(1962年作品)
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ディック・フランシスの小説第一作である。
物語は、フランシスにとって馴染みの深い障害競馬を背景に展開される。 主人公アラン・ヨーク(24歳)。南ローデシアの父親の会社ベイリー・ヨーク貿易会社のロンドン支店長。アマチュア障害騎手。英国滞在は、友人のアマチュア障害騎手ビル・デイビッドソン少佐の家に起居している。
そのビルが、物語の冒頭、レース中の落馬事故で死亡する。ビルの乗り馬は、優秀な障害馬アドミラル。アランはレースでビルの直後にいて、この落馬の不自然さに疑問を持ち、レース後、ビルが落馬した障害に行ってみる。そこで、針金を発見する。誰が? アランの父の証言:「息子がシャーロック・ホームズの再来というのをご存じなかったのかな? これがイギリスにきた後、詐欺や不正行為の調査をするのに探偵を雇わねばならなかったんですよ。うちの首席書記が言ってますよ、ミスタ・アランは確実に悪人をかぎだす本能を具えている」 ビルの持ち馬だったアドミラルは、ビルの死後、その妻シーラからアランに贈られる。素晴らしく能力を備えた障害馬。ビルの遺児3人の中で最も賢いヘンリイ。そして、アランの恋人ケイト。それぞれが小説を彩り、キーとなる。
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