characters
個性豊かな登場人物達の紹介


「BLACK OUT」の世界には個性豊かな(というより一癖も二癖もある強烈な)キャラクター達が登場します。
ここではそんな彼等の魅力に迫ってみましょう。

なお、キャラクタープロフィールは全てドラマの時代設定である1999年のものです。


華屋崇一 [KAYA SOICHI]

1966年10月8日生まれ・33歳。 T大学卒業後、母校の講師を務めている。専門は応用物理学。
専門だけにとどまらない彼のハイテクに関する豊富な知識に目をつけたある人物(ここではX氏ということにします)から、警視庁に新設された「科学捜査部」に協力するようオファーを受ける。
華屋は表向きには民間人のボランティアという立場で捜査に参加している。そのため、当然のことながら銃器の携帯などの捜査特権は認められていない。
そんな危険が伴う任務を彼が二つ返事で引き受けた理由は、なによりも警察内の設備を予算を気にせず自由に使えるという条件に飛び付いたせい。
彼は大学内では非常勤の立場で専用の研究室も無いからである。

……というのが基本設定ですが、これらの事はドラマ内では全くといっていいほど語られていません。これは華屋に限らず、「BLACK OUT」に登場する全てにキャラクターに共通します。
しかし、ドラマでたまに垣間見る彼等のバックボーンが後々重要な意味を持つようになっていたりするので気が抜けません。

それにしても華屋というのは魅力的なキャラクターです。基本的には渋いんだけど、どこか常識はずれというか、スプーキーな部分が見え隠れする。しかも本人はそれをまったく自覚せず、全てを大真面目でやっているから、見ている方は面白くて仕方が無い。
いつもテルミンを弾いているとか、いつも医者が持っているような鞄を肌身放さず携帯しているとか(しかもその中から時々、とんでもない物が取り出される)、異常に潔癖性でいつも手を洗っているとか…。

実はこの華屋のキャラクター、担当の監督によって微妙な違いが出ています。
落合監督が描く華屋は基本的にはクールで無気質、あまり遊びの部分が無い。
一方、落合さん以外の監督(特に小野原監督)の表現する華屋はスプーキーでなんかお茶目。人間的な「匂い」が感じられます。
この二つの表現方法が存在する事で、華屋崇一というキャラクターに深みが出ています。
(個人的には落合さんのクールな華屋は格好いいので「フェロモン華屋」、他の監督さんの華屋は「スプーキー華屋」と命名しております)
ドラマを観る時はこの「二人の華屋」の違いを見て楽しむのも楽しいですよ。


椎名桔平 [SHIINA KIPPEI]

華屋崇一役を演じているのは椎名桔平さん。実を言いますと私はテレビの連ドラでしか椎名さんの演技を体験してなかったので、華屋役にはとても新鮮な驚きがありました。「ちょっと不器用な生き方をする好青年」がはまり役というイメージがあったので、正直華屋のようなアクの強いキャラクターがこれほどまでにはまるとは想像してませんでした。
椎名さんってキャラクターの作り込みでこれだけ「遊べる」人なんですね。ちょっとしたしぐさ一つ一つに「華屋」のキャラクターをにじみ出させる演技は素晴らしいです。おかげで私はすっかり椎名さんのファンになってしまいました。


中園祥子 [NAKAZONO SHOKO]

1972年6月15日生まれ・27歳。
科学捜査部唯一の専従捜査官。元々科学警察研究所の所員で犯罪心理学を学ぶためFBIのアカデミーに2年間留学していたキャリア組。今回、科学捜査部が新設されるにあたって現彼女の上司であるX氏から帰国の要請がかかった。

クールビューティー中園です。初期のころは本当に鉄仮面のような無表情・クールさで、おいおいおいと思っていたのですが、シリーズ中盤あたりから徐々にくだけてきて華屋といいコンビになっていきます。
華屋と中園、この二人の非常に微妙な関係を考察するのはなかなか楽しいものです。
最終回で(ピーー)だからそれ以前にあの二人は単なるパートナーを超えた関係になっていなければ不自然なわけですが、いつからそうなったか?を考えながらドラマを観ると…また違った観方が出来ます。
それにしても中園の「顔は笑っているけど目は笑っていない」笑顔は素晴らしいです。マジで怖いです。「SLEEP」で銃を構えた時の笑顔は本当おっかなかったっす。


山本未来 [YAMAMOTO MIRAI]

中園祥子役は山本未来さん。お恥ずかしい話ですが、私は「BLACK OUT」を観るまで、まったく山本さんについては存じ上げませんでした。山本寛斎さんの娘さんだという事すらつい最近知ったくらいで…。
だから、私は山本さんについては何も知りません。皆様の情報をお待ちしてます。
華屋役の椎名桔平とはいいコンビですね。椎名さんはいろんな女優さんと共演してますが、山本さんとのツーショットが一番だと私は思っています。


沖野真由美 [OKINO MAYUMI]

1966年生まれ・33歳。潤館医大法医学の鑑定医。その鑑定の確かな腕を見込まれ、X氏の依頼で科学捜査部に協力している。法医学者の立場から華屋と中園の科学捜査の裏付けをし、多大な貢献をしている。

沖野センセの基本設定はこれだけ。それ以外は文字どおり「見たまんま」なひとです。
死体フェチで、解剖フェチ。変わった髪型で、あの研究室だけが自分の世界の全てであるかのように暮らしている不思議な女性。
いいですよねー、このキャラクター。解剖する時のあの心の底から嬉しそうな笑顔がなんともいえません。
でもたまーに怒ったりするんですよね。そこがちょっと可愛いです。 ちなみにあの奇妙な髪型、実はスキンヘッドにカツラなんだそう。昔、有害な光線を浴びてはげ上がってしまったそうな…。こ、怖過ぎる…。


高島礼子 [TAKASHIMA REIKO]

ドラマでは気の強い女性の役を演じる事が多い高島さんですが、この沖野役はまさに極めつけですね。
厚塗りの化粧に奇妙なマッシュルームカットのルックスは普段の顔とのギャップが有り過ぎてすごいです。しかもそれが似合っているから…。
ビデオのおまけ映像でやっていた「沖野ヘアのつくりかた」ドキュメント(?)には笑ってしまいました。


小林少年 [KOBAYASHI]

1982年生まれ・17歳。下の名前は不明。
小林は華屋からの依頼でアルバイトとして科学捜査部に協力している。
華屋と小林の出会いは半年ほど前、小林が華屋の勤めるT大学のデータベースにハッキングをし、それを華屋が見つけ、追跡(トレース)した時である。
それ以来、華屋は小林の天才的な頭脳に、小林は自分の力量を正しく理解してくれる華屋の「物分かりの良さ」にひかれ、二人は世代を超えた友人関係になっている。

小林君、最初に見た時は女の子だと思ってました…。喋ってみて始めて「え!?男なの!?」って。
見た目が女の子っぽいだけじゃなく、化粧もするし、スカートも履く。エピソード毎に変わる彼の髪型とファッションは必見です。
どうやらあのコンピューター以外何も無いラボみたいな部屋は、彼の家の離れに作られた別連のコンピュータールームのようです。それを考えると彼の家は結構裕福なんでしょうね。
あと、気になるのは17歳の小林君、学校はどうしているのか?ということです。どう見ても高校に通っている気配がない…。いつでもあの部屋にいるしぃ。
もしかして「学校の勉強なんて簡単すぎて馬鹿馬鹿しい」って義務教育が終わったら高校には行かずにすぐに大学修業の資格を楽々と手に入れ、さらに飛び級でもう既に大学卒業してたりして…(有り得そうで怖い)。


大地 [DAICHI]

小林君役の大地君。まさにはまり役、彼以外の人間が小林君を演じる事は不可能です。
元々ティーンズ雑誌「JUNON」のスーパーボーイズ出身のモデル。このドラマが連ドラ初レギュラーでした。他には「金田一少年の事件簿」などにも登場していたようです。
それにしても手足は長いし、スタイルはいいし、男性的なごつごつした所が全然無くて、まるで違う星から来た男の子のようです。
役の中でも小林君はお化粧したりとかスカート履いたりとかしてますが、大地君自身もお化粧や女装を好んでするようです。女装で街なんか歩いちゃったりするんですって。
でも、街歩いていても誰も「男」だなんて気がつかないよねぇ…。



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