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備前焼祭り

毎年10月第3日曜日とその前日の2日前、伊部駅前の備前焼伝統産業会館、 岡山県備前陶芸美術館を中心に催される”焼き物のふる里・備前”を代表するまつりである。 会場は町並みに沿って、 並べられた備前焼の大兼売を目当てに訪れる全国各地からの”備前焼ファン”で埋め尽くされ、 その数は毎年16万人にものぼる。備前焼一色に染まる2日間は、 備前焼愛好者にはたまらなく楽しく、素朴な温もりを味わえる祭りの期間であり、 ぜひ一度は足を運び、掘出物・逸品の数々を自分の目で確かめ手にしてみたい。

備前祭り

毎年8月第1土曜・日曜日の2日間。花火は土曜日の夜、片上湾から打ち上げられ、 夜空と水面を彩る光の輝きが郷愁を誘う。

備前焼とは

備前焼は瀬戸、常滑、丹波、信楽、越前とともに日本を代表する中世六古窯の一つに数えられる。 備前焼の歴史は古く、 古墳時代より須恵器の生産を営んでいた陶工たちが平安時代から鎌倉時代初期にかけて、 より実用的で耐久性を持つ日用雑器の生産を始めたのが誕生の時代といわれている。 備前焼の魅力は飾り気のない素朴さである。茶褐色の肌の風合は、 1280度もの高温で2週間も焚き続けられる窯の中で創造されるものである。

旧閑谷学校講堂

備前藩主池田光政が庶民教育を目的に開いた学校で、藩営としては日本最古の庶民学校である。 閑静な山紫水明のこの地に光政が家臣の津田永忠に命じて建設させたもので、 現在の姿が整ったのは元禄14年(1701)のことである。備前焼の瓦が美しい国宝の講堂をはじめ、 敷地内の建築物のほとんどが重要文化財である。創立以来、儒教精神に基づく教育がなされ、 他藩からの入学者、学者、文人の来遊も相次いだ。明治になってからは、旧制中学、 旧制高校と変遷し、現在は県青少年教育センターがあり、三百有余年の間、 優秀な人材を送り続けている。

備前焼伝統産業会館

備前焼伝統産業会館は瀬戸大橋架橋記念事業として、建設されたものである。 1階は東備広域観光情報センターと喫茶・レストラン、2階は備前焼展示室、 3階には総合研修室と技術研修室を設けている。 総合研修室は一般の方も使用することができるようになっておりますので、 会議、会食などにご利用ください。

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