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98/2/22 ホームページ掲載記事/ 梅木 信治 sumeki@t3.rim.or.jp URL http://www.t3.rim.or.jp/~sumeki/

*** 今月のトピックス ***  「年金の話」   ( Update : 98/2/22 )

数々の感動を与えてくれた長野オリンピックもフィナーレを迎えてようやくテレビ桟敷から開放され、いまこの文章を書き始めたところです。今回のテーマは若い人には興味が無いかもしれませんが、いずれは自分の問題になるので参考までに読んで下さい。昨年10月末に退職し、年金や雇用保険の手続きで11月は足が地に付かないまま終わり、師走、正月と過ぎて2月は冬季オリンピックと早くも4ヶ月近くが経過しました。実はもっと早く書く予定でしたが、遅れた理由がもう一つあるのです。
国から支給される老齢厚生年金の決定通知の葉書を社会保険庁からもらったのが2月12日で、退職後100日以上も経過していました。その間に企業年金、雇用保険の請求など私の場合の経過を箇条書きで記すと次のようになります。

*** 年金請求手続きと支給開始までの経過 ***

1. 本社人事部からの説明会が 退職約1年前の 96/11 に行われた。
2. 退職2週間前位に人事担当者から年金請求手続きの資料説明が行われた。
3. 社会保険庁に提出する資料を作成し、退職1週間前に社会保険庁(船橋)に持参した。
4. 企業年金の手続きは人事担当者の説明に従ってスムーズに完了した。
5. 具体的な支給開始時期の説明はあいまいで、疑問を残したまま退職した。

6. 最終月の厚生年金保険の納入に伴う被保険者の脱退時期が1ヶ月遅れになるため、
  社会保険庁扱いの老齢厚生年金(定額部分)の支給が1ヶ月先送りになった。後から説明書を
  良く読めば理解はできたが、実際の連絡は1回目が80日後で、しかも支給額はゼロの通知
  であり、当惑した。2回目の連絡が更に3週間後の約100日後にあり、ようやく決定した。

7. 退職前後に住民税、健康保険料、社会保険料その他前払いの費用など100万円近くの支出
  があり、退職の時期によって金額は異なるが、これは事前に人事部から本人に連絡しておく
  必要があるように感じた。しかも年金支給は2、3ヶ月遅れであり、雇用保険も早くて1ヶ月後
  に2週間分が支給される状況から判断すると、普通預金で更に50−100万円位用意して
  おかないと生活費がショートしてしまう。

8. 雇用保険請求の手続きは、必要な資料が会社から退職してから約1週間後に送られてくるので
  自分で職業安定所(ハローワーク)へ行き、手続きを行う。実際に支給されるのはそれから3週間
  後で、しかも支給額は2週間分である。その後は4週間ごとに失業中であることを認定してもらう
  ためにハローワークへ行き、所定の書類を提出する。日時はあらかじめ指定されるが、最終回
  まで決まるので自分の計画は安心して立てられる。

9. お勧めの参考書 「定年退職前後の手続きと得する利用法」中村敏夫/ナツメ社/\980
  数冊の関連図書を調べたが、これが決定版と言える。人事部門で推薦しても良い位 である。
 退職3ヶ月位前に購入して読むと良いと思う。退職後も役に立つ。

今年の4月からは法律が改正(改悪?)になって雇用保険と老齢厚生年金は同時には支給されなくなるようなので上に述べた状況とは少し異なりますが、基本的には参考になると思います。例によって疑問、質問のある方は遠慮なく連絡して下さい。