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| 「蚕ノ社」は「かいこのやしろ」と読む。 |
| 京福電車で太秦から1駅だが、歩いても15分程度だ。 |
| 蚕ノ社は正式には木島坐天照御魂神社という長ったらしい |
| 名前が付いているが、通称のほうで親しまれている。 |
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| 前にも少し述べたが、舶来の豪族秦氏が絹織物の神を祭る |
| ために建てた神社で、今も製紙業者の信仰を集めている。 |
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本殿脇には元糺ノ池といわれる小さな池があり、その横には
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珍しい三本の支柱がある鳥居があるので、訪れた際にはこち
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| らのほうも是非見て行ってもらいたい。 |
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さて今度は太秦の方向に駅を4つほど戻り、「車折」へ向か
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います。これもかなり読み方が難しいですが「くるまざき」と読
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みます。もともとここは桜の宮と呼ばれていたのですが、平安
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時代に後嵯峨天皇がちょうどこの桜の宮の前に来られた際、
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お乗りになっていた牛車の前に突き出た棒が折れてしまった
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ため、神のたたりを恐れ、この地に車折神社を建てられること
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となったのです。 |
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ここで有名なのが「御礼の石」で、ここで願掛けをした際に、
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石を持ち帰り、成就した際には再び石を持ってきて奉納する
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ならわしで、拝殿前にはたくさんの願い事が書かれた石が積
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み上げられている
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この神社に祭られているのは平安後期の儒学者清原頼業で
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すが、現在は儒学とは全く関係なく、商売の神様として祭ら
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れています。
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| というのも昔ここに役所があり、役人の目のあるところなので、 |
| 約束を違える者もあるまいというところから売り掛け金回収 |
| のご利益があると言われるようになったようです。 |
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その他にも、東映太秦映画村が近いからか「芸能神社」なる
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ものが敷地内に建てられており、一昔前の役者の方々の名
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前がずらりと書かれていましたが、全くわかりませんでした。
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>>トップページ>>目次>>第11話「東山七条」
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