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京都散策記

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八坂

今日の気温は35度だった。
京都はとにかく暑い。それもからっとした暑さではなく、いつも
じっとりとした、湿気の多い暑さだ。
そんな中、八坂方面へ出かけてきた。このコースは、私が京都案内
を頼まれたときに、連れて行く定番コースでもある。
まずは八坂神社。京都の繁華街、四条河原町から近く、
アクセスが良いこともあって、京都観光に来た人であるなら、
一度は必ず訪れる場所と言ってよいであろう。
876年に円如という僧侶が起こしたのが始まりであるが、
本殿などは、関白藤原基経が建築させた。

各所に平安時代をしのばせる造りが見られる。

この八坂神社から北へ行けば知恩院、東に行けば円山公園
などがあるが、今回は南門から出て、清水方面へと向かって
みる。趣のある町屋のある石畳の上を人力車が走る。
町屋の軒先に垂れ下がるのは「くくり猿」というお守りである
が、これについては後に言及する。
 

しばらく行くと八坂のシンボル、八坂の塔が見えてくる。
正式には法観寺といい、聖徳太子が建立したとの言い伝え
があるが、たびたび焼失し、現在のものは、1440年に
足利義教が再興したものである。
 
 
 
 
 

さて、この八坂の塔のすぐ近くに、少し変わったお堂を見つけ
ることができる。庚申堂である。
先ほど、町屋の軒先に見られたくくり猿が、束になって括り
つけられている。色鮮やかで、なかなか綺麗だ。
この猿を型どったお守りは、災いを代わりに受けてくれる
「身代わり猿」であり、また、背中に願い事を書いてつるすと
願いが叶う「願い猿」でもある。
全国にこのような庚申堂と呼ばれるお堂はたくさんあるが、
京都のものが最古である。

近づいて、見てみれば、恋のお願いから、商売繁盛まで
様々な願いが書かれていた。
 
 
 
 
 
 
 
スポットDATA

八坂神社

阪急「河原町」下車、または京阪「四条」下車、東へ徒歩10分

拝観自由

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