フランシスの広場  〜その4


このページは、みなさんからいただいたメッセージを中心に掲載。
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 はじめまして! 競馬はやったことがありませんが、ディック・フランシスの本はぜんぶ読んでいます。
 原書もチョボチョボとためている所ですが、ときどき意訳がありますよね。それについて、今後おうかがいすると思いますが……。
 とりあえずは、最近amazonで購入した「Rat Race」でしたっけ、「混戦」のラストのセリフ。彼が「私と……私と……」と言うと、彼女が「ばかね。決まってるじゃない」と答えますよね。原作では”Will you....will you....” ”You nit. You great nit”となってます(すみません、本が手元にないので、うろ覚えです)
 この「nit」って、辞書で調べてみたら「ノミの卵」ですって(^^)
 「あなたってノミの卵ね」(笑)……ようするに「バカね。大バカね♪」ってとこなんでしょうか???
(さくらさん)99/02/05


 ひさびさにお便りをいただきうれしい限りです。このまま当欄も閉鎖か? と思っていたので、感激です。
 原書の機微は読んだことがないので正直わかりませんが、邦訳を読んでいて、明らかに「日本語」として間違っているというのはちょくちょく目につきます。フランシスのウィットに富んだ表現(といっても原書を読んではいないが)というのは、訳者も訳すのに苦労するだろうなあ、とは思います。
 完全読破のさくらさん、どうぞ今後も原書と邦訳の違いなどをはじめ、フランシスに関してお便りいただければ嬉しいです。
 『混戦』といえば、フランシス作品で最も主人公のその後が気になる、微妙な記述のラストシーンですよねえ。
 ところで、昨年は海の向こうでは、フランシスの新刊(長編)は出ていないのでしょうか? 『騎乗』の解説では、短編集が出たという話ですが……。
 (H.Hagiwara)99/02/06


 「冬の中山競馬場、オケラ街道トボトボと」なんて文章はどんな英訳になるんでしょうね。
 "In the winter of Nakayama, walking down on the mole-cricket street."
とか^_^;;;;
 大きな英英辞典を引いてみたんですが、英語のnitという言葉は、ゴキブリの卵以外にも、noのスラングとかの用法もあるようですが、この場合はnitwitの省略形と考えるのがよさそうです。
 nitfly というのが horce-botfly の別の表現なので、厩用語でウマバエ→くそったれ的な意味でnitが使われてるのかな、とも思いましたが、考えすぎのようでした^_^;;

 「混戦」というと、地図好きの私には、飛行ルートを地図上で追いながら読むという楽しみもありました。「飛越」も同様。
 (もっとも、「飛越」の本拠地フェンランドとかいう飛行場は未だにどこなのかよく判らんのですが^_^;)

(みんなのtakachanさん)99/02/10


 "みんなのtakachan"さんもひさびさに登場です。
 ノミもゴキブリも卵はnitなんですね。ちなみに私の(小さな)辞書には、シラミの卵と出てました。ようするに、そういうタグイの卵のことなんですなあ。
 『混戦』のこの部分、私は、いわゆる日本語でいう「ノミの心臓」と同じニュアンスなのかなあ、と思ったんですが、アハ^^;>。takachanさんご指摘のnitwitは、そのまんま「ばか、まぬけ」(ノミの卵ほどの知恵ということでしょうか)という意味ですなあ。
 (H.Hagiwara)99/02/11


 たまたま検索して見つけました。私もディック・フランシスの小説が好きです。大学生の時に読み始めて、かれこれ15年間つきあっています。一番好きなのは、やはり初めて読んだ「興奮」ですね。ふつう一度読んだ本はあまり読み返さないのですが、フランシスの小説ではこの作品だけ何度か読み返しましたから。
 ところで、皆さんのメッセージを読んで、菊池さんの翻訳が好きだという方が多いようで驚きました。私はあの翻訳が大嫌いで、早川書房の編集者は何を考えているのかと思っていましたから。翻訳は、あくまで学校で習ったような「直訳」ではなく、日本語でなければならないと考えています。年に1冊の発刊を楽しみにしていますが、出だしの数十ページは読みづらくて、内容に引き込まれるまでは非常に苦痛です。また、ワンパターンの翻訳なので、毎回主人公が変わっても、同じ主人公の小説を読んでいるような錯覚も覚えます。よい翻訳であれば、フランシスの人気は何倍にもなるのではないでしょうか。せめて、電話をするときのせりふの「ヘロー」みたいな訳はやめて欲しいと思います。
 それでも、また新作が出ると読んでしまうのです。
(takatoさん)99/02/14


 お便りも来るときには続けて来るもんですなあ。ありがとうございます。
 菊池さんの訳についてあれこれ議論がありますが、好きだという人はあまりいないように思うのですが。数十冊と翻訳をしていて何の進歩もないんですものねえ。多くの人は「下手な訳だけど、意味が分かるから(意訳をされるより、あるいは"超訳"されるより)まあいいか」という程度の肯定だと思いますよ。ただ、どこかにも書きましたが、ありもしない日本語をわざわざ造るのだけはやめてもらいたいと思います。しかもちゃんとした日本語があるのに、造っちゃったりしますから。
 (H.Hagiwara)99/02/14


 初めまして♪  ディック・フランシスの大ファンです。
 かなり前に来日したときには とにかく会いたい一念で講演会の申し込みハガキを5枚も書きました。(もちろん当たりましたよ ニヤリ)
 握手してもらったときは もううれしくて「もう手を洗うのやめよう」なんて子供っぽいことまで 考えたくらいです(笑)
 作品はほとんど読んでます。特に好きなのは「奪回」。1番始めに読んだ本なのでやっぱり1番印象深いですね(笑)。ネゴシエーターという職業を初めて知りました。
 「大穴」のシリーズも好きです。
 競馬はやらないですが オグリキャップとトウカイテイオーが好き。サラブレッドってキレイですよね。
 彼の作品を読むと乗馬がやりたくなりませんか? 乗馬がもっとお手軽にできるスポーツだったらよかったのに(T^T)
 皆様、原文で読むなんて、なんて知的水準の高いHPなんでしょう!
 菊池さんの題のつけ方はちょっと、なんて思っていても、原文で読もうなんて気はさらさらおきません。
 よろしくお願いします♪

管理人様
 こちらの掲示板、Eメールを入れないと送信できないのでしょうか? それですと、投稿者には、しきいが高いのですが(T^T)

(クラコーガールさん)99/04/23


 またまたひさびさにお便りをいただきました。ありがとうございます。
 しきいが高いと言われても、Niftyのプログラムをそのまま使っているのでごかんべんを。そのかわりmail addressは掲載してませんし、知るのは私だけですので……(決して悪用しませんよお)。逆に、mail addressとか、自分のURLを公開したい方は、その旨お知らせいただければ掲載いたします。信頼してチョ。でも、営利目的のメッセージは断固拒否します。なお、PegasusSquare part.2 のゲストブックはaddressなくても書き込みできますので、利用してください(全然記入してもらえなくて困ってますが)。

 G1を初制覇したばかりの福永騎手が最近大怪我しましたが、乗馬も危険といえば危険ですからねえ。とくに初心者はへたな業者のお世話にはならないほうがいいようですよ。最近、私の利用したことのある乗馬クラブのオーナーが、なんと落馬で亡くなっちゃいました(合掌)。そういうもんですから。人間よりでかい生き物を人間の思うように走らせようというんですから。

 いわゆる「競馬シリーズ」の邦題って、菊池さんがつけてるんですかねえ。
 そういえば、『奪回』に出てくるワシントンDCインターナショナルって最近聞かないけど、なくなったんでしたっけ。

 (H.Hagiwara)99/04/25
追記 「Pegasus Street」を新設しました。新たな掲示板です。こちらもご利用を!!


 はじめまして。ディック・フランシス関連のホームページを見つけてうれしく思います。
 フランシスの作品を初めて読んだのは高校生の時でした。父の本棚に並んでいる20作ほ どの文庫本の中から最初に選んだのは『奪回』でした。それからは家にあった全部の作 品をたてつづけに読みました。
 最初に読んだ印象では、『本命』や『興奮』がスリルがあって面白かったです。その後 何回も同じ作品を読んでいると、好きな作品も変わって来ました。今最も好きなのは 『混戦』『奪回』です。両方とも登場人物が好きです。フランシスの作品の登場人物は 男性も女性も魅力的ですね。男性も女性も目標にしたいところが多くあります。
 いつか『ディック・フランシス読本』も参考にして、「フランシス縁の地ツアー」を自 分で計画して行きたいと思っています。
 それではまた・・・
(ぷろとんさん)99/05/12


 ご尊父がフランシスの読者だったんですね。わが息子(3歳)は、私の蔵書を手に取るようになるんだろうか、なあんて思ったりしちゃいます。
 『奪回』を一番はじめに読んだ人がつづきました。特殊な職業の設定で興味深い小説ですし、好きになるのも納得。
 (H.Hagiwara)99/05/15


 私は、やっとこのホームページにたどり着く事ができて、嬉しいです。 ディック・フランシスは、10年位前競馬にはまっていた時に知り、 それからは、全部購入(と言っても文庫)覚えるほど読んでます。 文庫でも高いですよね?
 それにしても、翻訳について批判的な意見が多いのには驚きました。私が馬鹿なのかも しれませんが、菊地さんの翻訳は、いい方だと思います。本は好きなので、よく読みま すが、海外の小説で 読破出来たのは、ディック・フランシスくらいで、はかのものは 2−3ページでいつもやめてしまいます。
 どなたか書かれていましたが、確かに初めは読みやすいとは言えない状況ではありまし たが・・・・
 これも、どなたか書かれていましたが「他の作品とごっちゃになる」というお話。これ は、菊地さんのせいばかりでなく、名前が似ていたり、状況が似ていたりするためだと 思うのですが・・・
 今の訳者で読み慣れた私にとっては、訳者が変わって「やっぱり菊池さんの方がよかった!」なんて事になりそうな気がするのですが・・・
 私の好きなのは、いっぱいありすぎて言えません。 もう一度、読み直して考えます!
 では、また。 ちなみに、競走馬ではレジェンドテイオー、騎手は郷原(父)、南井さんが好きでし た。(全て引退のため、過去形)

 あ!思い出しました。 私が読んで涙が出たのは「転倒」のラストでした。 私の父も酒飲みなので、感情移入したのかも。 それにしても、電話がかかって来てその相手が・・・・ さんざん、緊張して読んだ結末がああいう形だったので とても印象的でした。

(コロさん)99/05/13


 作者の個性を翻訳で出すのはたいへんなことでしょうねえ。一方、翻訳者の癖が作品に出るというのは、いかがなものかと思いますね。いい翻訳だといえるのは、やはり日本語を知っている人が訳すからでしょう。いくら英語がわかる日本人でも、日本語を知らなきゃ、ろくな翻訳にはなりません。こういうことは原著を通読してみないと検証できませんが、明らかに日本語の言い回しではないというのは、結構フランシス作品に目立つような気がします。

 『転倒』はアル中の兄が出てくる小説でしたね。(^_^;>

 (H.Hagiwara)99/05/15


 どーも、はじめまして。あー仕事したくない、って仕事用のはずのPCであっち こっち覗いててやってきました。
 思えば10代でフランシスを読んだのが間違いの始まり……男の人は大人に なればあんなに格好よく、強くなるのだと思い込んで(子供だったんです)、 サンダウン競馬場で結婚式を挙げるのだ、と妙なアイデアは出ても肝心の ダンナがいないままはや××年……
 実際に障害レースを見ていると、現役騎手が主人公の作品の迫力が違う ということをこの数年で発見しました。というわけで好きな作品はBreak In とBoltですかね。先日久しぶりで邦訳を読んでみて、なるほど嫌われるわけ だ、と納得してしまいました。邦訳だけを読んでいたころにはあまり感じな かったのですが、リズムが違う!
 きりがなくなるとコワイので仕事に戻ります。
(獲らぬタヌキさん)99/05/15


 ひょっとして海外からのお便りかしら?(間違ってたらゴメンなさい)
 ちなみに「Break In」は『侵入』、「Bolt」は『連闘』、つまりはキッド・フィールディング・シリーズですね。
 「リズムが違う」という言葉、確かに邦訳だけを読んでいては気づかない言葉です。
 (H.Hagiwara)99/05/16


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