を表向けた後で、 裏ドラを他の三人がわかるように見せます。
ひとつも乗ってなくとも見せなければいけません、そして役を宣言します。
役を宣言しなくとも良い、 あるいは宣言すべきでない、 という考えもあります。私は宣言すべきだと思ってます。

点数はアガった人が、自分自身で申告します
「ザンクです」という言い方はよくありません。
「サンゼンキュウヒャクテンです」と正確に申告しましょう。
子でツモ和了りの場合には、 子の点数を先に言って親の点数を言います。
例えば 「ゴヒャクテン、センテンです」や「ニセンテン、ヨンセンテンです」のように申告します。
親でツモ和了りならば点数の後に「オール」や「トーシ」を付けるのも良いでしょう。
もし自分で点数がわからない場合には、わかる人に教えて貰ってもかまいませんが、
その場合でも、 教えていただいた後で自分自身で、 再度はっきりと点数を言いましょう。
『自己申告』というのは、 「自分で好きなように申告してもよい」というのではなく、
自分で申告しなければいけないと言う意味です。

(アガリの後と流局時)
やり取りする本数が少ないように点棒を渡す
半荘が始まって最初に3900点を振り込んだ場合には、5000点棒を渡して 1100点のオツリを貰うようにします。
この方法だと場に出される点棒の本数は三本で済みます。
しかし1000点棒を四本出すとオツリも含めると合計五本が登場することになります。
きっちり支払ってしまうと八本となり、 場に出される点棒の本数が増えれば増えるほどトラブルの元です。
そして、なるべく自分は千点棒を最低一本は確保して点棒のやり取りを行うと良いでしょう。

アガってない時には手牌は倒さない
手牌を表向けることができるのはアガった時と聴牌の宣言をする時だけです。
それ以外では、 常に立てたままにしておきます。
特に、 流局時にノーテンなのに表向けるのは超カッコ悪いです。

聴牌の宣言は親から順にしていきます
もし自分が親の時に流局したら、 誰よりも先に聴牌かノー聴かを表明しましょう。
基本的には、 親から南家/西家/北家の順に宣言していきます。
(これもルールなのかもしれないけど、実際の所は徹底されてないような・・)

流局しても牌山を見ない
裏ドラや嶺上牌や次のツモ牌などを見ても何の得にもなりません。

他人の捨牌やアガリ、放銃を非難しない
半荘の最中や、 会の途中での、 他人の行為を非難するのは、 絶対イケマセン。
感想戦は、 ゲームが完全に終了した後で、 批判/非難が出ないかたちで・・・。
President Room Mahjong
協力 「雀のお宿」・百貫雀さん