原爆の効果を正確に測定するためには、原爆投下以前に空襲などによって被

害を被けていないことが条件。「広島や長崎に空襲しないこと」という命令が出ていた。

 つまり、民間人の犠牲者が出ることを承知の上での投下であった。これは国際法違反の戦争犯罪である。また、アメリカの科学者(フランク教授やシラード博士など)の反対を葬り、投下予告もしなかった。

 投下目標は「広島・長崎・小倉・新潟のいずれか」に決まっていた。爆破やその後の様子を確認するために、原爆の投下は目視爆撃で行うように決められていた。